
雨の日や湿気が多い日は、髪の毛のことで気持ちがブルーになりませんか?
「くせ毛がうねるし、広がるし最悪」 「雨が降っても、最高の髪型が1日中続けばいいのに・・・」「くせ毛のせいで雨の日が大嫌い」 そんなあなたに、1万人以上のくせ毛さんを担当してきた東京・表参道の美容師MAX戸来が、とっておきの解決策をお教えします!
それも、おうちでできる簡単な方法! 使うのはヘアオイルとワックスだけです!
湿気が多い、雨の日でも、夜にヘアオイル、そして朝にワックスをつけて髪の毛をコーティングしてあげると驚くほど広がりにくくなります。
今回は「湿度が高い日には具体的にどんなスタイリング剤を使えば良いの?」という疑問にお答えして、最適なスタイリング剤もご紹介させていただきます!
目次
湿気で髪がうねる理由は?
くせ毛が湿気でうねったり広がったりする理由は、髪の毛が空気中の水分を吸収して膨張するからです。
しかも均一に膨張するわけではなく不規則な膨み方をするため、変にうねったりハネたりしてしまうんですね。
くせ毛など「吸水性」を持っている髪質の場合、水分を吸収しやすいんです。
一方、直毛は「撥水性」を持っていて水分を吸収しにくく、湿気が髪の毛に規則的に入り込むのでうねったりハネたりしません。
しかし、くせ毛の毛髪そのものを撥水性の状態に変えることはできないのです。と言われているのです。 でも、ご安心ください!
うねりを防ぐ!くせ毛さんにおすすめのホームケア
冒頭でも書かせていただきましたが、くせ毛は湿気を多く吸収しやすいという特徴があります。
ですから、ホームケアで湿気が髪の毛に入りにくい状態を作ることが最も重要です。
そのために必要なのが、「広がり」、「うねり」の原因を保護・補修してくれるタイプのスタイリング剤です 。
くせ毛の髪質そのものは変えることはできません。しかしこのようにヘアオイルとワックスをを使うことで湿気が入りにくい状態にすることは十分に可能です。
こちらのお客様も、湿気で髪がうねるというお悩みを抱えていらっしゃいました。
そこで髪を乾かす前に、プリュムヘアオイルを付けてドライヤーで乾かし、最後の仕上げにプリュムワックスをひと塗り。 この日は雨が降っておりましたがヘアアイロンをすることなく、このようにくせ毛特有のうねりを改善できました。
くせ毛の基本!髪を乾かす前のヘアオイルをつける
くせ毛でお悩みのみなさんは、普段ヘアオイルを使っていますか?
僕は美容師として今までくせ毛でお悩みの女性を1万人以上担当してきましたが、実は多くの方がヘアオイルを使用していない、もしくは正しい使い方をしていない方が多いことに気がつきました。
ヘアオイルを付けない状態でドライヤーで髪を乾かしてしまうと、毛髪に熱ダメージと摩擦ダメージが直に伝わり、パサつき、うねりが強く出てしまいます。
湿気によって髪の毛がうねらないようにするためには、濡れた髪を乾かす前にヘアオイルをつけることが一番効果的なのです。
そして、ぜひご使用いただきたいのが髪の毛にタンパク質を補給できるヘアオイル。
髪の毛は死滅細胞と言って、一度受けたダメージを自分の力で修復することができません。ダメージが進行すると髪の毛内部から必要なタンパク質と水分が流出して、スカスカな状態になってしまいます。
髪の毛がスカスカな状態になると、隙間に湿気がさらに入りやすくなり、湿気でうねりやすい髪の毛になってしまうんですね。
ですから、そのタンパク質を補給するために、補修成分(ケラチン)が配合されたヘアオイルを使うことで髪の毛のダメージを補修することができるのです。
そして、濡れた髪にヘアオイルを使う大きなメリットが水分バランスの保持。
髪の毛が濡れた状態でヘアオイルをつけることで、ドライヤーの熱で奪われがちな必要水分を髪の毛の内部に留めてくれます。
このように、髪の毛の水分バランスを整えてくれますから、湿気が髪の毛に余分に入り込んだり、流出したりして”髪の毛内部の水分量の急激な変化”が起きないようにしてくれます。
くせ毛は仕上げにワックスを使おう
補修成分が含まれているヘアオイルでしっかり髪の毛の補修ができたら、仕上げに湿気から髪を守るワックスを使いましょう。
髪の毛の表面をワックスが美しくコーティングしてくれますので、くせ毛に欠乏しがちな”ツヤ”と”潤い”がプラスされます。
実際にこちらのお客様のビフォー&アフター写真をご覧ください。
仕上げにはプリュムワックスをひと塗りしただけです。
