
こんにちは、原宿一人経営美容師MAX戸来です。
「髪がパサパサしてしまう」「せっかくセットしてもパサついているのできれいに見えない」
このようなお悩みを抱えている方は、少なくないのではないでしょうか。
少しでもパサパサ感を抑えたいですし、髪をきれいに見せたいですよね。
そこで今回は髪がパサついてしまう主な理由と、対処方法を解説していきます!
目次
髪がパサパサする原因
髪がパサパサしてしまう原因は、一つとは限りません。
考えられる原因は、以下のようにいくつかあります。
- パーマや縮毛矯正などの失敗やカラーダメージが原因
- カットの仕方でパサついているように見えてしまっている
- くせ毛でパサパサしやすい
- 加齢によって髪質が変化しパサパサしている
- ホームケアが適切ではない
パサついている原因によって、対処方法は変わってきます。
なので、まずは「どうしてパサついているのか?」の原因を知ることが大事ですよ!
髪のパサパサ対策&対処方法
髪がパサパサになってしまう主な原因が分かったところで、原因別に対策方法&対処方法をご紹介していきます。
①縮毛矯正やカラーのダメージが原因の場合
縮毛矯正やパーマ、ヘアカラーなどの施術は、どうしても髪にダメージを与えてしまいます。
ちなみに髪がパサパサしてしまう原因の約7割は、美容院でのカットやカラーなどの施術が原因なんですよ!
ダメージによって髪の状態が悪くなっている場合は、バッサリカットしてしまうことをおすすめします。
そして今後はできるだけ傷ませないように気を付けながら、伸ばしていくようにしましょう。
◆縮毛矯正をやめたい方におすすめの髪型
「これ以上傷ませないために縮毛矯正をやめよう」と思う方は、縮毛矯正済み部分とくせ毛部分が自然に馴染む髪型にしましょう!
そうすることで、縮毛矯正から完全に卒業することができるまでの期間も、おしゃれでいることができますよ。
②カットが原因でパサついているように見えている場合
傷んでいるわけでもないのにパサついて見えているなら、カットが原因かもしれません。
髪がパサパサになっている方の中には「カットで梳きすぎてしまっている」方が多いです。
↑梳きすぎでパサパサしていたケースです。
beforeは毛先がかなり梳かれてしまっていてパサパサ・スカスカでしたが、カットで修正しafterの状態に。
間違ったカットや梳きすぎによってパサパサしている場合、このようにカットで対処する必要があります。
③くせ毛でパサパサしやすい場合
元々の髪質の問題でパサパサしやすいこともあります。
特にくせ毛は乾燥しやすく、パサパサして広がりやすいんです。
生まれつきの髪質はある意味仕方がないことなので、根本から改善するのは正直難しいです。
なので髪を保湿できるアイテムを使用して、パサつきを抑えてあげるのが有効ですよ!
↑こちらのようにパサパサしてしまっている方も……
↑保湿系ワックスの「プリュムワックス」を使うことで、ここまで見た目が変わりました。
パリパリに固めずやわらかく仕上がる保湿系ソフトワックスは、髪がまとまりにくいくせ毛さんに非常におすすめです。
このように効果を実感してくださっている方も多いです。
ちなみにプリュムワックスはスキンケア成分しか配合していないので、スタイリング剤としてだけでなく、ヘアケアとしても使用可能です。
さらにリップバームやハンドバームなど、お肌の保湿アイテムとしてお使いいただいても大丈夫です!
髪の保湿はどんな髪質であってももちろん大事ですが、パサパサしやすいくせ毛さんには特に重要になります。
しっかり保湿するだけでも手触りや見た目は変わってきますので、ぜひ保湿をしっかり行うようにしてくださいね。
それからくせ毛の方の場合は、癖を活かしやすいヘアスタイルにするのもおすすめですよ。
そうすることで、セットがかなり楽になります!
◆くせ毛さんにおすすめのふんわりショート
このようなふんわりとしたショートヘアは、多少パサパサしていてもきれいに見えます。
トップに適度なボリュームも出るので、頭の形も美しく!
④加齢が原因の場合
40代・50代くらいから、髪質の変化を感じる方は多いと思います。
白髪が出てきたり、うねるようになったり、ボリュームがでにくくなったり……等々。
髪のパサつきも、加齢による髪質の変化によって現れることが多いものの一つです。
肌も髪も年齢と共に変化していくのは、ある意味仕方がないことです。
加齢をストップさせることはできないので、少しでも髪をきれいに見せられるように工夫していきましょう!
おすすめは「パサつきが気になりにくいショートヘアにする」ことと「保湿してツヤを出す」ことです。
◆パサつき&癖が気になりにくいショート
ショートヘアは、加齢によって癖が出てきてしまった方にもおすすめです。
長めの髪型よりも短めの髪型の方が、癖を上手く活かせますし、パサつきも気になりにくくなりますよ!
それから保湿もしっかりしてくださいね。
くせ毛さん向け対処方法でご紹介したように、朝セットするときに保湿系ワックスを使えばOKですよ。
⑤ホームケアが間違っている場合
毎日のホームケアは、一般の方が思っているよりも重要です。
間違ったホームケアを続けていたりすると、髪の状態が悪くなってしまいます。
最低限押さえておきたいホームケアのポイントを箇条書きにしておきますので、普段行っているかどうかチェックしてみてください!
- 洗浄力が強すぎず弱すぎないシャンプーを使用する
- シャンプーやトリートメントをしっかり洗い流す
- 濡れたまま放置せずしっかり乾かす
- 髪を乾かす前にアウトバストリートメントで髪を保湿する
- ドライヤーを使うときは髪から適度に遠ざける
正しくホームケアを行うだけでも、髪の状態は変わってきます。
簡単なことだけでも良いので、ぜひ実践してくださいね。
それから髪が細い方の場合は、ブラッシングするときやシャンプーをするときに、髪が絡まないように気を付けてください。
絡まった状態の髪に櫛などを通してしまうと、切れ毛や抜け毛の原因になります。
絡まりやすい髪質の場合は、ゆっくりほぐすようにしながらコーミングやブラッシングを行ってくださいね。
パサパサする髪にサロントリートメントは必要?
髪がパサパサしていると、サロントリートメントがしたくなるかもしれません。
ですが、基本的に正しくホームケアを行うことができていればサロンケアは不要です。
またサロントリートメントなどのサロンで行うケアも結局、効果は一時的なものにすぎません。
実際にサロントリートメントの施術を受けたことがある方はわかると思いますが、トリートメント直後はサラサラ&つるつるでも、数日経つと効果が薄れてきませんか?
あれは、コーティングしているだけだからです。
髪をコーティングすると、当然きれいに見えます(ワックスでコーティングしてもツヤツヤに見えますよね)。
でもコーティングは摩擦やシャンプーなどで剥がれていくものです。
なのでコーティングが剥がれてしまうと、サロントリートメントで作ったツヤも失われていき、再びパサパサしてきてしまいます。
そうすると繰り返しかけなくてはいけないので、時間もかかりますし、コストパフォーマンスが悪いです。
コーティングするだけなら自宅でトリートメントをしたり、お風呂上りにヘアオイルをつけたり、朝ワックスをつけたりするだけで十分。
サロントリートメントに時間とお金を使うくらいなら、ホームケアを充実させることをおすすめします!
まとめ
今回は「髪のパサパサの原因と対策方法」について、解説しました。
少しでも髪のパサつきでお悩みの方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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