
「毎日ヘアアイロンでうねり直しをしているけど、髪の傷みが気になる」
「くせ毛をヘアアイロンで伸ばしても、すぐに元通りになってしまう」
このようなお悩みありませんか?
その原因は、アイロン前後の準備と仕上げ方法が間違っているせいかも。
そこで今回は、ヘアアイロンでくせ毛を伸ばす前に知っておくべき3つの注意点を解説。
アイロンによるダメージ軽減方法や、髪型キープのコツもご紹介します。
- ヘアメイクアーティスト
- Genki@geeeeenkii
- 渋谷CALAMARIの代表。
ブリーチやカラー、似合わせカットが得意。

くせ毛さんがヘアアイロンを使うなら意識したい3つのこと!
ヘアアイロンで「くせ毛」や「うねり」を伸ばすときには、以下の3つを意識しましょう!
- 濡れた髪はヘアオイルをつけて乾かすことで保護
- ヘアアイロンの設定温度に注意
- うねり直しの後はスタイリング剤で保湿
これらが必要な理由と、具体的な方法をひとつずつ解説していきますね。
1、くせ毛さん必見!ヘアオイルをつけて乾かす
くせ毛さんが「うねり直し」のためにヘアアイロンを使うなら、髪を乾かす前やドライヤー前にオイルを使いましょう。
髪の保護成分や補修成分が配合されているヘアオイルであれば、ヘアアイロンによる髪の傷みを緩和できるでしょう
このときはオイルで濡れた髪にアイロンをかけるのではなく、ヘアオイルをつけてドライヤーでブローした後にアイロンをかかけましょう。
ヘアオイルを正しく使用すれば「アイロンの熱ダメージ」から髪の毛を保護する効果が期待できます。
ヘアアイロンでくせ毛がまっすぐになる理由は、熱で髪内部の水分を飛ばすことにより「結合」を強めるから。
「髪がパサパサになってしまう」「乾燥やダメージが気になる」という悩みが増えるのは、このような作用が大きく関わっています。
特に、ダメージヘアは内部の水分量が不足しやすい髪質。
だからこそ、アイロン前の正しいヘアケアが大切です。
保湿されてキメの整った状態からヘアアイロンをすると、摩擦が軽減され、さらにはアイロンをかける時間も短縮しますので、結果髪が傷みにくくなります。
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ヘアアイロンを使うときは設定温度に注意
くせ毛さんが、うねり直しのためにヘアアイロンを使用する際には、設定温度に注意しましょう。
「強いくせ毛だから、キレイなストレートにするために180度でアイロンしている」
「髪が太くてうねりが伸ばしにくいから、いつも高温設定で使っている」
150度以上のアイロンは髪の毛の熱変性を引き起こす可能性があります。ダメージを防ぐ日には、普段使うヘアアイロンの温度を、130~150度にすることをおすすめします。
髪の8割以上は「ケラチン」と呼ばれるタンパク質で構成されています。このタンパク質は、150度以上になると「熱変性」を起こして硬くなってしまうのです。
また、髪の毛は「ケラチンタンパク質」と呼ばれる繊維のようなものが集まってできた組織。そのため、一度傷んでしまうと自己再生してくれません。
だからこそ、まずは物理的なダメージを抑えなければなりません。しかし、強いくせ毛さんや髪が太い剛毛さんの場合には「低い温度だとうねりが直せない」なんてこともありますよね。
このような場合は、ヘアアイロンの温度を上げるのではなく、毛束を細かく分け取ってアイロンを当てることをおすすめします。
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うねりをストレートに直した後はスタイリング剤で保湿
ヘアアイロンで「くせ毛」のうねり直しをした後は、保湿効果の高いスタイリング剤で仕上げましょう。
熱を与えた髪の毛は、パサパサと乾燥しがち。
スタイリングの最後には、必ず保湿してあげることが大切です。
また、アイロンの熱で負荷がかかった「キューティクル」を優しく包み込むことで、水分やうるおいの流出を予防する効果も。
また、うねり髪、ダメージヘアは湿気や雨、汗などの水分に弱い特徴があります。
ヘアアイロンでせっかく直した「うねり」が、あっという間に元通りになってしまうのは、この髪の特性が大きく影響しているのです。
髪表面に油分コーティングをすることで、思い通りのストレートを長時間キープ。
スタイリング剤は「ツヤ出し効果」も高いため、髪をキレイに見せてくれるのも嬉しいポイントです。
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「ストレートアイロンを使っても効かない、すぐ取れてキープできない方へ」
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くせ毛さんのヘアアイロンor縮毛矯正?どっちが傷む?
毎日ヘアアイロンを使うくらいなら、くせ毛に縮毛矯正をかけてしまった方がダメージが少ないのでは?
と考える方も多いでしょう。
そこで、以下2つについてまとめました。
- 縮毛矯正をかけたほうがいい場合
- へアアイロンでスタイリングした方がいい場合
縮毛矯正がおすすめな人
- ブリーチをしていない人
- 定期的なリタッチに通える人
- 白髪染めをしていない人
ヘアアイロンがおすすめな人
以下のような髪の方は縮毛矯正のダメージに耐えられない可能性があります。
よってヘアアイロンで伸ばした方がリウスクが少ないです。
- ブリーチヘアやダメージヘア
- ヘアカラーを頻繁にする人
- 切れ毛がある人
ヘアアイロンは使い方を間違えなければ、取り返しのつかないような髪の状態になることはありません。
これらの理由から、縮毛矯正よりアイロンスタイリングの方が「髪の傷み」は少ないといえるでしょう。
くせ毛さんはヘアアイロンと上手に付き合おう
今回は、ヘアアイロンでくせ毛を伸ばす前に知っておくべき3つの注意点と、おすすめのヘアケアをご紹介しました。
くせ毛さんは、ヘアアイロンや髪のうねりと上手に付き合うことが「おしゃれな髪型」を楽しむ第一歩。
ヘアオイルでの補修保護ケアをはじめ、アイロンの温度設定、仕上げの保湿を正しく行えば、思い通りのヘアスタイルを1日中キープすることが可能です。
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