
くせ毛でうねる髪がイヤで縮毛矯正を続けてきたものの、いつまで続ければ良いのか迷いはじめたあなたへ。
ズバリ、白髪染めを始めるタイミングが「その時」です。
このページでは美容師が縮毛矯正の繰り返しをいつやめれば良いのかお悩みのあなたへ、白髪染めを始めるときにストップすべき理由を解説しています。
最近、美容室で縮毛矯正をかけてもらっても効かない、または効きにくいと感じるようになった。
白いものが目立ち始めたので白髪染めもしなくては、でも髪は大丈夫なの?とご心配なあなたのためのページです。
実は変化し続けているあなたの髪質、その変化に合わせたヘアケア・スタイリングと一緒にご案内します。
目次
やめるのが難しい縮毛矯正、白髪染めを始めるタイミングでストップを
これまでずっとくせ毛の髪をまっすぐストレートにするため、縮毛矯正を続けてきたものの「いつまで続けなければならないのか」というお悩みはいつも心のどこかにあったのではないでしょうか。
朝、忙しい時間にうねる・広がる、まとまらないくせ毛をヘアセットするのは一苦労、それならストレートでサラサラな髪になる縮毛矯正を、と施術を受けるのは決してあなただけではありません。
ですが、この記事をご覧いただいている縮毛矯正を受けている、または繰り返してきたあなたはご承知の通り、施術後に正しいヘアケアをしなければ髪がパサパサ・ボサボサになってしまいます。
縮毛矯正後も、髪が伸びてくると根本からうねり始めるため、再度、美容室に通って施術を受けなければなりません。
いつかは縮毛矯正を止めないと、と思いつつ、じゃあ実際に止めるにしてもまっすぐになった髪と地毛であるくせ毛が一緒になるのにどうしたらいいの?と悩み、そうしているうちにもまた次の施術のタイミングがくる、という負のスパイラルに陥ることに。
もしあなたがそんなお悩みを抱えたまま、白髪染めも始めなければならなくなったのであれば、それは縮毛矯正をやめる絶好のタイミング。
縮毛矯正・白髪染め、さらにヘアカットのタイミングも含めると美容室に通う頻度が高くなります。
必要になるお金や施術のための時間を踏まえ、縮毛矯正を続ける必要性に疑問があるならまず、そこから削減したいですよね。
実はその他にも白髪染めのタイミングで縮毛矯正をやめた方が良い理由があるので、それらを紹介していきます。
白髪染めを始めるなら縮毛矯正を卒業しましょう
もしあなたが白髪染めを始めるなら、そのタイミングで縮毛矯正は卒業しましょう。
美容室にかかる時間やお金の問題のほか、白髪染めと縮毛矯正は同日に行うことができません。
日にちを分けて美容室に通う必要があること、よりも問題は髪へのダメージです。
縮毛矯正、白髪染め(カラー)は美容室でもトップクラスに髪へのダメージが大きな施術ですが、縮毛矯正は特に髪が傷みます。
白髪染め・ヘアカラーは髪の毛表面に薬剤を作用させるのに対し、縮毛矯正では薬剤で髪の毛内部のタンパク質の結合を切断し、熱を与える施術であるため髪の毛に大きなダメージが残ります。
白髪がなかった頃は、あなたにとって「くせ毛のうねり」こそが一番の髪の悩みだったかもしれません。
しかし、白髪が徐々に目立つようになってくると「老けて見られるから、白髪染めは絶対にしたい」と思うもの。
縮毛矯正、白髪染めを並行すれば髪の毛へのダメージは甚大なものになってしまいます。
優先させるべきは老け見え防止でダメージもよりソフトな白髪染めであるべきですね。
また、白髪染めを始めたタイミングで縮毛矯正をやめるべき、大きな理由がもうひとつあります。
白髪染めした髪に縮毛矯正をかけると、カラー剤が抜けて髪がキラキラに色落ちしてしまいます。
原因は縮毛矯正の薬剤によって髪表面のキューティクルが傷むこと。
髪内部の水分やうるおい成分と一緒に白髪染めの「染料」も流出しやすくなるため、色落ちだけでなくパサパサ感も悪化してしまうことに。
これからも付き合い続ける大切な髪、白髪染めを始めるときは髪を労ることを優先しつつ、髪のおしゃれを楽しむようにしましょう。
白髪染めが必要なくても、毛量が少ないなら縮毛矯正はやめるべき
髪が細くて毛量が少ない女性は、髪に白いものが目立っていなくても縮毛矯正はできるだけ早いタイミングでやめるべきです。
