
こんにちは。21歳で独立して、翌年22歳の時美容室MAX原宿をオープンしました。美容師の戸来(ヘライ)です。髪型が気にいらないとその一日が上手くいかなくなってしまう女性もいらっしゃると思います。ということで今回の記事は・・・
美容室でカットやカラーを失敗しないためにはどうする?失敗した時の対処法などをまとめたいと思います。
美容室でカットやカラーを失敗しないためには?
まず、失敗をしてしまう原因を結論からお話しますね。
・美容師との意思疎通が取れていない(カウンセリングの時点で失敗)
・美容師の知識&技術不足
たったの二つです。
切った髪の毛は伸ばすことができません。ですから美容室選びは慎重にされた方が良いかと思います。
例えばショートにしたくはないのにショートカットになってしまったら大失敗です。
こちらのお客様のカット前『Before』の画像がは来店直後。実は前回の美容院でカットとパーマをしたら失敗をされてしまったそうです。『After』の画像はカット後。
長さをできるだけ変えないで毛量調節をし、小顔に見せるようにしました。
ショートにしないようにというオーダーで短くなってしまったのならもうどうしようもないのか?
そんなことはありません。確かに切ってしまった髪が戻ってこないのは事実ではありますが、現状より良くすることはできます。
そもそもなぜこのショートが気に入らないのか?気にいらなかった原因は重たくもこもことしてしまっていたからだと思います。パーマをかけてふんわりさせるつもりが広がりすぎてしまって失敗と感じてしまっていたそうです。
しかし、カットの後はとても気に入っていただけました。
もう一度。繰り返しになりますが・・・上記のお客様はショートヘアにはしたくなかった。短く切られてしまい失敗をしました。
現状のヘアスタイルを美しくすることはできても、ショートというカテゴリーには変わりがない。
しかしご満足いただけた。
髪を綺麗にしたい。縮毛矯正が必要ですか?
そんなことを言われますが、僕はくせ毛の方に縮毛矯正、さらにはサロントリートメントすらしません。
ですがカットとスタイリングでここまで綺麗になれます。カットしたら、自宅でご自身がセットできなければ美容師としては失敗です。ですから僕はカットに来て頂いたお客様には必ず自宅でのスタイリング方法をお教えしています。もちろんホームケア方法も。
とにかくカウンセリングは大切なのです。どのようなお悩みがあり、どう見せたいのか?どんな自分になりたいのか?
そこを解決しなくてはいけません。
ただ単に、当初思い描いていた髪型にならなくて『失敗した』と思うのか、そこからいい美容師に出会い、実はこんな素敵な髪型があったんだ!気づくのか。
美しくなるため、綺麗に見せるための『髪型』ですら。髪型は女性が幸せに生きるためので手段であり、目的ではないです。
望みどおりの髪型にならなくても本当にあなたを輝かせる髪型は他にもある。カウンセリングというものはそういうことです。
カラーの失敗も様々あります
カラーの失敗について、例えば暗くしたいのに明るくなってしまったり、根本だけ明るくなってしまったり。
よくあるのがすぐに色が落ちる。というお悩み(失敗かと思います)。
髪を綺麗にしに行くために美容室に行っているのに髪がどんどん傷んで、パサパサになっていく。毛先をスキ過ぎたカット、髪が傷んで見える髪色は美容師さんの失敗と言えます。カラーして、カットしてこのように変わりました。
こちらのお客様も。
上記のお客様は前回の美容院でカットとパーマ、カラーを同時に施術をされてチリチリになって半年間以上美容室に行くことができなかったというお悩みがあったそうです。ショートヘアをオーダー頂き、カットをさせて頂きました。失敗とは技術不足やお客様との信頼関係がないために起こってしまうことが多いと思います。カウンセリングが重要です。
モデルさんがしているような憧れの髪型そのものになりたいと思いますよね。
しかし、その通りならないのが現実。なぜなら骨格髪質は人それぞれだからです。
失敗と思う原因は技術面以外にもあります
その美容室の雰囲気が好きになれず、なんとなく美容院選びを失敗をしてしまったと思ってしまうことだってある。なんとなく信頼できない雰囲気の美容師さんにはお任せでカットを頼むことができないですよね。そのためオーダーをしないといけないのですが間違った伝え方、聞き方をすれば結果的に失敗をしてしまいます。
カットやカラーが失敗しないようにするためにはまずは画像や雑誌を持っていき、美容師さんに見せることです。でもそのときモデルさんや芸能人とまったく同じ髪型になるとは思わないで頂きたいと僕はお客様に伝えます。
もちろんそれをわかっているお客様もいますが、もし本当にモデルと同じ髪型になれる!と思っていらっしゃるお客様に対して「この雑誌のモデルの人はこのカラーでパーマは云々で・・・髪型はあれこれこうしてこうだ」なんて美容師たるもの、大人の女性に言うことではないと思っています。
雑誌のモデルさんにはその髪型が似合っているかもしれないですが、お客様に同じ髪型をカットやカラーで創っても髪質や骨格的に同じにはなりませんので、全く同じスタイリングできるかできないか?によってお客様にあうヘアスタイルにした方がいいと考えています。これがカウンセリングです。
◆頂いたご質問
初めまして、突然のメール失礼いたします。●●と申します。
ブログを読んで、戸来さんに髪を切って貰いたいと思い、ご連絡させていただきました。
私は癖毛で髪量が多く、縮毛矯正をかけてボブくらいの長さにしていたのですが、矯正なしでショートヘアにできたらいいなと思って検索していたら戸来さんのブログを見つけました。
>縮毛矯正をやめて癖毛を生かした髪型になりたいのですね?
