
こちらの女性は長年縮毛に悩まされて40代まじかになって縮毛矯正をやめたいとのことでご来店されました。一年ほど縮毛を我慢してほとんどは髪の毛を結んでいたそうで、髪の毛をおろすとこのように根元が膨らんでしまいます。
どれくらいの縮毛なのかによってショートにできるかできないか?が決まってきます。部分的に強いくせ毛の方もいらっしゃいますし乾燥をしてチリチリして見えてしまうくせ毛の方もいますね。
ですので今回の記事では
縮毛でもショートにすることができる?
についてを詳しく解説していきたいと思います。
上でご紹介したお客様がどうなったのか?
今ではこのようにほとんどくせ毛のショートにすることができました。もちろんスタイリングはブローもしないでただ適当に乾かしてワックスを付けただけとなります。
二度目のご来店でここまで変えることができましてこちらのお客様がなぜ縮毛矯正を辞めたくなったのか?は二か月もすると縮毛が伸びて地毛のところだけが浮いてきて頭が四角くなってしまうからだそうです。
確かにそうですね。地毛が縮毛で伸ばしてもくせ毛である地毛は伸びてくればくるほどまっすぐな矯正部分と馴染まなくなってしまいます。
だからくせ毛でも生かすショートを選択をされて今では三か月に一度のカットで済むようになりました。
縮毛といえども強弱がありますしそのお客様の系統によってもそうですがショートにすべきなのか?しないほうがいいのか?はこちらのお客様のように半年間以上伸ばしてから切ったほうがいいと思います。
二センチや三センチしか伸びていないときにショートにしたとしても女性らしい長さを保つショートが難しいことがほとんどです。
でもそれもくせ毛の度合いにもよります。ただ地毛と縮毛矯正はなじまないのでそこをどう我慢をしていくのか?我慢できないのでしたら地毛が伸びるまでもう少し待つことです。
こちらの髪質に悩んでいた女性は最初のAFTERはこんな感じです
これはまだ矯正が残っています。三分の一は矯正が残っていて残りはくせ毛です。
部分的な縮毛でくせ毛の部分や箇所によってうねり方やボリュームの出方が違うのでがこのようにショートにすることができました。
ではもう一度角度を変えてお見せします。半年以上縮毛矯正をやめて根元が完全に浮いてしまっていますね
このくらいの根元の浮きでしたらくせ毛でもショートにすることができますが、段階がありまして一気に矯正を切ることができたらいいのですが、ただ短く切ってしまいたくはないです。かといって矯正部分が残っていればいるほど地毛と馴染むことがなかなかできませんが、そこが腕の見せ所ですね。
で、
二回のの来店
でカットをさせて頂き
矯正もなくなりこのように
いかがでしょうか?部分的にチリチリなだけでショートにしたらサイドはまっすぐになりますが後ろが強いうねりを出してしまいます。
でも毛量を調節し適当に乾かして最後にワックスを付けてAFTER。
三か月に一度の来店でもいいようになる髪質ですね。
半端に地毛が伸びて残りが矯正だと地毛の縮毛が気になってしまうと思います。その時点でまず見させて頂きたいです。
カウンセリングをさせて頂きますが、もし無理だったら無理と言わなくてはいけないのが僕にとっても辛いことですが、我慢をしてまずは伸ばしてから地毛がある程度伸ばすことできる、地毛が伸びるのが我慢できるようにカットをしていきたいと思っています。
一回で地毛の縮毛だけにすることができる目安としてはショートにする場合の女性であれば半年間後です。
ですので最後に縮毛矯正をした月を教えて頂きたいです。
縮毛でもショートにできるの?【質問】
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戸来さま
はじめまして、○○と申します。
くせ毛をカットできる美容師さんを検索で探していたところ、戸来さんのブログへ辿り着き何度も目を通させていただきました(daisy)
私は、縮毛、多毛、剛毛、乾燥毛のロングヘアで、どの美容室へ行っても「縮毛矯正をかけないと切れない
」と言われ続けています。なので美容室へ行くことが大きなストレスになっており、垢抜けて綺麗になることも諦めて生きてきました(brokenheart)
そんな中、戸来さんのブログを拝見し微かな希望を持てるようになりました!
初回は3万円とのことですが、2回目以降も同料金なのでしょうか?白髪もかなりあるためカラーもしたいのですが、現在、無職のためマメに通うことが難しく悩んでいます。。
ここまで長文に目を通してくださりありがとうございます(bouquet)ご返信は急いでおりません。大雪ですのでお足元などにどうぞお気をつけてくださいね(teddy bear)(汗)
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お問合せ頂きありがとうございます
「縮毛、多毛、剛毛、乾燥毛で縮毛矯正をかけているから短く切ってもらえない」
乾燥する髪の毛はカットとワックスでどうなるのか?をお見せします
まずはこちらの女性
これは初回来店直後に撮影をしてものです。
乾燥してパサパサ見える縮毛に近いくせ毛ですね。
このような髪質でも二か月経過したショートカットがどうなっているのか?をお見せします。
濡らした状態ではこのようにうねうねしてしまいます。髪の毛も多めなので毛量もうまく調節しなくてはいけませんね。
これが初回来店直後のAFTERと二度目の来店直後AFTERになります。
これを見てもわかるようにまとまりやショートで一番大切な後頭部の丸みが変わっているのがわかりますか?
黒髪のショートで髪の毛が乾燥して広がってしまうのは女性らしさが出ないためワックスもおすすめさせて頂いています。
縮れ毛に近い髪質でもショートにできる方は多くいらっしゃいます。
こちらのお客様は髪の毛硬くて乾燥をして見えてしまうカットになっています。元の髪質は確かに縮れ毛に近いくせ毛ですが、これくらいはカットを改善しただけでも大きく変えることができます。
パサパサしてしまっていたその理由は毛先だけを梳いてしまっていたからなんですが、くせ毛の場合は梳きすぎてもいけないのですが少なくしない髪型はデザインとしても成り立たないので慎重にカットをしなくてはいけません。
で初回のAFTER
このようにもちろんですが適当に乾かしてワックスを付けただけ。
ショートに切る前は縮毛矯正をかけていたそうですが、「やめたい」とオーダーをして通っていた美容院で切ってもらったそうですが初歩的な失敗をしてしまっています。
これは自分にも言えることですがお客様自身でセットができるようにするためには「適当に乾かしてどうなっているのか」を何度もチェックしなくてはいけません。
くせ毛の髪質をショートにする際はほとんど乾いた状態で切るのですが必ずしも濡れた状態でカットをするウエットカットが再現性がないとは言いませんが乾いた状態が縮毛の場合は広がりますので、その広がってしまっている状態でどう収めていくのか?を考えてカットをしなくてはいけません。
カットの頻度 についてもよろしければご覧くださいね。
このように広がる髪質でも二か月経過して、まとまる来店直後の変えることも可能です。
あと女性にはなぜワックスが必要なのか? もお読みいただきたいです。
以上今回の記事では「縮毛でもショートにすることができるのか?」についてを解説しましたが、実際に見ないと分からない部分がありますので、もし来店される前に自分の髪質でもショートにすることができるのか?不安な方が多いと思いますのでその際はお気軽にお問合せを頂けたらと思います。
その際はラインかメールが便利です。
写メを送っていただけるとありがたいです。
二か月や三か月縮毛を伸ばしても完全な髪型には出来かねるのですが伸ばして切ってを繰り返し半年前後で地毛だけにして縮毛矯正をやめることができる方はいます。
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