髪の毛が傷みすぎてやばい!その原因と解決方法を美容師にきいてみた

髪の毛が傷みすぎてやばい!その解決方法と原因を美容師が解説します

パサパサ・ボサボサでうねって広がる、髪の毛が傷みすぎてやばい状態になってこのページにたどりついた方へ。

このページでは、傷みすぎてやばい状態の髪のために、2つの解決方法を現役美容師さんに解説してもらいました。

なぜ髪の毛は傷んでパサパサ・ボサボサになってしまうのか、その原因とは何なのでしょうか。

傷みすぎてやばい髪に合わせた、正しいヘアケア方法についても紹介しています。

\ 教えてくれたのは /
    ヘアメイクアーティスト 江川 徹
    • ヘアメイクアーティスト
    • 江川 徹@tooru_f.hair_salon
    • 縮毛矯正、髪質改善が得意な東京・錦糸町を中心に活躍するベテラン。

なぜ髪の毛が傷みすぎてやばい状態になるの?3つの原因を知る

そもそも、なぜ髪の毛は傷んでパサパサ・ボサボサのひどい状態になってしまうのでしょうか。

その原因を紹介していくので、これからの髪のダメージに対する予防としてお役出てください。

髪へのダメージの原因は、大きく分けて以下の3が挙げられます。

  1. 間違ったホームケア
  2. 美容室での施術
  3. 髪質

9割以上の傷んだ髪は、これらが大きく影響しています。

縮毛矯正、ブリーチ、パーマ、ヘアカラーなどの美容室での施術

あなたの髪へダメージを与えるもの、その最初の1つが美容室での縮毛矯正やパーマ、ヘアカラーなどの施術です。

「美容室で施術したんだから大丈夫」

そう思って施術後にヘアケアをしないと、知らないうちに髪が傷んでしまうことに。

ヘアケアを怠った結果、それがまさに「髪の毛が傷みすぎてやばい!」とき。

美容室での施術が髪のダメージの原因になるということを知っておきましょう。

美容室での施術による髪の傷みの原因

  • パーマや縮毛矯正を繰り返している
  • 全体カラー、ブリーチをしている
  • カットで梳きすぎている

これらが原因となって、髪の毛の表面がパサパサ・ボサボサになったり、毛先が傷んでいるように感じたりすることに。

特にくせ毛さんの行う縮毛矯正や、脱色をするブリーチは強い薬剤の使用で大ダメージ。

美容院のメニューの中では、髪が最もダメージを受けやすい施術です。返すことで、髪にダメージが蓄積し続けます。

  • 傷みすぎて取り返しがつかない状態
  • 髪の毛が傷みすぎてやばい

こうした状態になることも少なくありません。

また、カットも髪がパサつ見える原因になることも。

  • 髪のすき過ぎ
  • レイヤーの入れ方

この2つが原因で、本来の状態よりも髪が傷んでいるように見えるケースがあります。

実例として、こちらのお客様をご覧ください。

傷んだ髪 カット前
傷んだ髪 カット前
メンテナンスカットをした髪
メンテナンスカットをした髪

ビフォーの状態は、毛先がスカスカにすかれて不揃い、毛先がパサパサで髪の毛が傷んでいるように見えます。アフターでは、毛先を整えるカットを施し、最後にカールアイロンで巻きました。

カットで傷んだ部分をカットするだけでも、髪の傷みを抑えられます。

間違ったホームケアで髪の毛が傷みすぎてやばい状態になる

髪の毛先が傷みすぎてやばい状態になる原因その2は、間違ったホームケア。

髪のホームケアの種類

  • シャンプー方法や選び方
  • ヘアケア・髪の毛の扱い方
  • ドライヤーのかけ方

シャンプー方法や選び方について、まず髪の毛のゴシゴシ洗いはNG洗浄力の強すぎるシャンプーを使っていると髪の傷みが進行することも。

いまの髪質、ダメージ状態にに合ったシャンプー・トリートメントを選ぶと良いでしょう。ヘアケア・髪の毛の扱い方については、髪を洗った後に必ずドライヤーで乾かしてから寝る習慣をつけるようにしましょう。

濡れたままの髪は、髪の表面組織「キューティクル」が開きっぱなし。通常閉じていなければならないキューティクルが開いたままだと、髪の毛の水分や栄養が流れ出てしまいます。

