パーマ後、かけたて当日にシャンプーしても大丈夫?美容師に聞いてみた

パーマ後、かけたて当日にシャンプーしても大丈夫?美容師に聞いてみた
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くるっとかわいいパーマをかけた後っていつからシャンプーをしたらいいのでしょうか?

パーマの施術で使われる薬剤は髪の毛が傷んでしまうアルカリ性で、キューティクルは乱れた状態になるため、パーマ後1週間は髪がとてもデリケートな状態、特に慎重に扱わなければなりません。

誰しも髪の毛を傷めたくないし、できるだけパーマを長持ちさせたいと思うもの、現役美容師さんに施術後のシャンプー・ヘアケアについて解説してもらいました。

具体的な対策方法、どんなシャンプーを使えば良いかをご紹介します。

\ 教えてくれたのは /
    ヘアメイクアーティスト Genki
    • ヘアメイクアーティスト
    • Genki@geeeeenkii
    • 渋谷CALAMARIの代表。
      ブリーチやカラー、似合わせカットが得意。
プリュムシャンプー

3つの種類があるパーマ、それぞれ特徴とその仕組みについて

パーマの種類

「パーマ」には種類が3つあります。

  1. コールドパーマ(薬剤のみ使用。熱は使わない)
  2. デジタルパーマ(薬剤に加えて熱を使用する)
  3. エアウェーブ(薬剤に加えて温風を使用する)

パーマは簡単にいうと、薬剤で髪内部の結合を切断して形を変えて再結合する、という仕組みで髪の毛の形を変えています。

  1. アルカリ性の薬剤でキューティクルを開く
  2. 還元剤で髪の内部のタンパク質結合をカット
  3. 熱や薬剤の力で結合の形を変え、固定する
パーマ施術のメカニズム
パーマ施術のメカニズム

毛髪内部の結合を切る還元剤と毛髪内部への通り道を作るアルカリ剤が使われるため、パーマ後の髪の形状を変えられるんですよ。

ちなみに、縮毛矯正もパーマの一種です。

パーマ後にかかる髪へのダメージ、その4つの原因をご紹介

パーマ後の髪ダメージ
パーマ後の髪ダメージ
  1. アルカリ剤
  2. 還元剤処理、還元剤処理部の未酸化
  3. 加熱(デジタルパーマ・エアウェーブ)
  4. アルカリ剤・還元剤が髪内部に残る

パーマ後はどうしても髪がダメージを受けてしまうもの。パーマ後のダメージの原因1つ目は、アルカリ剤。

髪はアルカリ性に傾くとキューティクルが開きます。

パーマでは、この性質を利用してキューティクルを開き、還元剤を髪の内部に浸透。開いたキューティクルからは、タンパク質や水分など、髪の栄養成分が流出するので髪が傷んでしまいます。

パーマ後のダメージの原因2つ目は、還元剤・還元処理部の未酸化。

髪はタンパク質の結合によって成り立っています。還元剤は、この結合をカットして、希望のカールに形を変えられるようにする役割があります。

髪の毛の組織をカットするため、髪の毛は切れ毛や枝毛になりやすい状態に。還元剤でカットされた結合は、酸化処理で再度結合されますが、結合しないまま残る部分が出てしまうこともあります。

シスチン結合(SS結合)を還元剤で切断して、酸化剤で再結合を行うパーマの工程。100%の再結合は現在の技術では不可能。システィン酸という髪のダメージの元となる成分が生成します。

システイン酸とは毛髪に多く含有されるシスチンが酸化されたもの。システイン酸の量とダメージの大きさは比例し、ダメージ度合いを測る指標の一つに。

髪の毛はタンパク質の結合によってしなやかさが保たれているため、結合が切れたままのだと髪の毛が弱くなったり、ダメージを受けやすくなったりすることも。

パーマ後のダメージの原因3つ目は、加熱。

髪の毛はタンパク質でできているため、熱に弱い性質があります。卵やお肉に火を通すと硬くなったり焦げたりしますよね。熱によってタンパク質の状態が変化することをタンパク質の熱変性といいます。

髪の毛もそれと同じで、高熱で処理すると硬くなったりパサパサになったりすることがあります。

特に濡れた髪の毛は乾いている髪の毛より耐熱性が下がるため、濡れた髪の毛に熱を加えるパーマは熱ダメージに注意しながら施術しなければなりません。

タンパク質の熱変性について
タンパク質の熱変性について

パーマ後のダメージの原因4つ目は、アルカリ剤・還元剤が髪内部に残ること。

パーマをかける上で欠かせない存在であり、髪の毛に大きなダメージを与える存在でもあるアルカリ剤と還元剤。これらの薬剤成分は、パーマ後に髪の毛に残留してしまうことがあります。

