美容師解説!ジメチコン入りのトリートメントは害がある?「シリコンは肌に悪い?」

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こんにちは!原宿で美容院を一人経営しているMAX戸来です。

今回は、「シリコンは肌に悪い?」というテーマで、ジメチコン(シリコン)入りのトリートメントは害があるのかどうか、について解説していきたいと思います。

シリコン(正確にはシリコーン)が入っているだけで「ダメ」「害がある」なんて思っている方には、特に読んでいただきい記事です。

僕は美容師として「オリジナルブランド」のヘアケア製品開発もさせてもらっています。

現在は、ワックスを2種類と、プリュムシャンプー(旧MAXシャントリ)、ヘアオイル(アウトバストリートメント)などを販売!

冒頭の画像では、「MAXヘア美容液」と書かれていますが、現在こちらは改良製品化し「プリュムヘアオイル」という商品名になっています。

実は、ヘアオイルを作るにあたって、「シリコンを入れるか?入れないか?」という点で試行錯誤しました。

お客様に試作品のサンプルを配布して感想をお伺いしたり、意見をお聞きしながら23回もの改良を重ねて「これだ!」という配合のヘアオイルを完成することができたんです!

そのなかで、シリコンについてはかなり調査・勉強してきたので、みなさんにもわかりやすくお伝えできれば嬉しいです。

そもそもシリコンには害があるのか?ないのか?

また、シリコンのデメリットやメリットについても解説していきますので、ぜひ最後までお読みくださいね。

シリコン(ジメチコン)が肌や頭皮に害があるって本当?

まず、結論をお話しましょう。

シリコン(ジメチコン)には肌や頭皮への害はありません!!

極端な話をすると、飲んでも害はありません。正しく使用すれば本当に優れた成分なんです。(だからといって飲まないでくださいね。)

しかし、使い方と使用する製品によっては、害とまではいかなくてもデメリットが発生することもあります。

それについては、後ほど「シリコンのデメリット」で詳しく解説しますね。

「シリコンが害だ!」といわれるようになった経緯は企業戦略だった!?

ジメチコンなどのシリコン入りシャンプーが「悪いモノだ」「害がある」と認識されるようになった経緯には、実は以下のような背景があるんです。

いまから10年以上前は、シリコン入りのシャンプートリートメントが当たり前でした。

懐かしいところでは「リンスインシャンプー」なんかも流行っていましたよね。使っていた方も多いのではないでしょうか?

そもそも、昔はノンシリコンという言葉すら存在していませんでした。

では、どうして「ノンシリコンシャンプー」が急に流行り出したのかというと・・・

それは、もともとシャンプートリートメント市場を大手企業が独占していたんです。

その大きな市場に立ち向かうため、中小企業などが差別化を図るために「ノンシリコン」を販売開始!

電車の広告やネット等で拡散され、「シリコンは肌に悪い」とか「髪に被膜を張って痛めてしまう」などと騒がれるようになりました。

 

これにより、中小企業の広告宣伝が成功し、徐々にノンシリコンシャンプーが流行り始めたというわけです。

シリコン(ジメチコン)は化粧品にも使われている「優秀な成分」である!

シリコンはとっても優秀な成分で、ほとんどの化粧品に使用されているほど。

しかし。

当時からかなりの年月が経過している今でも、「シリコンは害だ!」と思い込んでいる方って結構いらっしゃるんですよね。

あなたが愛用しているスキンケアアイテムや、ボディミルクにも配合されている可能性大です。成分表をよく見てみると、ジメチコンをはじめシリコンが配合されている製品はたくさんあります。手元にあれば、ちょっと見てみてください。

たとえば、こちらの某有名メーカーのボディミルク。

はい!ジメチコン発見です!!

