
「ボブにしたら髪が広がるようになった」
「まとまりのあるボブを作る方法が知りたい」
このような方こそ、今回の記事は必見。
あなたのボブスタイルがまとまらないのは、髪型ではなく「髪質」に問題があるのかも。
今回は美容師が、広がるボブでお悩みの方に向けて、その理由と効果的な対策を解説します。
おうちでできる改善策もご紹介しますので、ぜひ最後までお読みくださいね。
目次
ボブが広がる根本的な理由
カットカラー後、広がりを抑えるスタイリング剤を使いました。
ボブが広がる理由は、大きくわけると以下の3つ。
- 髪型、カットに問題がある
- ダメージにより広がる
- くせ毛などの髪質
まずは、あなたの広がる原因をチェックしておきましょう。
髪型・カットに問題がある
ボブが広がる場合、そもそもの髪型やカット方法に原因があるケースも多いです。
広がりやすいのは、中途半端な長さであるとき。
特に、肩に当たる長さは注意が必要です。
伸ばしかけのボブなどは、毛先が肩に触れることでハネたり広がったりしてしまいます。
また、美容師さんによるカット時のミスも「広がりの原因」になります。
ボブって、毛量が多い人が似合うイメージがあるかもしれません。
ところが、それは間違い。
ボブカットの失敗は、髪の毛が多い方によく見られます。
重さやボリュームが出てしまうことを想定してレイヤーを入れるのですが、この入れ方が間違っていると広がりやすいスタイルになってしまいます
さらに、毛量調整のために梳きすぎてしまうのも、逆にまとまりにくい要因となるため注意しましょう。
特に、全体が重いからといって根本から梳くのは避けたいところ。
詳しいオーダー方法については、後ほど「対策」で解説しますね。
ダメージにより広がる
髪の毛のダメージが原因で「ボブが広がる」と悩んでいる方は少なくありません。
ボブにしたのに、まとまらないからという理由でパーマや縮毛矯正をかける女性は注意。
これらの施術は、薬液や熱処理によって髪に大きな負担がかかります。
さらに、定期的なカラーや白髪染めを行っている場合は、髪の傷みが急激に進行することも。
髪の毛にダメージが蓄積すると、髪内部のたんぱく質が壊れてパサパサになってしまうんですよね。
髪は「死滅細胞」と呼ばれる「死んだ細胞」の集まりで作られています。
そのため、一度傷んだら自己再生はしてくれません。
毛先が肩に当たっているわけでもないのに、ボブが広がってしまうという方は「髪のダメージ」を疑い、正しく対策するべきです。
くせ毛などの髪質
ボブスタイルが広がるとき、くせ毛などの髪質が原因になっていることも。
「髪の量が少ないのに広がる」なんて方は、もともとの髪質が影響しているケースが多いです。
くせ毛の場合には、単純に肩に当たらない長さにカットしただけでは、そう簡単にまとまってくれません。
これは、髪の生えグセやうねりの方向などが関わっています。
くせ毛さんがボブにするときには、これらのクセを見極めてレイヤーや段を入れて調整しなければなりません。
また、くせ毛はダメージ毛と同様に以下のような特徴があります。
- 乾燥しやすくパサパサする
- 髪の水分と油分バランスが崩れやすい
- 湿気や水分を含むと膨張する
そのため、補修や保護、保湿を目的としたヘアケアをしてあげないと、どうしてもボブが広がってしまうことが多いです。
効果的な対策については、この後じっくりご紹介していきますね。
ボブが広がらないための対策
>>プリュムヘアオイルとプリュムワックスを使ったスタイリング
ここからは「ボブが広がる原因別」に、正しい対策方法をご紹介していきます。
キレイなボブを保っている女性は、みなさん実践している内容です。
難しいことは一切ないので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
髪型で広がるボブの対処法
※ヘアカット後、プリュムヘアオイルをつけて乾かし、最後にプリュムワックスを使用しました。
まとまるボブを楽しみたいなら、肩に当たる前にカットするのがおすすめ。
肩に触れてしまうと、髪の毛はどうしてもハネたり広がりやすくなります。
例えば、こちらの女性をご覧ください。
Beforeでは、長さが中途半端なため毛先が広がってしまっています。
そこで、Afterでは段、レイヤーを入れたボブスタイルに。
毛先がまとまるようにカットしたことで、広がりが改善されて頭も小さく見えますよね。
女性らしく 耳にかけてあげても、とっても可愛いです。
レイヤーを入れているためショートっぽいボブになりますが、毎朝のスタイリングは格段に楽になります。
湿気が多い日や雨の日でも、膨張したり広がる心配もありません。
また、毛量が多い方やくせ毛が気になる方の場合には、毛先だけでなく全体を均一に梳いてレイヤーを入れてもらいましょう。