さらに、睡眠中の摩擦刺激にも弱くなります。

髪はドライヤーでしっかりと乾かさないと、絡まりや切れ毛が起こりやすくなる原因に。仮に1日あたり10本のダメージ毛が増えると、1か月に300本もの髪が傷む計算。

髪の毛が傷みすぎてやばい状態への最初の一歩です。切れ毛や枝毛が増えると、毛先だけでなく短い毛が浮いてきて目立ちます。

髪を乾かすときにドライヤーは当てすぎると過乾燥になってしまい、髪の毛が過乾燥の状態になると、パサつきを悪化させる原因に。

髪の毛が8割ほど乾いたら冷風を当てて乾かす、これが正しいドライヤーのかけ方です。

パサパサ・チリチリで髪が広がる髪質

髪が傷みすぎてバサバサになってしまう3つの原因、最後は髪質。

生まれつき髪がキレイな人もいれば、遺伝でパサパサしやすい髪質の方もいますよね。

また、加齢やホルモンバランス、紫外線によるダメージや髪質の変化も

ご自身の年齢や環境などに合わせて、より丁寧にヘアケアを行うことで髪が傷むことを防いでくださいね。

どうすれば髪の毛が傷みすぎてやばい状態から戻せるの?

ヘアケアでダメージを補修する
ヘアケアでダメージを補修する

それでは髪の毛が傷みすぎてやばい、そんな状態になってしまった場合の2つの解決方法をご紹介します。

  1. 傷んだ髪をカットする
  2. 洗い流さないトリートメントとヘアケアもできるスタイリング剤で毛髪補修する

それぞれについて、詳しく解説します。

髪の毛が傷みすぎてやばい状態になったら思い切ってカットする

1つ目の傷みすぎてやばい髪の毛をなんとか解決する方法、そんな髪の毛をカットすること。

髪の毛は自己再生能力のないケラチンタンパク質で出来ています。

トリートメントでも傷んだ髪は治せない

一時的にはサラサラの髪を手に入れられますが、トリートメントの目的はあくまでも補修。

髪の毛を完全にダメージから修復させるものではありません。

傷んでボロボロになってしまった髪はカットしましょう。

新しい髪を傷みすぎてやばい状態にならないように正しいヘアケアを始めましょうね。

洗い流さないトリートメントで傷んだ髪を保湿・毛髪補修

洗い流さないトリートメントを続けて保湿・毛髪補修した髪
トリートメントで毛髪補修した髪

傷んでしまった髪は治せませんが、傷んでしまった髪を保湿・毛髪補修しながらこれ以上のダメージを与えないようにすることは可能です。

2つ目の髪の毛が傷みすぎてやばい状態の解決方法としては、洗い流さないトリートメントでのヘアケアをプラスすることです。

洗い流さないトリートメントとは、お風呂やシャワーの後に使うアウトバストリートメントとも呼ばれるヘアケアのこと。

洗い流さないトリートメントを取り入れるときに重視したいのが、以下の3つのポイントです。

  1. 保湿
  2. 保護
  3. 毛髪補修

特にダメージを受けて傷んだ髪にはヘアオイルがおすすめ。

髪の毛を油分でコーティング、髪の内部から水分が出るのを防いで髪の摩擦やドライヤー、ヘアアイロン・コテの熱から髪を守ります(保湿・保護)。

ヘアオイルには毛髪補修成分も配合されているため、ダメージを受けて傷みすぎてやばい状態の髪のための洗い流さないトリートメントにぴったり。

毛先がパサパサで全体的に乾燥してボサボサに見えても、ヘアオイルを使えばツヤのある髪に見せることが出来ます。

ヘアオイルの使い方はとても簡単、タオルドライのあとヘアオイルを適量手にとって髪に馴染ませたら、あとはいつも通りにドライヤーでブローします。

それだけで、傷みすぎてやばい状態のパサつく髪がしっとりとツヤ・まとまりのある髪に。

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まとめ

髪が傷みすぎてやばい状態になっている方へ、髪が傷んでしまう主な理由と、2つの解決方法を美容師さんに解説してもらいました。

髪の毛はケラリンタンパク質の繊維でできています。

自己再生機能を持っていないため、美容室での髪質改善メニュー、トリートメントなどでも治せません。

髪の毛が傷む3つの原因、間違ったホームケア、美容室での施術、先天的・後天的な髪質、これらを把握して二度と髪の毛が傷みすぎてやばい、という事態を避けたいですよね。

ダメージを受けてパサパサ、ボサボサになった部分はカットして髪へのダメージを防ぎつつ、髪の状態に合わせた正しいヘアケアを。

※本記事内の成分および製品に関する意見は個人の見解であり、効果を100%保証するものではありません。