
シャンプーを購入するとき、あなたは何で決めていますか?
口コミ・CM・SNS。今は、さまざまな情報に溢れています。
その中でも「絶対にシャンプー選びを失敗したくない!』「根拠を持って自分に合う商品を選びたい!」という方はシャンプーの解析サイトを参考にすることも多いのではないでしょうか。
シャンプーに配合されている成分を一般の人でもわかりやすく解説してくれている解析サイトはとても便利ですよね。
ところが、解析には落とし穴もあるんです。
実際、解析サイトではどのようなことがわかるのでしょうか?あなたに合う商品を見つけることはできるのでしょうか。
今回は、シャンプー開発経験のある美容師がシャンプーの解析とはなんなのか、解析の意味を解説していきます。
今回の記事をお読みいただくことで、今後のシャンプー選びに活かすことができますよ。
あなたに合うシャンプーを早く見つけられるよう、選び方を一緒に復習してみましょう。
目次
あなたのシャンプー、解析するとどんな違いがあると思いますか?
シャンプー解析で上位、と聞くと非常に良いシャンプーに思えるもの。
そもそも解析とはどのようなものかご存知ですか?解析とは、物事を細かくわけて、論理的に調べることを言います。
サイトで見かけるシャンプーの解析は、何が入っているか、その成分にはどのような効果があるのかがわかりやすくまとめてあるものが多いですよね。
何もわからない方にとっては解析サイトはとっても便利ですよね。
専門的な視点で調べてあると思われがちなシャンプーの解析サイト。
実際には、シャンプーの解析サイトでわかることは、自分で成分表を調べてみるのとあまり変わらないのです。
実はシャンプーの使い心地や効果に大きく影響を与える各成分の配合量でさえもシャンプーの解析サイトでは反映されていません。
配合量もわかったら、さらにシャンプー選びがしやすくなると思いませんか?
しかし、配合量は解析していないのです。どうして解析しないのでしょうか?
その理由は、シャンプーの各成分の配合量が企業秘密であるため。
そのシャンプーを製造している工場に持ち込んだとしても教えてもらうことはできないのです。
ところが、シャンプーは各成分の配合量がわからなくても、同じ成分表記のものを作ることが可能。
つまり、配合量が全く異なるのに、同じ成分表記のシャンプーを作ることは可能なのです。
どういうことでしょうか。
成分表記は、基本的に配合量の多い順で記載されています。また、配合量が1パーセント以下の成分には順序のルールづけは特にありません。
ですから、配合量が1%以上のものだけを、成分表の1番最初の成分が配合割合が最も多くなるように、そこから少しずつ配合割合を少なくしていけば良いというわけです。
シャンプーは8割から9割が水と界面活性剤でできているもの。
配合量が1%未満のものは意外と多いのが事実。
例えば、従来のPPT※1に比べ短時間で髪に浸透し、毛髪補修してくれる成分として最近話題になっている「ペリセア」は0.3%濃度がメーカー推奨濃度となっています。
オーガニック系シャンプーによく配合されている「○○エキス」は1%未満の配合量であることが多いです。
以上のことが、たとえ全く同じ成分表記でも、全く異なる使用感のシャンプーを作ることができる理由。
残念ながらシャンプーの解析サイトでは、この違いを見抜くことはできません。
※1ポリペプチド(タンパク質加水分解物)のことで、髪の毛に馴染みやすいトリートメント(毛髪補修)成分のこと。
市販シャンプーランキング上位だから自分に合うとは限らない
市販のシャンプー解析で1位のものは買いたくなりますよね。
しかしそれは、そのシャンプーを解析した人物が、成分だけを解析・比べてつけたランキングであることも。
解析するシャンプーの数は膨大ですし、実際に使っていないことも多いんです。
また、解析して1位になった成分が、あなたに合う成分であるとは限らないですよね。人によって相性の良い、おすすめの成分は異なるもの。
さらに、シャンプーで解析されているのは有名なシャンプーだけであることが多いですね。
世の中にはシャンプーが五万とあります。解析サイトには載っていませんが、その中にもきっとあなたに合うシャンプーはあるはず。
シャンプーの解析で1位のシャンプーがあなたに合う可能性もありますし、全く名前も知られていない運命のシャンプーがあなたを待っていることもあるのです。