30代後半から40代の大人の女性には、トップや後頭部にふんわりとした立体感のある髪型が良く似合います。
逆にトップがペタンコでボリューム不足のヘアスタイルだと老け見えの原因に。
担当美容師:戸来
大人の女性の場合、縮毛矯正で不自然にまっすぐになった髪よりも、くせ毛のうねりを活かしたヘアスタイルの方が若々しくておしゃれ。
軟毛・猫っ毛で細い髪質の女性は、キューティクルやコルテックスと呼ばれる層が薄く、もともと髪の毛が弱いという特徴を持ちます。
そんな猫っ毛・軟毛の女性が縮毛矯正を繰り返すと髪へのダメージも重く、髪がきしむ・絡まるといったトラブルも多発。
枝毛や切れ毛が増加してしまい、髪表面にいわゆるアホ毛が無数に浮いてしまうことも。
このような状態では、せっかく縮毛矯正をかけても台無しです、一刻も早く縮毛矯正をやめることをおすすめします。
縮毛矯正が効かない?それは年齢による髪質変化と白髪染めが理由
今までは縮毛矯正後まっすぐストレートな髪になっていたのに、最近どうもうねりが残っているような気がする。
このような今までとは違う、施術後の違和感を感じるのは白髪染めを始めるタイミングの人に多く、その理由はズバリ、加齢、年齢を重ねたことによるものです。
30代後半から40代以降の女性は、加齢によるホルモンバランスの影響で髪質が大きく変化。
- ダメージに弱くなる
- ハリコシが低下
- 髪の水分量が減少して乾燥しやすい
- 髪内部に空洞が増える
縮毛矯正が効かない、または効きにくいと感じはじめるのは、この加齢による髪質変化が大きく関わっています。
白髪染めをした髪には強い縮毛矯正ができない
白髪染めをしている髪の縮毛矯正は、非常に難易度が高い施術になります。
その理由は、髪内部の構造と染料、薬剤の関係によるもの。
白髪染めをしている髪に縮毛矯正をかけると、髪の毛の一番外側で髪内部を守るキューティクルが開いて剥がれ落ちるため強い薬剤を使用できません。
そのため、白髪染めをした髪には基本的に縮毛矯正に使うアルカリ性の薬剤ではなく、弱酸性の弱い縮毛矯正の薬剤を使わざるをえません。
髪へのダメージが少ない弱酸性縮毛矯正では、キューティクルを開くことなく縮毛矯正をかけることが可能ではあります。
しかし、文字通り弱い薬剤ではくせ毛の髪のうねりはしっかり伸びないために結果として「縮毛矯正が効かない」と感じることになるわけですね。
かといって、強い薬剤を使ってしまうと白髪染めの色素が抜けたり、加齢によって弱くなった髪に大きなダメージを与えてしまうことに。
こうした強引な施術はビビリ毛やチリチリの髪になるなど、取返しのつかない失敗につながるのでご注意を。
縮毛矯正のやり直しは髪に大きなダメージを与える
白髪染めをスタートしているエイジング毛は、乾燥しやすく傷みやすい特徴があります。
縮毛矯正が効かない、または効きにくいからと美容室で再度、縮毛矯正のやり直しを行うのは危険です。
先述した通り、縮毛矯正は美容室でも髪に大きなダメージを与える施術のひとつ。
薬剤ダメージや熱ダメージに耐えられなった髪が、ビビリ毛になってしまう恐れがあります。
実際に、何度も縮毛矯正をかけたことで髪がチリチリになってしまい、慌てて僕の美容室へ駆け込んでいらっしゃったお客様も少なくありません。
また、強めにやり直しをしてもらったせいで、不自然に尖ったような毛先になってしまうことも。
縮毛矯正が効かない、または効きにくくなってきたと感じたら、それはあなたの髪から白髪染めをスタートしていなくても縮毛矯正をやめるべきタイミングだよ、と伝えているサインだと言えますね。
縮毛矯正をやめたあとの髪型はショートボブがおすすめです
白髪染めを始めることになり、縮毛矯正はもうやめようと決断したあなたに、美容師からおすすめのヘアスタイルを提案させてください。
縮毛矯正をやめるなら、くせ毛を活かしやすいショートボブにカットすることをおすすめします。
担当美容師:戸来
こちらのお客様はまさに白髪染めを始めるタイミングで縮毛矯正をおやめになられました、根本に伸びてきたくせ毛のうねりを活かすようにカットしましたが、いかがでしょうか?