でも、その化粧品やボディミルクを使っていて「お肌の調子がイイ」と思うから、継続して使用しているんですよね?知らないだけで、シリコン入りの製品を好んで使用している方って結構多いものです。

もちろん、広告宣伝や企業戦略に惑わされていることに気付いて、「シリコン入りのヘアケア製品でも害はない」と安心して使っている方もいます。

ところが、使い方、製品を間違えてしまっていることも少なくありません!!これはイケナイ!

早急に軌道修正が必要です。

シリコン入りのトリートメントやヘアオイルを正しく使ってもらうには、製品を開発する側が「消費者」に使い方をしっかりと教えるべきだと考えています。

そして、美容師である僕にはそれができるんです!

お客様が使い方を誤らないように、製品開発においても成分の配合バランスをしっかり考えて、皆さんに安心して使っていただけるようなヘアケア製品しか作っていません。

では、シリコンについてもう少し詳しく解説していきますね。

「シリコン(ジメチコン)が悪い」といわれている本当の理由

ジメチコンなどの「シリコン」が悪い!害だ!肌に良くない!などと言われている本当の理由について、お話しておきたいと思います。

※ちなみに「シリコン」の正式名称はシリコーンです。

まず、覚えていただきたいのが『シリコンが入っているか、いないか?の見極め方』です。

成分表を見たときに、「○○コン」「○○シロキサン」と書いてあったら、シリコーンが入っているということです。

そして、そのシリコンは一般的に以下のようなことが「害」といわれています。

  • 頭皮に膜を張り毛穴が詰まってしまう
  • 皮膜(ひまく)のせいで髪が無呼吸状態になってダメージを与える
  • 体、顔、肌に有害である

 

などなど。

たくさんのデメリットだけがあげられています。しかし、これらすべては・・・ノンシリコンシャンプー、トリートメントを売るための企業戦略なんです。

知っていましたか?ちょっとショックじゃないですか?

シリコーンの安定性などを科学的にご説明すると眠たくなると思うので、その辺は省略させてください。

シリコン(ジメチコン)に害があるといわれる理由は、メーカーの営業戦略!これが本当の理由です。

この記事と出会ったあなたは、シリコンには害がないということを、しっかりと覚えておいてくださいね。

シリコン(ジメチコン)のメリットとデメリットについて

とはいえ、シリコンにもメリットとデメリットが実際に存在します。

ここでは、みなさんにもわかりやすいように美容師の僕が詳しく解説していきますね。

シリコン入りトリートメントやヘアオイルのメリット

「シリコンは髪に皮膜を張る」といいましたが、言い換えれば髪をコーティングするんですね。

目には見えないくらい薄っすらと膜を張るということです。

その作用によるシリコンのメリットは、以下の通り。

  • 髪をコーティングして指通りを良くする
  • サラサラの手触り・見た目にしてくれる

やはり、ジメチコンのようなシリコンは、髪がサラサラすることが最大の特徴でありメリットといえるでしょう。

髪を触ってみて軽い質感になるのが、ご自身でも実感しやすいと思います。

『完全ノンシリコン生活』をしていると、髪の毛が絡みやすい方や、キシみが気になる方の場合には、髪の状態が悪化してしまうことがあります。その髪をほどくときに無理な力がかかってしまい、断毛(切れ毛)を生じさせてしまうことが多いんですよね。

 

しかし、シリコンでコーティングされた髪は複雑に絡まりにくく、ほどくときにもスルっと解けるので「髪にダメージを与えにくい」とか「切れ毛や枝毛の世簿になる」というメリットもあります。

シリコン入りトリートメントやヘアオイルのデメリット

製品によってはシリコンを過剰に配合しているものが存在します。手触りや髪の質感を「すぐに」「わかりやすく」変えるためです。

1回使ってみて、「すごい髪がサラサラになった」と感じれば、そのヘアオイルやトリートメントを使い続ける方は多いはずですからね。

ところが、この過剰なシリコンにはデメリットがあります。

正しくは「シリコンの配合量と配合バランス」が、髪のことを考えて作られていない製品が危険なんです。

ヘアオイルやトリートメントの成分表記を見たときに、上から5番目以内がほとんどシリコンの場合、その成分のほとんどがシリコンで作られているなんて製品もあります。

これは、あまりにも多すぎるので注意が必要!!

