
猫っ毛はデリケートで絡みやすいので、しっかりケアしてあげることが重要です!
こんにちは、原宿一人経営美容師のMAX戸来です。
猫っ毛とは、やわらかくて細い髪質のこと。絡まったり切れたりしやすい猫っ毛は、物理的なダメージに弱いです。なのでしっかりとケアしてあげる必要があります。
今回は猫っ毛さんに向けて、おすすめのヘアケア方法を解説します。タイトルにあるように洗い流さないトリートメントを使うことがかなり大事なんですが、結構正しく使えていない方もいるので、使い方もご紹介しますね。
さらにペタンとしやすい猫っ毛の方に似合う髪型も、併せてご紹介します。ぜひ最後までお読みください!
目次
洗い流さないトリートメントが必須の理由と使い方
最初に書いたように、やわらかい猫っ毛は絡まったりしやすいです。
そのため洗い流さないトリートメントやスタイリング剤などをつけて、髪をコーティングしてあげる必要があります。コーティングしてあげると摩擦などの物理的ダメージを受けにくくなるので、切れ毛が発生しにくくなるんです。切れ毛がたくさんできてしまうとパサパサして広がってしまいます。なので、できるだけ切れ毛が発生しないようにすることが大事なんです。
おすすめのタイプは「ヘアオイル」
洗い流さないトリートメントにも色々な種類があるので迷うと思います。猫っ毛さんには、ヘアオイルがおすすめです。特に、重すぎずサラサラに仕上がるものが良いですね。猫っ毛さんは髪が細くてペタンとしやすいので、重いオイルを使ってしまうと、ベタベタしすぎてしまうことがあります。
↑こちらでは洗い流さないトリートメントとしても軽めのスタイリング剤としても使うことができる、プリュムヘアオイルを使いました。
プリュムヘアオイルは防腐剤無添加・香料無添加・着色料無添加・アルコールフリーでお作りしています。そのため敏感肌の方にも使っていただけますよ。
またベタベタしにくく、さらっと髪に馴染むところも特徴です。手触りの良い仕上がりになりますので、絡まってゴワゴワしやすい猫っ毛さんにもぴったりなんですよ。
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↓プリュムヘアオイルの口コミもぜひ参考にしてください
洗い流さないトリートメントの使い方と髪の乾かし方解説
洗い流さないトリートメントの使い方と、髪の乾かし方も重要です!
意外と正しく乾かすことができていない方が多い印象ですので、今日から実践できる髪の毛の正しい乾かし方を解説します。簡単なので安心してくださいね。
髪は濡れたまま放置すると良くない(雑菌も気になりますし傷む原因にもなります)ので、できるだけ早めに乾かしましょう!
まずタオルドライをして髪の水分をざっとオフします。そしたら目の粗いコームを使って、髪を梳かします。細い猫っ毛はデリケートなので、丁寧にコーミングを行ってくださいね。絡まっている部分があれば、丁寧にほぐしてあげてください。
コーミングの後は再び軽くタオルで水気をオフし、その後洗い流さないトリートメントをつけます。使用量ですが、プリュムヘアオイルの場合だと「ショート~ボブで半プッシュ、ミディアム~ロングでワンプッシュ」が目安です。ただ毛量によっても適量は変わってきますので、様子を見ながら自分にとっての適量を見つけましょう。
洗い流さないトリートメントを馴染ませたら、ドライヤーで乾かしていきます。ドライヤーは髪に近づけすぎないことが重要。近づけすぎてしまうと、ドライヤーの熱で髪が傷むからです。手にドライヤーの風を当てても熱くない程度までは離して、ドライヤーをかけるようにしてくださいね。
↓猫っ毛さん向けのヘアケア方法は動画で詳しく解説しているので、ぜひ併せてご覧ください!
猫っ毛さんのスタイリングにはワックスもおすすめ
髪の毛の表面がもわもわしてしまうのが猫っ毛の特徴ですよね。
傷んで見えやすい上にツヤも出にくい髪質なので、スタイリングのときにはツヤが出るタイプのスタイリング剤を使って、つややかに見せましょう。
おすすめはヘアオイルかワックスです。直毛の猫っ毛さんならヘアオイルで良いですが、癖のある猫っ毛さんには、セット力がしっかりあるワックスをおすすめします。
↑こちらは来店直後の髪にプリュムワックスをつけてコーミングしただけ。ブローもしていないしコテやアイロンも使っていませんが、ツヤとまとまり感がかなりしっかりと出ていますよね。
このように、ワックスをつけるだけでもかなり違います。髪が細くて軽い猫っ毛さんは、どうしてもふわふわ広がってしまいやすいので、ワックスで適度なまとまり感を出してあげると良いですね。また切れ毛ができていて髪の表面がパサパサしていたりもわもわしていたりするなら、表面の毛を撫でつけるようにワックスを少量つけてあげましょう。ツヤが出ますよ!