もともとの毛流れを意識して、レイヤーをうまく使ってバランスよくカット。
そのため、縮毛矯正をやめても朝のスタイリングがとっても楽に。
朝が忙しい女性にとって、セットに時間がかからないのは嬉しいポイントですよね。
担当美容師:戸来
このように髪の毛が少なくてボリュームが出ない場合、後頭部がペタンと潰れてしまいがち。
女性らしい丸みを大切にデザインし、優しい動きのある髪型にすることで若々しく見せる効果も期待できますよ。
担当美容師:戸来
縮毛矯正をかけたストレートロングより、動きのあるショートの方が「伸びてきた白髪」も目立ちにくい嬉しいメリット。
くせ毛を活かすショートヘアを美しく仕上げるには、カット前に地毛を10センチ程度は伸ばしておくのが理想です。
ある程度くせ毛部分を伸ばしてからカットすれば、毛先まで自然な流れのヘアスタイルを作りやすいですよ。
残った縮毛矯正部分はヘアオイルで保湿・毛髪補修を
縮毛矯正をかけたストレート部分が残っている場合には、ヘアオイルでの保湿・毛髪補修を行いましょう。
このように、縮毛矯正によるダメージでチリチリになってしまった髪も、ヘアオイルで髪の内部からじっくり保湿・毛髪補修することで目立たなくすることができます。
担当美容師:戸来
美容師開発のプリュムヘアオイルには、注目の補修成分ケラチンとシルクを贅沢配合しています。
5,800円(税込)〜
縮毛矯正で受けた薬剤ダメージと熱ダメージを補修し、パサつきやゴワゴワ感をなめらかに導いてくれるヘアケア製品。
また、以下のような髪悩みがある方にもおすすめです。
- 定期的な白髪染めのダメージが気になる
- 縮毛矯正でチリチリになってしまった
- 加齢による髪質変化をどうにかしたい
お風呂あがりのタオルドライした髪に馴染ませて、普段通りに乾かすだけの簡単お手入れ!
毎日続けるごとに「サラサラの手触り」と「まとまりの良さ」を実感していただけるでしょう。
縮毛矯正と地毛を馴染ませるスタイリング
「縮毛矯正をかけたストレート部分と、地毛の境目が不自然になってしまう」
このような方には、プリュムワックスで馴染ませるスタイリングがおすすめです。
3,500円(税込)〜
担当美容師:戸来
こちらのお客様は、まだ縮毛矯正が残っているため、髪がまとまりにくいことにお悩みでした。
しかし、カットしてプリュムワックスを付けただけで、この通りに。
ヘアセット・スタイリングをしながら同時に保湿・ヘアケアもできるプリュムワックスなら、縮毛矯正をやめている途中の髪もしっとりまとめてくれます。
また、パサつきやすい「くせ毛」にも自然なツヤ感をのせることができるのも人気のポイント。
傷んだ髪の保湿・毛髪補修にプリュムヘアオイル、毎日のヘアセット・スタイリングに保湿・ヘアケアも可能なプリュムワックスを使うこの組み合わせを「2STEPアウトバストリートメント」と呼びます。
9,300円(税込)〜
9,300円 (税込)
9,800円 (税込)
「縮毛矯正をいつまでも続けたくない」
「白髪染めをしても、いつまでもキレイな髪でいたい」
「くせ毛を活かした髪型を思いっきり楽しめるようになりたい」
このような方にこそ、プリュムヘアオイルとプリュムワックスでの2STEPアウトバストリートメントが最適。
ぜひ、あなたの髪でこの効果を実感してみてくださいね。
白髪染め開始と同時に縮毛矯正をやめましょう
髪に白髪が目立ち始めたことで白髪染めをスタートする、そのタイミングは「いつかは縮毛矯正をやめなければ」と思いつつ、やめられなかったあなたにとって良いタイミングです。
必ずしも白髪染めを始めるタイミングにこそ縮毛矯正をやめた方が良いというわけでなく、猫っ毛・軟毛なのであればできる限りお早目のタイミングでストップしましょう。
どのように縮毛矯正をやめるべきかは別ページにて紹介しています、ご参照くださいませ。
縮毛矯正をやめた後の大人の女性のヘアスタイル、美容師がおすすめするのはショートボブ。
くせ毛を活かしたおしゃれな髪型にぴったり、また扱う手間も少なく済むのも嬉しいメリット。
ショートにすると毛先が広がりやすいくせ毛、縮毛矯正の繰り返しで傷んでいることも含めるとしっかりと正しいヘアケアが求められます。
くせ毛のお客様のカット・スタイリングを続けてきた美容師がプロデュースしたプリュムヘアケア「2STEPアウトバストリートメント」をぜひ、導入していただき、ツヤ・まとまりのある美しい髪を手に入れてくださいね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
9,300円(税込)〜
9,300円 (税込)
9,800円 (税込)