髪にシリコンがどんどん蓄積して、ベタベタ、ギットリした見た目や手触りになってしまう恐れがあります。

さらに、シリコンの膜が強力に張られた髪には、カラーやパーマの薬剤がスムーズに入っていきません。そのため、美容院での施術が失敗してしまうことも珍しくありません。

こちらの動画もぜひご覧ください。

美容院のトリートメントはいるの?いらないの?効果がない?

とはいえ、成分表記だけでは実際の配合量がわかりませんよね?

その場合には、信頼できる生産者の製品を買うことが一番の解決策です。信頼できる美容師さんでも良いですし、サロンやメーカーで選んでいただいても構いません。

そして、どんなシャンプーと一緒に使うのかが重要となってきます。

具体的には洗浄力の悪い(弱い)シャンプーだとシリコンは落ちないから、どんどん蓄積するんですね。シリコンが髪にベッタリと蓄積した状態になると、次第に髪の絡まりやギトギト感が出て、カラーやパーマも上手くかからないなんてことにも!

 

簡単に言えば、膜を張ったらきちんと取りましょうね!!ってことです。

そのためには、シリコンがしっかり取れるようなシャンプーを使用することが大事。

また、シリコーン配合量が「1回のシャンプーで取れる程度」の製品を使用することです。そうすればなんの問題もありません。

ノンシリコンとシリコン入りは結局どっちがいいの?

僕としては、ノンシリコンでもシリコン入りでもどっちでも良いと思っています。

髪質やダメージの状態は人ぞれぞれ違うので、「自分の髪のコンディションが良い」と思えるトリートメントやヘアオイルを使えば良いと考えているからです。

ノンシリコンは軋む(きしむ)と感じる方が多いですが、今までシリコンで誤魔化してきた実際の髪質や状態が「ノンシリコン」にしたことで誤魔化すことができなくなっているだけ!ということも少なくありません。

分かりやすく言えば、もともとの髪が傷んでいた、ということですね。シリコンのコーティングがなくなったことで、それが明るみに出た・・・という感じでしょうか。

ノンシリコンだからいいとかシリコン入りが悪いなんて、評価すること自体が間違っていると僕は思っています。

そもそも、シャンプーは洗うためのもの!

トリートメントやヘアオイルは髪のコンデションを整えるもの!

とってもシンプルな考え方でいいのではないでしょうか。

美容師の僕がおすすめするシリコン入りヘアオイルとは?

シリコンは配合量が多ければ多いほど、最初使った時、感動的なサラサラ感を実現させます。

しかし、次第に絡んだり、軋みが出てくることがあります。

そのため、配合量にこだわったアウトバストリートメントを使用する必要があるのです!

こちらは、その洗い流さないトリートメント(シリコン入り)を馴染ませたお客様の髪。

40代女性ですが、とてもツヤのある若々しい髪に見えますよね?Beforeは、カットから4か月経過したご来店直後に撮影。

Afterでは、プリュムヘアオイルを付けさせていただきました。

このように、自信を持って皆さんにおすすめできるのが、僕が開発した『プリュムヘアオイル』です。

この絶妙な使用感と配合バランスは、美容師をしている僕だからこそ、カタチにすることができました。

とはいえ、23回もの改良を重ねたんですが・・・(笑)

その甲斐あって、実際にお使いいただいたお客様からは嬉しい声もたくさんいただいています!