ですから、解析のランキングだけにこだわりすぎないことが大切ですよ。
シャンプーで大切なのは成分ではなく使い心地、解析に意味はないです
先ほど、シャンプーは全く同じ成分表で全く異なるシャンプーを作ることができるとお話ししました。
シャンプーの成分表が同じでも使い心地が全く異なることがあるのです。
成分を詳しく知ることができても、実際、使った時に自分の髪がどうなるかを知ることはなかなか難しいもの。
シャンプー選びで重要なことは、解析できる成分の内容ではなく使い心地ですよね。
残念ながら使い心地まではシャンプー解析で知ることはできないのが現実です。
大切なのはあなたに本当に合ったシャンプーかどうかを調べること
先ほどお話ししたように、解析は成分がどのようなものかを調べること。ここで重要なことは解析されたその成分があなたの髪質やお肌に合うのかどうかです。
成分があなたに合うのかどうかは、解析でなく実際に使ってみないとわからないことも多いもの。
しかし、前提として、自分の髪質や肌質、髪・肌の状態を知ることは大切です。
分析するべきは自分自身の髪質
髪の毛をしっとりさせたいのか、フワッとボリュームを出したいのか。
このように、希望をはっきりさせることで、選ぶシャンプーの方向性は定まりますよね。
希望を叶えるためには、今の自分の髪の状態を知ることが大切。
髪をしっとりさせたい場合。
髪がパサついている理由としては、髪が傷んでいるからパサついている可能性もありますが、傷んでいないのにも関わらずパサついている可能性もあります。
この場合には、髪がパサついている理由をしっかり見極めることで、自分の希望の使用感のシャンプーを見つけやすくなります。
とはいえ、こんな髪質の人にはこの成分がおすすめ、こんな肌の人はこの成分がおすすめ、という情報は調べればたくさん出てくるもの。
髪質やお肌は大まかに分類はできても結局は人それぞれです。全く同じであることはありません。
ですから、大体の方向性がわかったら、あとはその方向のシャンプーをさまざま試してみることが大切。
みなさん使う前の髪の特徴に注目しがちですが、シャンプーを使った後も、そのシャンプーを使うことで自分の髪がどうなったか分析・解析することが大切ですよ。
その分析・解析をもとに、パサパサ感が気になったのであれば「保湿成分が配合されているものを使ってみる」「保湿成分を変えてみる」といった対応ができます。
シャンプーを使う前、使った後の自分の髪の状態をしっかり分析・解析することで、自分にぴったりのシャンプーを探しやすくなりますよ。
シャンプーは髪を綺麗に見せるためのものではなく洗浄するもの
今はさまざまな効果を謳ったシャンプーがありますが、基本的にはシャンプーの目的は髪や頭皮の洗浄。
お肌で例えると、シャンンプーはクレンジング、髪をキレイに見せるものはお化粧なのです。
ですから、シャンプー選びにおいては、自分の髪や肌に負担を与えずにしっかり汚れを落とすことができるかどうかがまず重要なポイント。
髪は死滅細胞でできています。死滅細胞とは、死んだ細胞のこと。
髪の毛は爪と同じで、一度一度ダメージを受けると再生することはありません。
お肌は傷ついても治癒力で治りますが、髪の毛は治ることがないのです。
そのため、ヘアケアでは髪にダメージを与えないものを選ぶことが大切。
シャンプーは髪を洗浄するものですが、基礎を整えることで、将来的に髪を美しく見せることにつながりますよ。
含有成分の解析・分析を気にするより実際に使って気に入るかどうか
繰り返しになりますが、解析で良いとされているシャンプーがあなたに合うかどうかはわからないのが現実。
また、シャンプーは、同じ成分・似ている成分表記でも使用感が異なります。
ですから、解析だけにとらわれないことが大切です。
もちろん、解析内容を見てどんな成分が使われているのかみることは大切。
特に、アレルギーを持つ方などにとっては、成分を知ることは欠かせないポイントになります。
シャンプーの解析が全くあてにならない訳ではありません。
しかし、同じ成分を使っても配合量にによっては全く異なる使用感になることも多いですから、やはり成分解析をするだけでなく、実際に使ってみることが重要ですよ。
くせ毛のあなたに美容師として監修したシャンプーを紹介します
解析だけではわからない、実際に使ってみないとわからないシャンプーの良さ。
そこで今回は、くせ毛でお悩みのあなたに一度お試しいただきたいシャンプーを紹介させてください。