パーマ後独特な匂いがするのは、薬剤が残っている証拠。

キューティクルを開き、髪の毛を柔らかくするアルカリ剤と、髪の毛のタンパク質構造をカットする還元剤が残留している間は、これらの作用が続いて髪の毛がダメージを受け続けてしまうことがあります。

そのため、パーマ後はこれらの残留薬剤をできるだけ早く除去することが大切

パーマやヘアカラーなどの施術はダメージが強く髪が傷むことに
パーマやヘアカラーなどの施術はダメージが強く髪が傷むことに

最近は技術の進歩でダメージを抑えたパーマも誕生してきていますが、ダメージゼロのものはないのが現状。先ほどご説明したように、多かれ少なかれパーマ後のダメージはつきもの。

ですから、できるだけアルカリの状態から髪に良いとされる弱酸性の毛髪環境をつくる、弱酸性のシャンプーで丁寧なヘアケアを心がけましょう。

パーマ後はシャンプー&トリートメントでのホームケアが大切

アルカリ剤と還元剤はパーマ後すぐに取り除くのが一番。しかし、美容院で処理しても一度で完全に除去するのは難しいもの。

そのため、パーマ後はおうちでも薬剤除去を意識するこもが大切です。

傷んだ髪を労りながら優しく洗いらってあげましょう。その時におすすめなのが、弱酸性のシャンプーです。

残留薬剤はアルカリ性、アルカリに傾いてしまった髪はダメージを受けています。髪の等電点(pH:5.5)に近い弱酸性のシャンプーで洗ってあげるといいでしょう。

パーマ後は髪の毛内部の水分やタンパク質が流出して乾燥、パサつくことがあるため、保湿力が高く洗浄力のマイルドなアミノ酸系のシャンプーがおすすめです。

パーマやヘアカラー後にはアミノ酸系シャンプーがおすすめ
パーマやヘアカラー後にはアミノ酸系シャンプーがおすすめ

ちなみに、ヘアカラー時にもアルカリ性薬剤を使用するため、パーマ後だけでなくヘアカラー後のシャンプーも注意しましょう。

アミノ酸系シャンプーはドラッグストアやコンビニ、市販品でも増えているので、ぜひ取り入れてみましょう。

ちょっとお値段が良くなりますが、サロン・美容室生まれのものは美容師さんやメーカーがこだわった使用感のものが多いので、髪のお悩みにマッチしているものが見つかればぜひ試してみてくださいね。

パーマ後に最適なシャンプーの特徴、まとめ

パーマ後は弱酸性、優しい洗浄力を持つシャンプーと保湿・毛髪補修ができるトリートメントを
パーマ後は弱酸性、優しい洗浄力を持つシャンプーと保湿・毛髪補修ができるトリートメントを

パーマ後に最適なシャンプーの特徴は以下の3点。

  • アミノ酸系界面活性剤
  • ベタイン系界面活性剤
  • ヘマチン配合

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パーマ後のシャンプーのやり方は、優しく洗うことを心がけましょう。

パーマ後、数日間は髪の毛がアルカリ性に傾いており、ダメージを受けやすくパーマも取れやすい状態です。

そのため、シャンプーの際は泡で優しく揉み込むような洗い方を心がけるようにしてくださいね。


パーマ後のヘアケアについて美容師に聞いてみた

パーマ後のヘアケアについては、美容師さんによって方針が微妙に異なることが多く、悩んでしまうことも少なくありません。

「パーマ後にスタイリング剤をつけてセットしてしまったから当日シャンプーしたいけど、何日後から洗っていいの?翌日?24時間経てば良い?翌朝は?」

「パーマ後のトリートメントはしたほうが良い?」

「パーマ後はシャンプーの頻度を減らした方が良い?」

こうした疑問がたくさん浮かぶ方もいらっしゃるはず、パーマ後はどのようにヘアケアするのが良いのか、美容師さんに説明してもらいました。

パーマをかけたあと、いつからお風呂で洗髪・シャンプーできる?

パーマ後のシャンプーはいつから?

