
あなたの髪のお悩みは前髪内側の生え際にあるチリチリした髪のうねりだったりしませんか?
梅雨や夏、雨で湿気の多い時期や汗をかくと本当にストレスですよね。
このページでは多くのくせ毛さんのカット・スタイリングを担当してきた美容師さんに、前髪の内側でチリチリにうねる髪の解消方法を聞きました。
縮毛矯正はかけたくない、他の方法で前髪内側のくせ毛のうねりを解決する方法はないのかな?
ずっと抱えてきたそのくせ毛のお悩みをこのページ最後までお読みいただければ解決できます。
- ヘアメイクアーティスト
- Genki@geeeeenkii
- 渋谷CALAMARIの代表。
ブリーチやカラー、似合わせカットが得意。

CONTENT
なぜ前髪の内側がチリチリにうねるのか、その原因とは?
まずは、前髪の内側だけがチリチリになる原因についてお話していきましょう。
そもそも、くせ毛の人は細い毛がうねりやすいもの。
細い髪は「芯」がしっかりしていないため、真っ直ぐになろうとする力が弱いです。
前髪の生え際にあるような細い毛は、キューティクルが薄く外部からの水分の影響を受けやすいのも特徴。
そのため、雨の日や湿気の多い日にはチリチリ感が強く出てしまうことが多いです。
ご自身の汗の影響も受けやすいため、うねりやチリつき、浮きなどのお悩みが尽きません。
その他、シャンプー後に「髪の生え際」がしっかり乾かせていない場合も、うねりやチリチリが強く出やすくなります。
前髪の内側のうねり、チリチリする髪の対処方法
前髪の内側がチリチリする場合には、以下の4つの対処方法をおすすめします。
- 重めの前髪にする
- 前髪の内側を短めにする
- ヘアアイロンで伸ばす
- くせ毛に最適なヘアケアを使う
1と2は、美容院でできる対処法。
3と4は、おうちでできるスタイリング&ケアです。
ひとつずつ解説していきましょう。
うねりが出ないよう重めの前髪にする

内側の強いくせ毛をカバーするには、前髪を重めにすることをおすすめします。
外側のしっかりした髪の毛で、チリチリした部分を覆ってしまう方法です。
前髪の生え際にチリチリしたくせ毛があるお客様でも、トップの方から前髪を厚く作ることによって目立たなくすることができます。
「内側だけがチリチリする」という場合には、重めの前髪にしてもらうことで手っ取り早くカバーすることが可能です。
この方法は、前髪の生え際が浮きやすい方にもおすすめしています。
前髪の内側の髪を短めにカットする

カットで解消する方法、2つ目は「前髪の内側を気持ち短めにする」というもの。
チリチリしたり「うねり」が気になる内側の髪に少しハサミを入れます。
まさに、生え際だけがくせ毛です。
このように「部分的にくせ毛」という場合には、縮毛矯正をかけなくてもカットだけで解決することができます。
チリチリした前髪の生え際を、自然に馴染むようにカット。
以下のポイントを押さえることが大事。
- あえて少し長さを残す
- 生えてきてもなじむように梳く
- 切るべき箇所を見極める
短くカットしすぎると浮いてしまうため、切り方と切る箇所が重要です。
ヘアアイロンで伸ばす
「重めの前髪は似合わない」とか「短くカットするのはいやだな」という方もいるでしょう。
そんな場合には、チリチリする内側の髪をヘアアイロンで伸ばすスタリングがおすすめです。
生え際に近い部分なので、火傷には注意してアイロンを当てましょう。
このとき、必ず守っていただきたいのがアイロン温度です。
内側の細い髪はとってもデリケート。
アイロンに慣れていない方が、180度以上の高温使用を続けていると、ダメージを受けて余計にチリチリしてしまうことも。
まずは150度程度の温度で練習して、うまくアイロンを使えるようになったら180度以上の温度で使うと良いでしょう。
また、日頃からヘアオイルなどでの「保湿&補修ケア」を欠かさないようにしましょう。
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ヘアケアの見直し
前髪の内側だけがチリチリになってしまう方には、ヘアケアの見直しも大切。
くせ毛用のヘアケア製品、スタイリング剤でセットすることで、生え際のチリチリのお悩みが緩和することも。
また、普段お使いのシャンプーを変えるだけでも、髪が扱いやすくなるケースも多いです。
髪質に合った正しいヘアケアをはじめましょう
「前髪の内側だけがうねりチリチリする」という方は、くせ毛さんに使いやすいヘアケア製品を使ってみましょう。
シャンプーで髪の質感改善&指通りをよくする

シャンプートリートメントに毛髪補修整備分が含まれたものは、ヘアダメージを補修し、指通りなめらかな髪へ。
- ケラチン
- ヘマチン
これらが入っているシャンプーは髪にハリとコシがでて、細い毛でもあつかいやすくなります。
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ヘアオイルで髪のダメージを補修
チリチリする細い生え際の毛は、しっかりとアウトバストリートメントでケアすることが大事。
髪を乾かす前には、ヘアオイルでダメージを補修する習慣をつけましょう。
この習慣が、チリつきやうねりにの予防に繋がります。
プリュムヘアオイルは、「ベタつき」が少なくサラッとした使用感ですから生え際や前髪にご使用いただけます。
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編集部のおすすめ、スタイリング剤は保湿重視

雨の日や湿気の多い日には、前髪のチリチリが強く出てしまう方は多いはず。
そんな方は、仕上げのスタイリング剤を「保湿重視」で選びましょう。
くせ毛は水分に弱いため「油分」で作られたワックスがおすすめです。
さらに、水分の過剰な吸収を抑えるため、湿気や水分から髪を守る効果も期待できます。
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前髪の内側でうねりチリチリになる髪の対処方法、まとめ
今回は「前髪の内側だけチリチリしたくせ毛がある」という方のために、その原因と解決方法をご紹介しました。
まずは、以下の4つの対策を試してみてくださいね。
- 重めの前髪にする
- 前髪の内側を短めにする
- ヘアアイロンで伸ばす
- くせ毛に最適なヘアケアを使う
くせ毛でお悩みの方にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。