くせ毛の矯正は正しい選択?美容師に聞いてみた

くせ毛の矯正は正しい選択?美容師が解説します
Pocket

くせ毛で悩む方なら一度は考えたことがあるはずの縮毛矯正

髪の毛を真っ直ぐストレートにする方法としてまず選択肢に入ってきます。

「美容院に行くと必ず勧められるし、そうしているうちに気になってきた」なんて方もいるはず。

でも縮毛矯正は髪の毛が傷むらしい。かけてもいいのかな?

毎日アイロンで髪の毛を真っ直ぐにしてるけど、縮毛矯正の方がいい?

様々な疑問が浮かんできて悩んでしまいますよね。

今回はくせ毛は縮毛矯正をかけるべきなのか、縮毛矯正なしでくせ毛悩みを軽減する方法をご紹介します。


うねるくせ毛の髪をまっすぐストレートにしたいから矯正は正解?

くせを治す方法

髪の毛を真っ直ぐにする代表的な方法としては以下の2つですよね。

  • ストレートアイロン
  • 縮毛矯正

縮毛矯正をかけるか否かでお悩みのみなさんは、ヘアダメージについて気になっている方が多いのではないでしょうか。

実際、縮毛矯正とヘアアイロン、どちらが髪の毛へのダメージが大きいのでしょうか。

くせ毛は縮毛矯正とコテ・アイロン、どっちが傷みやすい?

最初に結論からお話しすると、場合によります。

基本的には、一度のダメージはストレートアイロンより縮毛矯正のほうが大きいです。

ヘアダメージ

ただ、髪の毛のダメージは一回で決まるものではなく、蓄積していくもの。ある程度長期的なスパンで考える必要があります。

縮毛矯正とストレートアイロンで生じるヘアダメージを比較する際に検討しなければならない項目としては、少なくとも以下のものが挙げられます。

  • 縮毛矯正をかけた美容師の技術力
  • ストレートアイロンをかける皆さんの技術力
  • くせの強さ
  • ストレートアイロンの温度
  • ストレートアイロンを使用する頻度

ヘアダメージは条件によって変わる

「ストレートアイロンが苦手で毎日長時間くせ毛に高熱を浴びせています!」という方であれば、縮毛矯正が得意な美容師さんに縮毛矯正をかけてもらった方が良い場合もあります。

「くせ毛が弱めで、たまに低温のヘアアイロンをサッとかけてくせ毛を伸ばすことがあるよ〜」くらいの感じであれば縮毛矯正よりストレートアイロンの方がダメージが蓄積しない可能性もあります。

