
最近、髪が伸びてきたから美容室に行かなきゃ、と思いつつも毎回どのようにオーダーすれば良いのかお悩みのあなたへ。
おまかせでオーダーするにしても何かしら希望は伝えなければ美容師さんも困ってしまいます。
このページでは美容室でオーダーするときに失敗しない頼み方について美容師が解説しています。
自分に似合う髪型にさえしてもらえれば良いと思っておまかせにしたものの、仕上がりに違和感があるのはやっぱりイヤなもの。
希望の髪型を伝えたのにカット後に違和感を感じてしまうのは美容師さんにオーダーが正しく伝わってないことも。
このページで紹介しているオーダーの際の3つのコツをおさえて美容室でカットしてもらえば、きっとあなたの希望しているヘアスタイルに仕上がるはずです。。
失敗しない美容室でのオーダーの際の3つコツを紹介します
自分に似合う髪型がイマイチ掴めず、美容室での頼み方がわからないときって、緊張して不安を抱えたままなんとなくおまかせにしてしまいますよね。
しかし、せっかく時間とお金をかけて美容室に来ているのに、モヤモヤした気持ちのままカットやカラー、パーマをしてもらうなんて勿体ないですよ。
美容師としては、おまかせオーダーでカットした後「なんか違う、これ失敗じゃないかな」と思っても言い出せないことには絶対になって欲しくありません。
これから紹介するちょっとしたコツをおさえておけば、あなた好みのヘアスタイルに仕上げることができます。
美容室でオーダーを失敗しないコツは以下の3つ。
- 絶対になりたくない髪型、長さを伝える
- なりたい髪型の写真を見せてシルエットや雰囲気を伝える
- カラーは髪色の明るさ、暗さを的確にオーダーするのがコツ
これら3つの頼み方を覚えておくと、美容室のオーダー時に失敗するリスクをぐっと減らすことができますよ。
3つのコツそれぞれについて詳しく解説していきますね。
美容室でのオーダーでは似合う髪型がわからなくても、これだけは嫌というものを伝える
あなたにとって似合う髪型や理想のヘアスタイルが決まっていなくても、これだけは絶対に嫌だ!というものはありますよね?
以下のように嫌だと思う具体的な内容を、担当の美容師さんにしっかり伝えることが大切です。
- ショートにしたいけど、襟足が短い髪型はボーイッシュになりすぎるから嫌だ
- 前髪は伸ばしているから絶対に切らないで欲しい
- ロングヘアが好きなので、この長さより短くしたくない
- 可愛いボブになりたいけど、毛先がはねてセットが大変になるのは嫌
このように「自分が絶対に譲れない髪型のこだわり」を、美容院では正直に話すようにしてくださいね。
髪型の印象を大きく左右する要素は、前髪と全体の長さ、雰囲気、髪色、デザイン。
話すのが得意ではなくうまく伝えられるかどうか不安な場合は、「こういう髪型は嫌だと思う写真」を見せると美容師さんにも伝わりやすくおすすめです。
それからもうひとつ、美容室ではあなたの感じてる顔の形や骨格のコンプレックスを恥ずかしがらずに伝えることも理想の髪型になるためのポイント。
丸顔や面長、エラ張り・ハチ張りといった顔の形・骨格は骨格矯正カットで上手にカバーできることもあります。
そんな細かいことまで注文していいの?と思わないでください、美容師としてはむしろ詳細な情報がある方がヘアデザインをしやすいですから。
美容師さんにどう思われるかを気にするのではなく、遠慮なく試したいことやコンプレックスなどの言いにくいことを話すことが美容室でのオーダーに失敗しないコツです。
美容室でオーダーするとき、希望する髪型の画像・写真を見せる
美容室で失敗しないオーダーのコツの2つ目は、希望するヘアスタイル、なりたい髪型の写真を美容師さんに見せること。
美容師さんはいつも明るく話しかけてくれるけど、話すことがあまり得意ではないあなたにとっては希望する髪型を細かく説明するのも億劫だったりしますよね。
そんなときは百聞は一見に如かず、口頭で説明するよりも希望する髪型の写真、インスタ画像などを見せた方が美容師さんにもイメージが伝わりやすいです。