プリュムヘアオイルはシリコン配合ですが、1回のシャンプーで落ちてくれるし、髪全体を皮膜しません。

だから重たくならないし、髪にも優しいんです。

これは、どういうことかと言うと・・・

シリコンとして配合している「ジメチコン」の配合量とバランスを計算して、髪全体を被膜でガッチリ包み込むのではなく、メッシュ状に優しくコーティングしてあげることができるように作りました。

実は、一般的なトリートメントやヘアオイルに含まれているシリコンは、かなり高配合になっているので強力な被膜が髪に付着します。

しかし、シリコンはしっかり落としていかないと蓄積してベッタリしてしまうデメリットがあるとお話しました。

シャンプーでシリコンを剥がしてあげる必要があるんですよね。

ところが、強力なシリコンのコーティングは髪表面にガッチリ張りついているので、剥がれるときにキューティクルも一緒に剥がしてしまうといわれています。そして、髪がどんどんボロボロになってしまうのです。

 

しかし。

プリュムヘアオイルの場合には、強力被膜ではなく「メッシュ状」に包み込むコーティングになるような配合率にしてあるため、シャンプーで落としたときにもキューティクルを傷ませることがありません。

ちなみに、こちらのお客様は50代女性です。

Afterでは、シリコン(ジメチコン)をバランス良く配合したプリュムヘアオイルを馴染ませた状態。

ツヤが出て質感が明らかにアップしているのがおわかりいただけるでしょう。

30代だとしても『綺麗な髪ね』と言われるレベルですよね!髪年齢、マイナス20歳!

このように、使い続けても髪のキューティクルを傷ませることなく、毎日のアウトバストリートメントとして安心してお使いいただけるように作っています。

ちなみに。

プリュムヘアオイルに詰め込んだ僕の想いは、こちらの動画でもご覧いただけますよ。

美容師おすすめ!くせ毛パサつく髪のヘアケアはプリュムヘアオイルで「洗い流さないトリートメント」

もちろん、肌への安全性も僕自身の敏感肌を使って実験して、なんのトラブルも起きませんでした!

お肌が赤くなったり痒くなることはないし、ましてやニキビなんかもできません。

ヘアオイルの使い方やスタイリング方法については、動画でも詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。

猫っ毛、軟毛くせ毛にもおすすめのプリュムヘアオイル(スタイリング剤)使い方

また。

プリュムヘアオイルを使用する場合には、シャンプーとの相性も非常に重要なのでプリュムシャンプーをお勧めします。

僕が作ったシャンプー以外の製品との相性は正直わかりません。成分表記だけでは実際の成分配合量は見えないので、なんとも言えないんですよね。

まとめ

今回は美容師の僕が、「シリコンは肌に悪い?」「ジメチコン入りのトリートメントは害があるのか?」という疑問にお答えすべく、シリコンのメリットとデメリットをあげながら解説してきました。

シリコンは膜を張るからカラーやパーマの邪魔をする。だからこそ、美容師的には邪魔なものなんですね。

コーティングをしている髪に薬剤はうまく反応しないというデメリットがあります。また、シリコンの蓄積によって髪がベタついたりギトギトしてしまうことも。

しかしそれは正しいシャンプーを使用し、正しい製品と使用するタイミングを調整すればなんの問題もありません。

だからこそ、僕が開発するヘアケア製品は取説がウザいくらい長いです(笑)

みなさんに正しく使って欲しいという想いが、強くあるから。

こちらの動画もぜひ、ご覧ください。

美容師解説!ヘアオイル(洗い流さないトリートメント)の正しい使い方と注意について

「シリコンが害」なのではなく、シリコン製品を上手に使えないことでトラブルが出てくるんだ!ということを覚えておいてくださいね。

それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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プロフィール


MAX戸来(ヘライ)
20歳から上京し、22歳から原宿美容院MAXを一人で設立。24歳から一律カット料金3万円に。
パサつく髪、くせ毛、ダメージ毛で悩む全国のお客様へ「毎日サロン帰り」を実現することができるヘアケア製品の開発、ヘアスタイルをご提案。
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