ヘアセットが苦手な方でも簡単に艶髪が作れます。
高価なサロントリートメントやヘアアイロンなどはしていません。
美容師ができても、お客様がご自身でできない施術では意味がないですよね。 プリュムワックスは誰でも簡単に、無理なく毎日使うことができます。
僕は、21歳からスタイリストとしてお客様のヘアカットを担当していますが、くせ毛で悩まれているお客様の一番のご要望は、「おうちで、自分で最高のヘアセットをしたい!」というお声でした。
ですから、お客様がご自身で簡単に使うことのできない製品をおすすめすることはしていません。
くせ毛さんがスタイリング剤(ワックス)を選ぶコツ
くせ毛を綺麗に見せることができるワックスの特徴は以下の通りです。
・固まらない
・ワックス自体の伸びがいい
・保湿することができてツヤが出る
・成分に水が入っていない
まず毎日使うのであれば、シャンプーで簡単に落ちるものである必要があります。そして固まって指通りがパリパリしないことも大事ですね。
髪の毛に残留してしまうタイプのものや強力すぎるタイプのものは、ここぞというイベントのときなどには良くても、普段使いするのには向きません。 そして、くせ毛は乾燥してパサパサになりやすいので、保湿できて髪にツヤをプラスすることができるワックスが望ましいです。
保湿できるワックスをつけると髪をなめらかな状態にすることもできますので、絡まりなども予防できます。なので髪が絡まって切れたりしやすい猫っ毛の方にも、ぜひスタイリング剤を活用していただきたいです。
くせ毛に合わないワックスは”水”が主成分
ワックスの成分表記を見て”水”が一番最初にくるものはくせ毛がうねりやすくなります。
理由は、くせ毛は水によって髪の毛内部の水分バランスが崩れるとうねるという特徴がありますから、そもそも仕上げに水を髪につけるとうねりが発生しやすくなります。 すなわち、朝お出かけ前にきちんと髪を整えても、ワックスに含まれる”水”で髪が濡れてしまうとうねりが発生する場合があります。
そして、水が入っているワックスは水と混ざり合う成分が入っているため、空気中の湿気や雨を遮断できません。 逆に、くせ毛の場合はワックスの配合成分に”水”が入っていないものを選ぶとうねりにくくなりますよ。
ですから湿気から髪を守る”油分”だけで構成されたワックスを使うと良いでしょう。 油分とは具体的には、シア脂(シアバター)、アルガンオイル(アルガニアスピノサ核油)、椿油、ホホバオイル(ホホバ種子油)、ワセリンなどです。
僕が開発させていただいて、実際にお店でも使っているプリュムワックスは、くせ毛を考えた成分配合ですから”水”を含みません。 主成分は、ワセリン、ミツロウ(蜂の巣の成分)、アルガンオイル、ホホバオイルです。
くせ毛さんの愛用者も多いプリュムヘアケアシリーズ
プリュムヘアオイル、プリュムワックスはくせ毛のお客様のために時間をかけて開発しました。
くせ毛でお悩みのお客様を多く担当してきた美容師として、実際にお客様のご意見・ご要望をお聞きし、製薬会社と打ち合わせを繰り返して作ったヘアケア製品です。
大変ありがたいことに、美容院MAXにご来店くださるお客様はもちろんのこと、オンラインショップで、プリュムヘアケアシリーズをご購入いただいているお客様もとても多いです。
僕が運営するくせ毛でお悩みの方のための公式LINEでも、連日多数のお問い合わせ、ご相談をいただいております。
プリュムヘアオイルとプリュムワックスを使って、くせ毛のお悩みを改善できたという嬉しいメッセージもいただきます。
そして、くせ毛のお客様を多く担当している美容師としてのプライドもあります。
製品をお客様にお送りして終わりではなく、アフターフォローを徹底し、オンラインで直接アドバイスもさせていただいております。
くせ毛のためのプリュムワックスの特徴
プリュムワックスの最大の特徴は、「トリートメント」と「セット」が同時にできることです。
一般的なワックスには「髪を固めるもの」というイメージがありますよね。
プリュムワックスはトリートメント成分を固めた固形トリートメントなので、髪にツヤをプラスしつつ、ふんわりと髪をセットできます。
さらに、髪内部の潤いはキープしながら、湿気を適度に弾きます。
そのため「湿度の高い日に髪がうねる」というお悩みの方には特におすすめです。 成分処方にこだわり、無香料、無着色、防腐剤フリー、界面活性剤フリー、アルコールフリーとなっているので、敏感肌の方でも安心してお使いいただけます。