日本語はニュアンスがとても繊細な言語なので、同じ言葉でも人によって受け取り方が大きく違うこともあり、一生懸命に言葉で伝えようとして失敗するよりも、希望のヘアスタイルの画像を見せてしまった方が細かいニュアンスも正確に伝わりますよ。
実際、同じ長さでも「切りっぱなしのボブ」なのか、それとも「レイヤー(シャギー)が入っているショートボブ」なのかという少しの違いでも、髪型の雰囲気や仕上がりデザインはまったく異なるもの。
最初の美容室でのオーダーのコツでも解説させていただいたように、美容室で髪型をオーダーする場合には「こんな髪型になりたい」という情報と一緒に「これは絶対に嫌だ」という情報があればカット後の失敗を減らせます。
美容師としても、希望する髪型は画像や写真でつかめたものの、嫌だと思う髪型分からない曖昧な状態でカットすると失敗してしまう可能性が。
美容室でのカットの失敗はお客様と美容師のイメージにズレがあることで生じてしまうもの。
美容師さんはカットやスタイリングにおける髪のプロではありますが、残念ながらお客様の心を読むという能力までは持ち合わせていません。
そのため、お客様からおまかせオーダーをしてもらう場合でもより詳しい情報が少なければ、良かれと思ってカットしてもお客様にとっては失敗になってしまう可能性もあるんです。
おまかせオーダーだと、お互いに「オーダーを伝えたつもり」「わかったつもり」のまま、カットやパーマ、カラーなどの施術をスタートしてしまうことも少なくありません。
バッサリ髪を切る時の頼み方は、間違いが起らないように慎重かつ詳細にオーダーすることをおすすめします。
ヘアカラーの仕方は希望の色より濃く・薄くしないようにオーダーする
美容室でヘアカラーをオーダーする際には、理想の髪色と明るさを詳細に伝えることも失敗しないための大事なポイントです。
- 髪色はこれよりも明るくしないで欲しい
- 色落ちが早いから少し暗めに染めてもらいたい
- 暗すぎない7レベルの明るさが好き
- 赤みのある髪色は好きじゃない
- 褪色したときに黄色くなるカラーは嫌い
出来る限り具体的なカラーオーダーを心がけましょう。
ちなみに、「髪色を暗くする」「色を濃くする」というオーダーについては美容師さんにとって同じ意味になることもあります。
あなたが「今のピンク系カラーを強くしてほしい」という希望で「色を濃くしてほしい」とオーダーすると、髪色が暗くなる可能性があるのでくれぐれもご注意を。
カットやパーマと同様、ヘアカラーに関してもできるだけ具体的なオーダーして失敗しないように心がけましょう。
可能であれば、理想としている髪色や明るさの髪型の写真や画像を美容師さんに見てもらうのがベスト。
インナーカラーやグラデーションカラーなども、口頭でオーダーするよりも写真や画像で伝えた方が間違いないです。
美容室に用意してあるヘアカラーのトーン表を美容師さんと一緒に確認しながら、希望の髪色をオーダーするのもおすすめです。
技術とセンス、経験を持っている美容師さんであれば、あなたの希望や好みをしっかり汲み取って理想の髪色に仕上げてくれますよ。
好きな芸能人の髪型を伝えるのも美容室でのひとつの頼み方
思い切って髪型を変えたいけど「どんなヘアスタイルにすればいいかわからない」「なりたい髪型が決まってない」場合は、あなたが好きな芸能人の髪型を美容室でオーダーするのもおすすめです。
メンズモテを狙うなら、男性ファンの多い女性芸能人の髪型を参考にオーダーするのも良いですね。
女性芸能人やモデルさんは常に最新のおしゃれなヘアスタイルを専属のスタイリストさんが仕上げています。
髪型のイメージが決まっていないときに女性芸能人・モデルさんのインスタグラムなどでヘアスタイルをチェックしてみてはいかがでしょうか。
「芸能人やモデルの写真・画像を見せてオーダーするってなんか恥ずかしい」と感じているならそれは大間違い。
美容師さんは芸能人やモデルさん、ヘアカタログなどの髪型の写真や画像からヘアカットをオーダーされるのは日常茶飯事です。
心配せずに、あなたが好きな女性芸能人の髪型をどんどん参考にして、おしゃれなヘアスタイルをオーダーすることが、今よりもっと可愛くなれるコツですよ。