パーマ後はヘアセットのやり方を教えてもらうなど、スタイリング剤をつけることもあります。

スタイリング剤がついた状態で寝るのはなんとなく気持ち悪いから、できればシャンプーしたいもの。

一般的に、パーマ後48時間はパーマが安定せず取れやすい状態と言われています。

そのため、パーマを長持ちさせたいなら、できるだけこの期間中はパーマを崩さないのがおすすめ。

できれば2日間、最低でも24時間はシャンプーを避けた方が良いでしょう。

さらに、パーマ後48時間経過後も、何日かはパーマが取れやすい日が続きます。

ですから、シャンプーでは髪の毛を引っ張ったり、目の細かいブラシでとかしたりせず、とにかく優しくシャンプーをしましょう。

パーマがかかっている部分は、くしゅくしゅとシャンプーを揉み込むような洗い方でシャンプーしてくださいね。

すでに解説しましたが、パーマ後に使用するシャンプーには、アミノ酸系で洗浄力がマイルドなものがおすすめです。

パーマ後にカールが取れてしまった、これって失敗?

パーマがすぐに取れてしまう理由

「パーマ後数日なのに、カールが出ない」、これには3つの原因が考えられます。

  1. 美容師の技術不足や髪質によってパーマが取れやすいこと
  2. スタイリング方法が間違っている
  3. パーマに合ったヘアケアの方法ができていない

パーマ後、数日でカールが出なくなる原因1つ目は、美容師の技術不足や髪質によってパーマが取れやすいこと

パーマは髪質やダメージ・毛量など、お客様一人一人に合わせてパーマの種類・やり方を調整しなければなりません。

その見極めは非常難しく、経験の少ない美容師さんが施術をすると、パーマ後にすぐに取れてしまうことがあります。

直毛や猫っ毛・ダメージを受けて傷んでいるなど、髪質・髪の状態によってはパーマがかかりづらい・取れやすい方もいらっしゃるため、パーマをかける前は美容師さんと十分に相談するようにしましょう。

パーマをかけてもカールがすぐ取れる、3つの原因について

パーマ後数日でカールが出なくなる原因2つ目は、スタイリング方法が間違っていること

パーマには濡らすとパーマが出るものと、乾かすとパーマが出るものがあります。

薬剤のみを使用してパーマをかけるコールドパーマは、髪を濡らすとパーマが出ます。

そのため、スタイリングでは髪の毛を濡らしてからムースなどのスタイリング剤をつけるとパーマが綺麗に出ます。

薬剤と熱を使用するデジタルパーマは、乾かすとカールが強く出るパーマ。

ヘアセットでは、シャンプー後に髪の毛をパーマをかけたようにねじりなから乾かすと、綺麗にパーマが出ます。

この特徴を知らずにヘアセットしてしまうと全くパーマが出ないなんてことにもなりかねないため、パーマ後には美容師さんにしっかりスタイリング方法を聞いておきましょう。

パーマ後数日でカールが出なくなる原因3つ目は、パーマに合ったヘアケアの方法ができていないこと

パーマは薬剤や熱の力で本来ないくせを作り出していますから、髪の毛は常に元の状態に戻ろうとするため、カールを伸ばすような扱いをしてしまうとカールが取れやすくなってしまいます。

例えばブラッシングやブロー、シャンプー、これらで髪の毛を引っ張らないようにヘアケアするとパーマの持ちもよくなりますよ。

ブラッシングはできるだけ避けて、必要な時には目の粗いブラシを使うのがおすすめです。

サロン・美容室でのトリートメントはパーマ後に必須?

パーマ後は髪が傷むため、美容室ではトリートメントを提案されることも少なくありません。

美容室でのいわゆるサロントリートメントは、髪の毛の中にタンパク質や水分を補給、髪をコーティングすることで「一時的」に手触りや見た目を良くするものです。

サロントリートメントは、ダメージ補修にはおすすめのメニューではあるものの、パーマ後すぐにトリートメントをすると、しっとり感や重さでパーマが緩くなってしまう可能性も。

パーマをゆるくかけた方は余計に取れやすいので、ダメージとパーマ後の髪の状態を美容師さんにみてもらった上で、判断しましょう。

その他のパーマ後のヘアケアに関するFAQ

Q1.パーマ後は髪を結ばない方が良い?

A.跡がつくなど心配ですよね。髪の毛が不安定な、パーマ後から48時間は可能であれば結ばない方が良いですよ。

もし結ぶ場合には、シュシュなど跡がつきにくいゴムで短時間に抑えるようにしましょう。

Q2.パーマ後のナイトケアで気をつけることは?

A.地肌、髪の毛がしっかり乾いた状態で寝ましょう。

パーマをかけてからナイトキャップを使うなら

ロングヘアの場合、変な癖がつくのを防ぐため、また、摩擦を防ぐため背中の下敷きにしないように気をつけてくださいね。

ナイトキャップは摩擦や絡まりを防いでくれますから試してみてください。

Q3.パーマ後のドライヤーのやり方で気をつけることは?