曖昧な表現になってしまうのは、先ほど挙げた検討事項のようにヘアダメージは様々な条件によって大きく変わってしまうから。

ヘアダメージに関しては信頼できる美容師さんにじっくり相談して、今のスタイリング事情髪の毛の状態などを合わせて総合的に判断してもらうのがおすすめです。

髪の毛は伸びるもの、矯正をいつまでも続けるわけにはいきません

縮毛矯正をするべきかどうかメリットデメリットを精査しましょう

ヘアダメージに関しては場合によります、とお答えしました。

縮毛矯正をかけるかどうかはメリットデメリットを精査して決めるのがおすすめです。

縮毛矯正のメリットは以下の3つ。

  • 強いくせ毛でもまっすぐになる
  • 朝のスタイリング時間短縮
  • 濡れてもまっすぐ

縮毛矯正のデメリットは以下の3つ。

  • 高頻度でかけ続けなければならずお金や時間がかかる
  • やめるのが難しい
  • ダメージが大きい

縮毛矯正のメリットは髪の毛をまっすぐにできること

縮毛矯正のメリットは、やはり髪の毛をまっすぐにする力が強いことですよね。

朝アイロンと戦っていた時間も短縮できますし、濡れてもくせ毛に戻らないのがヘアアイロンと比較していいところ。

反対にデメリットも。

縮毛矯正はストレートにできるのは縮毛矯正をかけたところだけなので、新しく生えてくる髪の毛はくせ毛のままです。

髪の毛は1ヶ月に1cm程度伸びるため、くせ毛が強い方や根元が気になりやすい方はかなりの頻度でかけ直す必要が出てきます。

縮毛矯正のお値段は1万5千円〜2万円ほど。

例えば2ヶ月ごとに縮毛矯正をかけるとしたら、1年で9万円~12万円

一般的に30代の女性が1年間に美容院にかける費用は1万円~3万円未満が最も多いと言われていますから、縮毛矯正はお財布には優しくないと言えるでしょう。

また、毎回3~4時間かかります。

縮毛矯正毛とくせ毛の境目

縮毛矯正はやめようと決心した時に辞めにくいという特徴も。

その理由は、縮毛矯正毛と地毛のくせ毛の境目が目立ってしまうからです。

その差に我慢できずに、また縮毛矯正をかけてしまう方がたくさんいらっしゃいます。

縮毛矯正をかけているうちは、コテで巻いても癖がつきにくい、パーマをかけられないなど髪型の幅が狭くなってしまうのもネック。

そして、縮毛矯正をかけるべきか悩む最大の理由である「髪が傷む」ことも大きなデメリット。

縮毛矯正は美容室の中でも最もダメージの大きいメニューのひとつ。

縮毛矯正の原理

縮毛矯正の仕組みを簡単に説明すると次のようになります。

  1. アルカリ性の薬剤でキューティクルをこじ開ける
  2. 髪の内部のタンパク質結合をカット
  3. アイロンの高熱薬剤の力でまっすぐに結合し直す

縮毛矯正にはこのような工程がありますから、髪の毛へのダメージが非常に大きくなってしまうのです。

縮毛矯正を抜け出せずに繰り返した方の中にはビビリ毛になってしまう方もいらっしゃいます。

このように縮毛矯正はデメリットも多いため「本当にストレートヘアにしたい」「常にストレートの状態を保っていたい」という方以外にはあまりおすすめしません。

縮毛矯正はメリットとデメリットをよく考えてかけるようにしてくださいね。


1万人のくせ毛さんを見てきた美容師が解決方法を提案

くせ毛を根本的に直す方法はない

「くせ毛で悩んでいるけど、縮毛矯正はできれば避けたい。」

そのように考えている方は多いのではないでしょうか。

残念ながら、生まれつきのくせ毛をまっすぐにする方法は、今のところ縮毛矯正以外にはありません。

これほど様々な技術が進歩している今、くせ毛を治せないのは不思議ですよね。

そもそも生まれつきのくせ毛が直せないのはどうしてでしょうか。

生まれつきのくせ毛は直せない、でも抑える方法はあります

生まれつきのくせ毛は根本的に直すことはできません。

理由はストレート毛と「髪の構造」「毛穴・毛根の形が異なるから。

では、くせ毛とストレート毛の髪の構造と毛穴・毛根には具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

まずは髪の構造から説明していきますね。

髪の毛の内部構造

髪は、タンパク質の結合によって構成されています。くせ毛はこの結合がボタンを掛け違ったようにずれてしまっています。

