まとまりやすい髪型を多数の実例と一緒に美容師が解説します

毛量を減らしすぎると髪は広がる
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同じ髪型でもカットの仕方が「まとまりやすさ」に大きく影響してきます。

もちろん、ショートの方でも同じこと。

では、どんなカット方法で「まとまりやすい髪型」を作っていくのか、実際の写真やお客様の例をみながらお話していきましょう。

まとまりやすい髪型とは、どうやって作るのか?

まとまりやすい髪型について解説していきたいと思います。

もちろん重めにカットをすれば、髪の毛は広がりにくくなります。しかし、ただ単に「まとめればいい」というワケではないですよね。

おしゃれに見えてそれぞれの悩みもカバーできるヘアスタイルに仕上げなければ意味がありません。

まとまりやすい髪型、ショート・ボブ編

ショートカットやショートボブの場合には、「いかに頭を小さく見せるのか?」という点が、まとまりやすい髪型を作るうえで重要なポイントになります。

こちらのお客様は、くせ毛があって髪の毛の毛量が多く、さらに髪が硬いことでまとまりにくさを感じていました。

BEFOREは、別の美容院でボブにカットされた状態。

確かに、このような髪質の女性の場合には、美容院で「髪質のせいでまとまりにくい」と相談すると、ボブにされることが多いと思います。

髪の毛を伸ばしても毛量が多いことで、自分では手に負えなくなってしまうんですよね。そして、結局は毎日結んで過ごす方も少なくありません。

ちなみに。

40代以降の女性は、肩上のショートなんかも良いですね。おしゃれで若々しく見えます。

僕の場合は、このように「頭を小さくまとめる髪型」をお勧めしています。

ボブって一見「まとまりやすいスタイル」だと思われがちなんですが、毛先が揃っているからといって「まとまる」とは言えません。

しかも、癖毛の場合は「髪のうねり」が出てしまいます。

そのため、ただ重めに切ってまとまる髪型にしたとしても、美容院に行った翌朝以降には自分で再現できなくなってしまうんですよね。

そして、「なんだか頭が大きく見えてしまう。」「髪型が冴えない」という悪循環に。

こちらも、ほんの少しカットを工夫しただけで頭の形が圧倒的にキレイに見えるようになりました。

ショートやショートボブは、ちょっとしたカットの違いで印象が大きく変わります。

くせ毛・広がる髪をまとまりやすい髪にするには

くせ毛がある人は、カットで毛量を減らしすぎてしまうことで髪が乾燥してパサパサしやすいため、すぐに広がってしまいます。

そのせいで「髪型がまとまらない」と悩む方も多いでしょう。

そのような場合には、重めにカット修正することで改善できます。

すぐにおうちでどうにかしたいという人は補修成分の入ったヘアオイルをつけることで、まとまりはアップしますよ。

まとまらない髪にはヘアオイルを

くせ毛の髪におすすめ、プリュムヘアオイル

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このように、そこまでレイヤーを入れたり梳いているわけでもないのに、ボワっと広がってしまうんですよね。

こちらのお客様は「できるだけ長さを変えたくない」というご希望でしたので、まずはご来店直後の状態にプリュムヘアオイルを軽くつけて整えてみました。

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どうでしょうか?