A.温風を近づけすぎないこと、それから髪を乾かす前にはドライヤーの熱からのダメージ保護のためにヘアオイルをつけましょう。

ドライヤーの送風口から10㎝以上(目安は手のひらに温風を3秒間当てても熱くない距離)離し、振りながら乾かすようにしましょう。

パーマが取れやすくなってしまうため、髪の毛を引っ張りながら乾かすのはNG

ドライヤーの掛け方

パーマ部分は、弱風でくるくるとカールを作りながら乾かすのがおすすめ、最後は冷風を当ててカールを固定しましょう。

Q4.パーマ後のシャンプーのやり方を教えてください

A.お湯の温度が高いとパーマが落ちやすくなってしまうため、パーマ後のシャンプーで使うお湯の温度は36℃~38℃がおすすめです。

シャンプーのやり方については、以下の手順を参考にしてみてくださいね。

  1. 適量のシャンプーを手のひらに出し、少し泡立てる
  2. 頭皮付近の髪の毛に付け頭皮をマッサージするように洗う
  3. ふわふわの泡で髪の毛を揉み洗いする
  4. 頭皮から丁寧にシャンプー・トリートメント(リンス)をすすぐ

パーマ後のシャンプーは握るように洗う

パーマ後のシャンプーは、髪の毛はゴシゴシしたり引っ張ったりせず、優しく揉み込むように洗うことが大切なポイントです。

リンスやトリートメントをつける時も、揉み込むようにつけてくださいね。

Q5.パーマ後のヘアセットにおすすめのスタイリング剤は?

スタイリング剤は種類が多いため迷いますよね。

  • ムース(フォーム)
  • ヘアミルク
  • ヘアウォーター
  • スプレー
  • ジェル
  • ヘアバーム(ワックス)

パーマ後のヘアセットに使うスタイリング剤には、コールドパーマにはムース、デジタルパーマだとヘアバームタイプのワックスがおすすめ。

ワックスはメンズの整髪料とイメージする方もいらっしゃいますが、最近では女性用に、ヘアバームタイプのワックスも販売されており、高い人気があります。

パーマ後は髪がダメージを受けている状態なので、スタイリング剤にもダメージケア(予防・補修)成分が配合されているものが理想的ですよ。


シャンプー・トリートメントに加え、パーマ後はヘアオイル・ワックスでヘアケア

パーマ後は、シャンプー&トリートメントだけでなく、アウトバス(洗い流さない)トリートメントやスタイリング剤も見直して、髪質に合わせた正しいヘアケアを目指しましょう。

髪ナチュラ編集部がおすすめする洗い流さないトリートメントとしてのプリュムヘアオイルと、ヘアセットと保湿・ヘアケアが同時にできるヘアバームタイプのプリュムワックスをご紹介ます。

おすすめの2STEPアウトバストリートメントで髪の保湿・毛髪補修

パーマ後にダメージを受けて傷んだ髪の毛で気になるのが乾燥による髪のパサつき、ツヤのなさです。

プリュムヘアオイルプリュムワックスは、パーマ後のこうしたお悩みに寄り添うため保湿と毛髪補修にこだわって作られています。

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ケラチンは傷ついた髪の毛の代わりとなり、シルクとコラーゲンは皮膜を作ることで髪の毛の表面からダメージを補修します。

パーマ後のダメージでパサついた髪の毛もシルクとコラーゲンの皮膜が包み込むため、つけた瞬間からなめらかな手触りに。

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アボカド油やマカデミアナッツ脂肪酸フィトステリルが髪内部に浸透、うるおいを与えて保湿します。

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パーマ後のシャンプーのタイミングと正しいヘアケア、まとめ

は美容師さんにパーマ後のシャンプーはいつからOKなのか、そのタイミングと施術によるダメージで傷む髪への正しいヘアケアについて解説してもらいました。

パーマはダメージが大きい施術であり、パーマ後、数日間は特にパーマが取れやすくなっているため注意が必要とのことでした。

パーマ後のシャンプー・ヘアケアに関するポイントを簡単にまとめると以下の通り。

  • 可能であればパーマ後2日はシャンプーしない(最低でも24時間経過後)
  • パーマ後のシャンプーはアミノ酸系で洗浄力がマイルドなもの
  • パーマ後はパーマの形をなるべく崩さないように

スタイリングを簡単でおしゃれにしてくれるパーマは、パーマ後の扱い方次第でカールのもちやダメージによる髪の傷みが大きく変わります。

パーマ後のヘアケアは施術に使用する薬剤や髪質などによっても異なるため、担当してくれた美容師さんに確認しておきましょう。

髪質に合った素敵なパーマを楽しんでくださいね。

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