くせ毛を活かしたカットをすることで、毛先が自然に内巻きになるためスタイリングも簡単。
このとき注意してほしいのは、毛先を梳きすぎないことです。
毛先はスカスカにせず、できるだけ丸くなるように切ってもらいましょう。
基本的にボブのカット頻度は、2か月半~3か月に1回ペースでOKです。
ダメージで広がるボブの対処法
パーマや縮毛矯正、カラーなどのダメージで広がるボブは「ホームケア」を徹底することが重要。
記事の前半でもお話しましたが、一度傷んだ髪は自己再生してくれません。
そのため、これ以上ダメージが進行しないようにヘアケアを行う必要があります。
広がりやすい髪の場合、髪内部の水分と油分バランスが崩れていることがほとんど。
また、髪表面を覆っている「キューティクル」が剥がれたり開いたりしやすい状態のため、内部の栄養やうるおい成分が流出しやすくなっています。
極端にいえば、毎日のシャンプーの度に流れ出てしまっているんです。
だからこそ、シャンプー後のアウトバストリートメントは必須。
ヘアオイルなどを取り入れ、不足している成分を補うことで、まとまりやすいハリコシのある髪を作ることができますよ。
くせ毛などの髪質で広がるボブの対処法
くせ毛などの髪質が原因で「ボブが広がってしまう」という場合には、ヘアオイルでカバーすることが大事。
このとき、ムースやミストなどの水分が含まれたヘアケア剤は、広がりを悪化させてしまうため避けましょう。
髪の広がりでお悩みの方は、また、くせ毛は傷みやすい髪質のため「ダメージが進行して、髪が広がる」というケースも多いです。
ダメージ毛と同じように、補修成分や保湿成分がバランスよく配合されたヘアケア剤を選びましょう。
※Afterはヘアオイルを使用してヘアセットした状態
特に注目してほしいのは、ケラチンやシルクといった美髪成分。
5,800円(税込)〜
これらの補修保護成分が「髪のダメージ」に直接浸透することで、ストンとまとまるボブスタイルを楽しめるようになりますよ!
正しいホームケアが美しいボブをつくる
ツヤとまとまりのあるボブを作るためには、正しいホームケアが欠かせません。
美容師である僕が、お客様のリアルなお悩みを聞いて作った2ステップアウトバストリートメント。
ボブにすると広がる髪のために開発したヘアケア製品です。
肩上のボブにしたときに、広がる、膨らむ、パサつくなどの髪悩みが目立つ方は、ホームケア自体が間違っていることがほとんど。
「本当に髪が求めているヘアケアとヘアスタイリング」を行うことで、憧れの美しいボブスタイルを楽しむことができるようになります。
成分と使用感について
お客様の声を反映してお作りした「2STEPアウトバストリートメント」は、
- 補修&保護効果のあるプリュムヘアオイル
- 保湿効果の高いプリュムワックス
これら2つのアイテムを併用するヘアケア&スタイリングアイテムです。
シャンプー後の濡れた髪をタオルドライしたら、ステップ1:プリュムヘアオイルを馴染ませましょう。
広がりやすいくせ毛や傷んだ毛髪の内部へ「美髪成分」がじっくり浸透し、素直でまとまりやすい髪へと導きます。
髪内部に不足しているケラチン※1やシルク※2 で補修することで、サラサラとしたなめらかな手触りを再現。
※1 イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛)
※2 イソステアロイル加水分解シルク
普段通りにドライヤーで乾かしたら、仕上げはステップ2:プリュムワックスでの保湿ヘアセット。
ワセリンやホホバオイル、アルガンオイルなどの厳選した保湿成分を使ってお作りしています。
おやすみ前に気になる毛先にお使いいただくこともできます。
朝のスタイリングも時短になるので、ボブスタイルの女性にはおすすめです。
◆ビフォー(ヘアカット、スタイリング前)
◆アフター(ヘアカット、スタイリング後)
カットして、プリュムヘアオイルをつけて乾かし、最後にプリュムワックスをサットひと塗りした簡単ヘアセット。
2STEPのケアを取り入れるだけで、広がりやパサつき、ゴワつきといった髪悩みから解放されますよ。
僕自身も、これまでさまざまなヘアケア製品を使ってきました。
だからこそ、プリュムヘアケアは美容師が「お客様のご意見」を一番大切にしてお作りしました。
9,300円(税込)〜
9,300円 (税込)
9,800円 (税込)
まとめ
今回は、広がるボブでお悩みの方に向けて、その原因と対策を美容師が解説してきました。
ボブが広がってしまうのは、その長さやダメージ、くせ毛などの髪質が原因です。
「肩に当たる長さではないのに、広がってしまう」という場合には、補修&保湿ケアが欠かせません。
キレイなボブスタイルを楽しむためにも、ぜひ今日から正しいホームケアを取り入れてみてはいかがでしょうか。
9,300円(税込)〜
9,300円 (税込)
9,800円 (税込)