好きな女性芸能人・モデルが髪型を変えたから真似したいでも全然OK
自分に似合う髪型がわからないときや、なりたいヘアスタイルのイメージが決まってないときには「好きな芸能人のボブが可愛いので真似したい」なんてオーダーの仕方もおすすめです。
注意点として、女性芸能人やモデルさんの髪型をそのまま再現すると失敗する可能性があるのでご注意を。
好きな芸能人の顔の形・骨格には似合うヘアスタイルでも、あなたに似合うとは限りません。
美容室でヘアカット・スタイリングしてもらったときはおしゃれな髪型になっていても、翌朝から自分でスタイリング&再現できなければ意味がありませんよね。
髪質や髪のクセ、毛量、顔型をはじめ、体型や肌の色、普段の服装やメイクは人それぞれ異なります。
そのため、美容室での頼み方にはちょっとしたコツがあります、それが「この写真・画像のデザインをベースに、私に似合う髪型にしてください」とお願いすること。
ショートやボブ、ミディアムやセミロング、ロングヘア、あらゆる髪の長さのオーダーでも頼み方の注意点は同じです。
また、なりたい髪型を再現するためにパーマや縮毛矯正、ヘアカラーなどの薬剤を使用する施術には、髪のダメージレベルも考慮してオーダーするようにしましょう。
女性芸能人やモデルさんには専属スタイリストがついていて、常に髪の状態を見ながらヘアセット・スタイリングをしています。
美容室での施術時にもできるだけダメージを抑えた薬剤でパーマやヘアカラーをしていることがほとんど。
普通に生活していると髪についてそこまで時間やお金はかけられませんよね。
「インスタに載っている髪型を参考に美容室でオーダーしたら、髪が傷んでチリチリになってしまった」なんて失敗もありえます。
初めての美容室でパーマやヘアカラーなどの髪へのダメージが強い施術をオーダーするときは、今までの髪の履歴(パーマやヘアカラーをどれくらいやってきたか)を担当してくれる美容師さんに細かく伝えましょう。
ショートヘアで1年間、ロングヘアなら2年間ぐらいの施術履歴は伝えておくと施術後にチリチリ・ボサボサになる可能性が下がります。
髪の施術履歴に必ず、ご自身で市販のカラー剤を使ってセルフで染めたことも含めるようにしてくださいね。
以前の美容室での施術だけでなく、市販カラーや白髪染め履歴もすべて美容師さんへ伝えることが、綺麗な髪でヘアスタイルを楽しむためのコツですよ。
美容室で失敗しないオーダーのコツ、まとめ
美容室でオーダーするとき、カット後に失敗しないための3つのコツを紹介しました。
- 絶対になりたくない髪型、長さを伝える
- なりたい髪型の写真を見せてシルエットや雰囲気を伝える
- カラーは髪色の明るさ、暗さを的確にオーダーするのがコツ
美容師は髪のカットやスタイリングには自信を持っているプロフェッショナルですが、お客様の希望や嫌な髪型・ヘアスタイルを読み取る特殊なスキルは持っていません。
言葉で伝えたつもりでも、実際には伝わっていなかっり、間違ってオーダーが伝わっていたりします。
美容室でのオーダーするときは希望する髪型・デザインの写真や画像を用意しておくようにしましょう。
その上で「この写真・画像のヘアスタイルで私に似合う髪型にしてください」とオーダーすれば失敗することはないはずです。
それから最後にもうひとつだけ、カットしてもらった後の髪は翌日からスタイリングをしなければなりません。
美容師さんにカット後の髪のスタイリング方法を教えてもらうのをお忘れなく。
傷んだ髪やくせ毛の髪にツヤ・まとまりを与え、毎日のヘアセットをすることで保湿・ヘアケアまで出来るプリュムヘアケア「2STEPアウトバストリートメント」もぜひ、試してみてくださいね。
このページが美容室でのオーダー方法にお悩みのあなたのお役に立てば幸いです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
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