短くするとボワっと広がり、広がらないよう縮毛矯正をかけるとこけしのようになってしまうのが嫌で、自然で清潔感のあるショートヘアになれたらと以前から思っていました。戸来さんのブログに載っていたショートヘアの写真が素敵で、何もしなくてもキープできる髪型を得意とされていることなどに惹かれてメール致しました。新規でも大丈夫でしょうか?
>ありがとうございます。ご新規様も大歓迎です。
美は楽して手に入れることができないのですが僕自身できる限りお客様が綺麗になれるようにお手伝いをしています。その方法をもっと簡単に伝えお客様でも再現できるクオリティのあるカットやカラーなどの技術を提供していきます。
続きまして
⇓
・昨年6月から湯シャンで、スカルプブラシと日本手ぬぐいを使用しているのが髪と頭皮に負担になっていないか気になっている
・顔に髪の毛がかかるのが苦手。耳にかけてしまうので輪郭補正ができていない上に、変な型がつきがち
・アレンジとか出来ないし、出来るようになろうとも思っていない
・主人はロングが好き、私はきれいなロングでなければ逆にみっともないと思う
・メガネ着用
・次回は10月頃になるかもしれない
・分け目が強い
・毛先はかわいそうなぐらい傷んでいるこうなりたい!というのは特にありません。というか分かりません。機能的で傷みを感じにくい状態を望みます。そしてこれ!というスタイルを見つけたいです。
全く具体的でなくてすみません…
>いいえ、とてもわかりやすいですね。
究極のずぼらと言っても過言ではないのですが表現の仕方が悪くてすみません。でも「アレンジしたいとは思わない」って潔くてなんだか逆にいいですね(笑)
「毛先が可愛そうなくらい痛んでいる」と言えばまずは切らなくてはいけないですね。で、どんなヘアスタイルで楽をして可愛い髪型になれるのか?をお店で実際にで見させてくださいね。
そして「こうなりたい」というのがないのですね!
大丈夫です。お任せください。
考えていたら返信にとても時間がかかってしまいました。私はまだまだいけますが、お休みでしたらすみません!
と実際にこのように公式LINEでご質問を頂いています
⇓
画像を見るからに非常にいい髪質です。
最後にこのようにメッセージを頂きました
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夜中にすみません。いらないかもしれませんが、現在こんな感じです。お風呂上がりに乾かしただけ状態。実際はここまで髪色は明るくないです(最終カラーは○年○月末美容院○○にて)。
昨年の6月に3時間かけてパーマをあてて、翌日に落ちちゃった以降、美容院には行っていません
>「3時間かけてパーマをしたが翌日取れた」それは失敗ですね。
画像を見させて頂くと誰しもが憧れるサラサラになる髪質をしていますがきっとご本人はその髪質に飽きてしまったのでしょうね?髪型もいつも変わらなくてうんざりしているのでしょうか?実はすごいいい髪質だからパーマがかからないんです。無理してかけないでありのままの髪質でどう変わるのか?似合うヘアスタイルを見つけて提案しますね。
昨年11月に15分1, 000円カットで傷んだ毛先を切って、前〜横髪をウルフ風にしてもらいました。
ブログはアメブロもワードプレスも拝見しております。ですのでおまかせしてバッサリ切ってもらうことになったとしても、全然怖くないです笑
ではでは、失礼いたしますm(__)m
よろしくお願いします。
美容師戸来に問い合わせ【カットの予約する】
▼公式LINEが簡単でおすすめです!
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24歳の時からプリュムワックスをはじめとしたヘアケア商品を作っています。おかげさまで今は多くのシリーズを出しております。よかったらご覧ください↓
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