また猫っ毛さんはふんわりしやすいので、コテで巻き髪にするのもおすすめです。巻くのが苦手なら、毛先に内巻きワンカールを付けるだけでもOKです。プリュムワックスは、巻き髪のときのスタイリング剤としても使用可能ですよ。
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↓口コミも読んでみてくださいね
↓プリュムワックスを使った猫っ毛さん&軟毛さん向けのセット方法を動画で解説していますので、ぜひ見てみてください!
猫っ毛さんにおすすめの髪型のポイント
ここからは、猫っ毛さんにおすすめの髪型のポイントを解説します。
また猫っ毛さんはできればやらない方が良いNGポイントも紹介しますので、参考にしてください。
ふわっと立体感が出る髪型がおすすめ
↑このようなふんわりするシルエットの髪型が、猫っ毛の方には良く似合います。
立体感が出るようなデザインにしてあげましょう!
トップがペタンとつぶれないようにすることも重要ですね。
猫っ毛にパーマはかけない方が良い
ボリュームを出すためにパーマをかける猫っ毛さんは少なくありませんが、実はパーマはあまりおすすめできません。
理由は猫っ毛は繊細で傷みやすいから。パーマの薬剤は結構大きなダメージを髪に与えます。なのでデリケートな猫っ毛にパーマをかけてしまうと、かなり負担がかかるんです。
なのでパーマをかけるのではなく、コテで髪を巻いてボリュームを出すようにしてほしいです。くせ毛の方であれば、癖を活かしたパーマ風スタイルにカットするのもおすすめです!
猫っ毛におすすめのカラーは?
ヘアカラーはどうしても時間が経てば褪色します。
ですができるだけモチの良い色にしたいですよね。
ちなみに「褪色して金髪のような色になってしまってから、再び全体カラーする」ようなやり方だと、髪色が明るくなってしまう癖がついてしまうので気を付けてください。また髪への負担を考慮しても、頻繁に全体カラーをするのはおすすめできません。なので上手くリタッチを取り入れていく必要があります。
↑ちなみにこちらの方は髪色を暗くしたいとのことでしたので、アッシュ系の黄みが出にくい色にさせていただきました。
こういう透明感のあるカラーは、繊細な猫っ毛さんにとても似合いますので、参考にしてください!
メッセージへの回答
最後に、いただいたメッセージに回答させていただきます!
はじめまして。○○と申します!!
アメブロとワードプレスを見て、ご連絡致しました。
戸来さんのブログを読んでいると、ショートが多いのですが、ショート専門?でしょうか??
私は今、ロングヘアです。
ショートにはしたくないです。
髪質は、細い・柔らかい・猫毛・少ない・くせ毛です。
ここ最近、髪が切りたい病なんですが(肩下のボブくらい)
毎回、切って後悔するんです!!
切らなきゃよかったと。。。
やっぱり長い方がいいと。
けど、イメチェンしたい気持ちが強いんです!!!!
拝見して頂かないと何も言えないと思いますが、
ロングヘアのままで、イメチェンするのは可能でしょうか?
お早いお返事、ありがとうございます^ ^
はい!!
気分を変えたいんです。
私はパーマをかけれない髪質みたいなので、くせ毛を生かして、満足したいというワガママな女です(笑)
年齢ということもありますが(35歳)最近、老けたやら、年相応に見られるので、髪型で少しでも若く!と思っております。
実際お会いしてからの診断だと思いますが、
カット・カラー・トリートメントを希望です。
(中略)
はい!確認済みです。
今、行ってる美容院よりかなり高いと思いますが
カットで3万という高い値段を設定するってことは、戸来さんの技術・お客様の納得数が多いから、自分の腕に自信があるからだと思い、私は信じて、ご連絡致しました。
トリートメントは、毎回美容院で、私の髪はすぐ傷むから、トリートメントをした方がいいと言われてまして、、、
どこの美容院行っても同じことを言われるので、毎回やっています!!
(中略)
どんな!?
メーカーでいうと、cotaとか、メーカーを忘れましたが10種類ぐらいのトリートメントを順番に塗っていってもらったり、本当沢山やりました。
傷みは、最初の1週間はいい感じなのですが、
それ以降、ホームトリートメントをしても、美容院みたいにサラサラにはなりません。
自分の髪質的に、細くて柔らかいから絡む、毛先が摩擦で傷みが早いんだと、自分で勝手に思っています。
傷んでしまった髪を誤魔化すという意味では、サロンケアが有効なケースもあります。ですが数日でパサパサになり色も落ちてしまうなら、根本的なところを変える必要がありますね。
まずホームケアを変えましょう。洗い流さないトリートメントを使って、しっかり保湿してあげるだけでも変わってきますよ。
また長さを短くしなくても、雰囲気を変えることは可能です。
ぜひ色々なスタイルを楽しみましょう!
まとめ
今回は猫っ毛さんに洗い流さないトリートメントが必須である理由と、洗い流さないトリートメントの使い方&猫っ毛さんにおすすめのヘアスタイルをご紹介しました。
少しでも、猫っ毛の方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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