
ヘアセットをするのに髪がパサついてうまくまとまらない方へ。
パサパサになって広がる、まとまらない髪をワックスで直す方法を、美容師さんに教えてもらいました。
- ヘアメイクアーティスト
- Genki@geeeeenkii
- 渋谷CALAMARIの代表。
ブリーチやカラー、似合わせカットが得意。

なぜ髪がパサパサになってしまうの?その原因とは?
髪の毛がパサパサになる原因は、大きく分けると以下の3つ。
- 生まれつきの髪質(くせ毛含む)
- 髪のダメージ
- 間違ったホームケア
それぞれについて詳しく解説します。
髪がパサパサになる原因その1、くせ毛などの髪質
くせ毛は、髪の構造上どうしても髪の毛がパサパサしやすい髪質。
髪が太くて硬い剛毛の方も、髪がパサつくことにお悩みですね。
この原因は髪内部のタンパク質の並び方に違いがあるからです。
髪の断面図

髪がパサパサになる原因その2、髪のダメージ

髪の毛がパサパサするとき、その原因は「髪のダメージ」であることが多いです。
髪はダメージを受けて傷むと、パサつきやキシみ、ゴワつきなどが出やすくなります。
パーマやカラー、縮毛矯正などの施術による薬剤ダメージをはじめ、普段お使いのドライヤーやアイロン、コテなどの熱ダメージに心当たりはありませんか?
その他、寝ている間の枕と髪との摩擦ダメージや、外出中の紫外線ダメージなど普段の生活のなかには髪を傷める原因がたくさん潜んでいます。
髪の毛は爪と同じ、ケラチンタンパク質の集まりで構成されているため、一度傷むと自己再生することはありません。
髪がパサパサになる原因その3、間違ったホームケアやスタイリングによるダメージ
毎日当たり前のように続けている習慣や、間違ったホームケアによって、髪の毛がパサパサになることも。
- シャンプー後に自然乾燥している
- ヘアアイロンを180度以上の高温で使うことが多い
180度の高温の方がスタイリングの持ちがいい分、髪へのダメージが大きくなってしまいます。
- 150度程度の低温で時間をかけてスタイリング
- 180度の高温で手早くスタイリング
これら2つは美容師の意見も分かれるところですが、ヘアアイロンの扱いに慣れていない場合は、普段使うヘアアイロンの温度、150度にすることをおすすめします。
まずは150度から練習し、慣れてきたら徐々に温度を上げていくのが良いでしょう。
【ショートやボブ】髪の毛パサパサをワックスで直す方法



パサパサ髪さんをワックスでスタイリングするコツは以下のとおり
- 髪を根本から濡らす
- タオルドライ
- ヘアオイルをなじませる
- ドライヤーでブローする
- ある程度乾いてきたら、髪を軽く引っ張りながらブローして生えぐせを治す
- ヘアバームタイプのワックスを根本から髪になじませる
ポイント
(ヘアバーム ハード)60g
3,900円(税込)〜
【ミディアムやセミロング】パサパサ髪を上手に直すスタイリング


長めの髪をスタイリングするコツは以下のとおり
- 髪を根本から濡す
- タオルドライ
- 髪をコーミング
- ヘアオイルをなじませる
- もう一度髪をコーミング
- ドライヤーでブローする
- ある程度乾いてきたら、髪を軽く引っ張りながらブローして生えぐせを治す
- ヘアバームタイプのワックスを毛先に髪になじませる
ポイント
5,800円(税込)〜