このときできた歪みが、くせ。くせの程度もこの結合のズレの大きさに左右されます。

次に、毛穴・毛根の違いについて。

ストレート毛の毛穴は頭皮に対してまっすぐである一方、くせ毛曲がってしまっています

まっすぐな毛穴の場合、髪の毛は360度均等に圧力がかけられた状態で押し出されるため髪の毛は歪みません。

曲がった毛穴の場合、髪の毛が偏った圧力を受けながら押し出されるためうねりのある髪の毛が出てきてしまうのです。

毛根の違い

以上のように、くせ毛はストレート毛と構造から異なるため、根本から直すことはできません。

しかし、くせ毛さんが悩む原因になりやすいうねりやパサつきを抑えて扱いやすくはできます。

そのためには「ダメージケア(予防・補修)」「髪の水分バランスを保つこと」の2つが大切

自宅での毎日のくせ毛ケアでくせ毛を扱いやすくしていきましょう。

シャンプー・トリートメントやスタイリング剤を正しく選ぶことが大切

シャンプーはヘアケアの基本

ヘアケアの基礎といえばシャンプー・トリートメント。毎日使うものですから、くせ毛に合わせたものをチョイスしましょう。

先ほどくせ毛を扱いやすくするには「ダメージケア(予防・補修)」「髪の水分バランスを保つこと」の2つが大切だというお話をしました。

では、シャンプートリートメントは具体的にどのようなものを選べば良いのか。

くせ毛向きのシャンプーを選ぶ時のポイントは次の3つ。

  1. 刺激が少ないもの
  2. 毛髪補修成分が入っているもの
  3. 保湿成分が入っているもの

洗浄成分

1つ目のポイントは刺激が少ないこと。

くせ毛は傷つきやすく乾燥しやすいため、肌に優しいシャンプーを選ぶようにしましょう。

優しい洗浄成分で代表的なものとしては「アミノ酸系」「ベタイン系」があります。

アミノ酸系は、名前の通りアミノ酸でできている洗浄成分。

「グルタミン酸系」「アラニン系」「グリシン系」といったものも、アミノ酸系の中に含まれています。

髪や体を作るタンパク質のもとと同じ成分で弱酸性のため、髪や肌に負担が少ないのが特徴。

ベタイン系は、洗浄しつつリンスもできる成分。低刺激なため赤ちゃん用シャンプーにも使用されています。

アミノ酸系と同様に弱酸性。アミノ酸系やベタイン系シャンプーは髪に負担を与えにくく、くせ毛の髪の毛をしっとりと洗い上げてくれます。

くせ毛はダメージに弱い

2つ目のポイントは毛髪補修成分が入っていること。

くせ毛はダメージに弱い髪質であることに加え、ヘアアイロンを毎日使用していたり縮毛矯正をかけていたりと、髪にダメージを与える機会が多い傾向にあります。

ですからダメージケア効果があるシャンプーで毎日髪の毛を整えましょう。

毛髪補修成分は、髪の毛に必要な成分を補給して髪をしなやかに整えてくれる成分のことです。

髪の毛は死滅細胞のためダメージを直すことはできませんから、毎日のダメージ予防と補修ケアが大切ですよ。

髪の毛の主成分であるケラチン配合のシャンプーなら、髪にハリやコシを与えてすこやかな髪に近づけてくれます。

保湿成分

3つ目のポイントは保湿成分が入っていること。

くせ毛は髪質とダメージの受けやすさから、パサつきやすい性質があります。

保湿をすることで髪がまとまりやすくなり、スタイリングしやすくなりますし、髪にツヤも出やすくなります。

乾燥した髪の毛は水分を吸収しやすくなりますから、うねりやすくなります。

潤いのある髪の毛にしておくことで湿気によるうねり・広がりを抑えることができますよ。

具体的には、成分表に以下のように記載されている商品を選んでみて下さいね。

洗浄成分

  • 「ココイル〜」
  • 「ラウロイル〜」

毛髪補修成分

  • ケラチン
  • ヘマチン
  • シルク

保湿成分

  • ホホバオイル、アルガンオイルなどの天然植物オイル
  • コラーゲン
  • ヒアルロン酸
  • セラミド
  • グリセリン
  • スクワラン

これらを満たすプリュムヘアケアのプリュムシャンプー&トリートメントをぜひ、お試しください。

プリュムシャンプー&トリートメント 300mL

4,900円(税込)

定期購入(初回)

4,900円 (税込)

通常購入

11,000円 (税込)