それが、プリュムヘアケアのプリュムシャンプー・プリュムトリートメント。
プリュムシャンプーは、くせ毛で悩むお客様のためにくせ毛を毎日見てきた美容師が開発したサロン生まれのシャンプー。
成分解析するだけでなく、実際にサロンにご来店されるくせ毛さんの声を反映させてお作りしました。
くせ毛さんの髪悩みは、大きく分けてパサつくことやうねりがひどいこと。
くせ毛は直毛に比べて、ダメージを受けやすく乾燥しやすい性質があります
そこでプリュムシャンプーは、以下の3つにこだわりました。
- 洗浄成分
- 毛髪補修成分
- 保湿成分
プリュムシャンプーの洗浄成分には、アミノ酸系と、赤ちゃん用シャンプーにも使われているベタイン系の界面活性剤を配合。
ダメージに弱いくせ毛さんのために、髪への負担をできるだけ軽減しつつしっかり洗える洗浄成分にこだわりました。
毛髪補修成分は2種類配合。くせ毛のパサつきやうねりが悪化する原因に関係しているのが、ダメージ。
くせ毛は、もともと髪がうねったり髪の表面に凹凸があったりすることで、直毛よりもダメージを受けやすいと言われています。
髪の毛はダメージを受けると、髪内部の水分や栄養素が外に流れ出てしまうもの。
傷ついた髪は、髪の内部に水分をとどめておくことが難しくなるため、しっとりした髪になりたい場合にはダメージケアも取り入れるのがおすすめです。
ダメージを受けた髪は、物理的に折れたり曲がったりするため、くせがひどくなることも。
また、ダメージによって乾燥した髪の毛は水分を吸収しやすくなるため、うねりや広がりがひどくなることにつながるのです。
そのため、くせ毛さんの場合にはしっかり毛髪補修のケアを取り入れるのがコツ。
プリュムトリートメントは、くせ毛に内部までうるおいが浸透しやすいようお作りしました。
くせ毛は髪の水分量が直毛と比べて少ないため、ダメージが気にならない場合でもパサつくことが多いもの。
※プリュムシャンプー・プリュムトリートメントを3ヶ月以上使用した女性のスタイリング前後の髪。
メンズの硬くチリチリした髪もしっとり保湿します。
プリュムシャンプー・プリュムトリートメントは、敏感肌のくせ毛さんでもお使いいただけるように、シンプル・オーガニックな成分設計にもこだわりました。
合成香料・合成着色料無添加で、小さなお子様でもお使いいただけます。
プリュムシャンプー・プリュムトリートメントは、くせ毛で悩むお客様に何度もお試しいただき、ご意見をいただくことで調整を重ねてきたシャンプー。
成分解析だけをして、くせ毛に合うものを配合しただけでは、プリュムシャンプー・プリュムトリートメントの使用感にたどり着くことはできなかったでしょう。
成分解析だけでなく、実際のお客様に何度も使用感をお試しいただいたからこそ、このようなくせ毛さんにぴったりの使い心地を生み出すことができたのです。
くせ毛でお悩みのあなたは、ぜひ一度プリュムシャンプー・プリュムトリートメントを試してみてくださいね。

シャンプーの解析よりも自分に合ったものを探しましょう
今回は、シャンプー開発経験のある美容師がシャンプーの解析とはなんなのか、解析の意味を解説しました。
シャンプーの解析サイトで一般に行われているのは「成分の解説」「その成分がどんな人に合うのか」をまとめているもの。
解析とはいえ、シャンプーに含まれている成分の配合バランスまではわかりません。
全く同じ成分でシャンプーを製造しても、使用感は全く異なるもの。
そのため、シャンプーを選ぶ際には、解析だけでなく実際に試してみることが大切なのです。
できるだけ早く自分に合うシャンプーを見つけるためには、シャンプーの解析も大切ですが、自分の髪の状態を分析することもポイント。
このような髪質にはこの成分がおすすめ、といった情報は、解析サイトやネット上にたくさん出ています。
シャンプー解析サイトでできるのは、大体のシャンプー選びの方向性の決定まで。
これを用いて、大体のシャンプー選びの方向性を決めたら、あとはとにかく色々試してみることがおすすめですよ。
プリュムシャンプー・プリュムトリートメントは、くせ毛さんを毎日見てきた美容師がくせ毛さんのお悩みを解決するために開発したサロンシャンプー。
成分解析だけでなく、くせ毛のお客様に何度も試していただき、使用感の調整を重ねてお作りしました。
くせ毛でお悩みの方はぜひ一度プリュムシャンプーの使用感を試してみてくださいね。