たったこれだけで、簡単にまとまりやすい髪型になるのです。

まだカットも何もしていません。

僕のところでは、まとまらない髪質の方にはプリュムヘアオイルをお勧めしています。

Before:スタイリング前 After:スタイリング後

美容師が見てきたまとまりにくい髪質とは

髪質がもともといい方なら、何をしても大体はまとまりやすい髪型になります。

しかし、縮毛矯正をかけるほどの「くせ毛」がある女性だとそうはいきません。

すきバサミを使うことが悪いとは思いませんが、ハサミの入れ方によってパサパサして傷んで見えてしまうのは事実ですね。

縮毛矯正をかけた後、さらに髪をすいたとしても「髪がまとまらない」と悩むことになるケースも少なくありません。

その場合には、ヘアオイルをつけた後、プリュムワックスでスタイリングをするのが正解でしょう。

 ヘアセットをしながらヘアケアもできるプリュムワックス

少量でも髪のまとまりと自然なツヤを出すことができるので、くせ毛女性からは特に好評ですよ。

まとまりやすい髪型、ロングヘア編

まとまりやすいヘアカット

こちらのお客様は、ロングヘアに縮毛矯正をかけていますが「くせ毛部分が」が目立つほど伸びています。

そのせいで、髪のまとまりが悪くなってしまっているのがカット前の写真。

カットで、毛量をすいて減らしました。

長さはほとんど変わっていませんが、計算して毛量を少なくしただけでも、ぐんと「まとまりやすい髪型」になっています。

ただしい、「髪をすきすぎてしまった」「すく位置をミスった」と逆にまとまらなくなってしまいます。

すきバサミで毛量を減らすこと=まとまらなくなる、というわけではありません。

毛量を減らしすぎると髪は広がる

このように、計算して毛量調整をすることで重さを残しつつ、まとまる髪型になります。

こちらのお客様も、カットとヘアカラーしかしていません。

「髪の毛を伸ばしたいから、できるだけ長さを変えたくない」とのことでしたが、BEFOREの毛先はスカスカになってしまっていたため、まとまりやすくカットをしました。

ヘアカラーはツヤを強調しやすい色をセレクトして、プリュムヘアオイルをつけてドライヤーで乾かしただけ!

毛先まで美しく、まとまりのあるスタイルに仕上がっていますよね。

「まとまりにくい髪」って何が原因なの?

まとまりにくい髪になっている原因は、主にパーマの失敗や縮毛矯正による髪の傷みです。

これは、美容院の施術ミスともいえるでしょう。

本来であれば、傷んだ髪にパーマや縮毛矯正をかけるのはNG。

しかし、トリートメントやヘアオイルのシリコーンが髪をコーティングしている場合、美容師が「傷み具合」を正確に見極められないことも。

そのため、施術を受ける際には十分注意をする必要があります。

髪の毛は死滅細胞なので、縮毛矯正やパーマ、カラーなどの施術を行えば行うほど確実にダメージが蓄積していくんです。

これは現実に起きていることです。

美容師だけでなく、お客様側であるあなたも頭の片隅に入れておくべきなんですね。

どんなに「髪が傷まない縮毛矯正ですよ」とか「やればやるほど髪が綺麗になるカラー剤ですよ」なんて言われても、それを鵜呑みにしないでください。

その他、

  • カットの際に髪をすきすぎてしまった
  • くせ毛がある、剛毛・毛量が多いなどの髪質

このような原因で、「髪型がまとまらない!」なんてことも珍しくありません。

パサパサに乾燥をしてまとまらない髪型のカット方法

このように髪が広がってしまうのは、多くの場合には乾燥が主な原因です。また、毛先がパサつくのは「カット」のせいである可能性も。

しかし、このような状態でも美容院のトリートメントなどは必要ありません。

サロントリートメントは、髪をコーティングするその場しのぎの「一時的」な施術にすぎません。

繰り返しになりますが、髪の毛は死滅細胞なので一度傷んだら生き返りません。それは、覚えておいてくださいね。

まとまりやすいショートにするためには、重めに切るだけではなく頭が小さく見せるようコンパクトに軽くすることが大切です。

そこで、カットの仕方を工夫し、毛量やデザインを改善した結果がこちら。

2か月経過した後でもこのように「まとまる髪型」をキープすることができるようになりました。

おしゃれでまとまりやすい髪型を作ることが美容師の使命

ただ「まとまりやすさ」だけを重視したカットは、野暮ったく冴えない雰囲気になってしまいます。

それだと、美容院の意味がないんですよね。

女性が美容院に求めているのは、「まとまる髪型」にすることだけではありません。

誰もが、もっと可愛く、キレイになりたいという想いがあって「美容院に行こう!」と思っているはずですから。

おしゃれでまとまりやすい、さらにお客様自身でも再現できるような髪型を作り上げるのが、僕たち美容師の仕事です。

まとまりやすい髪型、まとめ

今回の記事では「まとまりやすい髪型」について解説してきました。

まとまりにくい髪になってしまう原因は、大きくわけて3つ。

  1. パーマや縮毛矯正を繰り返したことで髪が傷んでいる
  2. カットの際に梳きすぎてしまった
  3. くせ毛がある、毛量が多いなど本人の髪質によるもの

どの原因だとしても、まとまりやすい髪型にするためには「カット方法」と「質の良いスタイリング剤(ヘアケア)」がカギを握っています。

髪型によって、まとまりやすい・まとまりにくいは確かにあります。

しかし、ちょっとしたカットの工夫やワックスでのスタイリングを正しく行って、今よりもっと快適なヘアスタイルを楽しみましょう。

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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