スタイリング剤

くせ毛を抑えて扱いやすくするにはスタイリング剤選びも大切。

くせ毛におすすめのスタイリング剤は基本的には先ほどご紹介したシャンプー・トリートメントと同じように「髪の毛に負担が少ない」「保湿効果が高い」ものです。

くせ毛を抑えるには、油分の多いオイルやバームタイプのスタイリング剤がおすすめ。

くせ毛は水分を与えるとうねりが強くなってしまいますから、水分が多いムースやミルクタイプのスタイリング剤は避けてくださいね。

ヘアアイロンやコテ、ドライヤーを使用してスタイリングする場合には「ヒートプロテクト処方」や「毛髪補修成分配合」のスタイリング剤を選ぶと良いでしょう。

髪のダメージはくせ毛を悪化させる原因になるため、長い目で見ると「髪にできるだけ負担をかけないヘアケア製品・スタイリング剤を使うこと」がくせ毛を抑える秘訣にもなりますよ。

バームやヘアオイルであなたの大切なくせ毛を守りましょう

ヘアバーム

最近くせ毛さんにおすすめのスタイリング剤はヘアバームです。

ヘアバームは、天然成分で作られている半固形のスタイリング剤で、ヘアオイルとワックスの間のような存在。

肌にやさしい成分で作られておりスキンケアとしても使えるため、ダメージに弱いくせ毛さんにお使いいただきたいヘアアイテムです。

シアバターやミツロウが主成分で保湿力も非常に優れていますから、乾燥しやすいくせ毛もしっとりまとまる髪の毛に。

シアバターやミツロウといった油分は疎水性が高いため、髪の毛の水分を閉じ込め、外部の湿気が髪の毛の内部に入り込むのも防いでくれます。

そのため汗や湿気でもうねりやクセを出にくい状態にできますよ。

ヘアオイル

髪を乾かす前やヘアセットの前にはヘアオイルを。

ヘアオイルはドライヤーやヘアアイロンなどの熱から髪の毛を守る効果がありますから、ダメージに弱いくせ毛さんにはマストアイテムです。

ヘアオイルには水分が含まれていないため蒸発しにくく、パサつきやすいくせ毛さんでもしっとり感をしっかり感じることができます。

くせ毛は水分でクセがひどくなりやすいです。でも保湿はしたい。そんな時にヘアオイルであれば油分だけでしっとり髪にできますよ。

ヘアオイルにも、毛髪補修成分が配合されているものもありますから表記を確認してみてくださいね。

2STEPアウトバストリートメント

9,300円(税込)

公式サイト

9,300円 (税込)

楽天市場

9,800円 (税込)


くせ毛の矯正よりホームケアで髪を傷みから守る

今回はくせ毛を毎日見てきた美容師がくせ毛は縮毛矯正をかけるべきなのか、縮毛矯正なしでくせ毛悩みを軽減する方法をご紹介しました。

くせ毛をまっすぐにできる縮毛矯正はとても魅力的。

しかし、その魅力の裏には以下のようなデメリットも。

  • 高頻度でかけ続けなければならずお金や時間がかかる
  • やめるのが難しい
  • ダメージが大きい

したがって「本当にストレートヘアにしたい」「常にストレートの状態を保っていたい」という方以外にはあまりおすすめしません。

ヘアダメージに関してはよくヘアアイロンと縮毛矯正で比較されますが、一概にお答えできないのが正直なところ。

「ヘアアイロンがいいのか、縮毛矯正がいいのか」の判断については、様々な要因が絡み合うため信頼できる美容師さんにじっくり相談して、総合的に判断してもらうのがおすすめです。

くせ毛は根本的に直すことはできませんが、くせ毛を抑えて扱いやすくできます。

そのためには、くせ毛のためのヘアケアを取り入れましょう!

くせ毛のヘアケアのポイントは「ダメージケア(予防・補修)」「髪の水分バランスを保つこと」の2つ。

くせ毛の皆さんが毎日の丁寧なくせ毛ケアで美しいくせ毛を手に入れて、自分のくせ毛を好きになることを祈っています。

2STEPアウトバストリートメント

9,300円(税込)

公式サイト

9,300円 (税込)

楽天市場

9,800円 (税込)

Pocket