ツヤを求めるのであればヘアオイルだけでも十分ですが、ヘアオイルの場合セット力がありません。
くせ毛のセットには物足りなく感じるでしょう。 ヘアオイルはさらっと髪になじみ、保湿できますから、シャンプー後のヘアケアにおすすめしております。
プリュムワックスを使うと、湿気で広がるのを予防しつつ、そもそも広がったり爆発したりしやすいくせ毛をきれいにまとめることができますよ。
↑このように。 プリュムワックスでセットすることで、広がりやすいくせ毛がかなりまとまりました。
湿度が高い雨の日はもちろん、くせ毛をまとめたいのであればぜひ使ってみてください。
こちらのお客様はカットした後、プリュムヘアオイルをつけて乾かし、プリュムワックスを使用してセットさせていただきました。
ショートヘアは動きと束感がとても大事なので、ワックス必須と言っても過言ではありません。束感を作りたい場合は、ワックスをつけるときに毛束を指でつまむようにします。
女性だと普段あまりワックスを使わない・・・。という方も多いと思います。 「ワックスでヘアセットって難しそう」などと思うかもしれませんね。 ですがワックスを使ったヘアセットは意外と簡単なのです。
まずワックスを使ううえで大事なのは「使用量」です。 多すぎるとベタベタしますし、少なすぎると上手くセットできません。
プリュムワックスの場合は、パールや大豆1粒大くらいが1回分の目安となります。ただ毛量や長さにもよりますので、少しずつ調節して自分にとっての適量を見つけてくださいね。
そしてワックスは髪に付ける前に、手のひらでしっかり伸ばしておくことがかなり大事です。両手のひらをこすりあわせるような感じで伸ばしておくことで、ワックスがダマになったり髪に付きすぎてしまったりするのを防ぐことができます。
手にしっかり伸ばしたら、パサパサしやすい毛先からつけていきましょう。前髪やサイドの髪は、手に余ったワックスを軽くつけるだけでOKです。 ふんわりさせたい場合はプリュムワックスよりキープ力の強いプリュム・デュールがおすすめですよ。
「くせ毛がまとまるヘアオイル」の特徴と使い方
「くせ毛をまとめるにはワックスとヘアオイルどっちを使ったらいいの?」とよくご質問をいただきます。
結論は、「どちらも使った方がいい」です。 スキンケアで例えるなら、ヘアオイルは美容液、ワックスはメイクです。
洗顔をした後は美容液を使いますよね?そしてより美しく見せるためにメイクをします。
髪も一緒で、シャンプーをした後にはヘアオイルで髪に潤いを与え、ワックスで魅力をプラスします。 ですから、大切な髪を綺麗にするためにはヘアオイルもワックスも欠かせないヘアケアアイテムなのです。
特に、髪の毛はダメージを受けても自己再生ができない細胞でできています。ですから毎日ホームケアで補修をしてあげなければいけません。
髪を洗った後にへオイルをつけることで、ダメージで失われたタンパク質を補います。
髪の毛はケラチンというタンパク質で構成されています。ですから、僕が開発しているプリュムヘアオイルにはダメージで流出してしまったタンパク質を補うためにケラチンを配合しております。 使うたびに髪の毛が補修されていきます。
くせ毛の場合、プリュムヘアオイルを使った後プリュムワックスを仕上げに使うのがベストです。
おうちでの使い方は簡単です。
まず、お風呂でシャンプーをしたら、タオルで優しく、しっかり水気を拭き取ります。
その後、プリュムヘアオイルを1プッシュ〜2プッシュほど手に取り、毛先から中間、根元の順番に髪に馴染ませます。 最後にドライヤーで髪を乾かします。 これでプリュムヘアオイルによる髪の毛の補修はOKです。
それでもパサつきが気になる方は寝る前にプリュムワックスでくせ毛を保湿してあげましょう。
翌朝、の髪の落ち着き、しっとり感が違ってきますよ。
まとめ
今回はくせ毛が湿気でうねる!雨の日にも効果抜群のスタイリング剤について、美容師が解説いたしました。
ポイントをまとめます。 くせ毛の味方!雨の日でも効果抜群のスタイリング剤の特徴
・固まらない
・ワックス自体の伸びがいい
・保湿することができてツヤが出る
・成分に水が入っていない
そして、ヘアオイルを日頃から使うことで、髪の毛が補修されて湿気に強い髪質になっていきますよ! わからないこと、相談したいことがございましたらお気軽にMAX戸来公式LINEへどうぞ!