髪型が気に入らなくてイライラしないための美容室でのオーダー方法

美容室でのヘアカット後、思っていたような髪型ではなくて気に入らない、イライラした経験がおありのあなたへ。

自分なりに希望する内容でオーダーしたのになぜ仕上がりに満足していただけないのでしょうか。

このページでは美容師がヘアカットの髪型が気に入らない、イライラすることがないよう美容室へご来店いただく前の準備について解説しています。

ヘアカットだけでなく、髪のおしゃれであるパーマやヘアカラー、くせ毛のうねりを直す縮毛矯正、どれも希望は伝えたのになぜ気に入らない結果になるのでしょうか。

美容室・美容師はお客様にせっかくご来店いただいている以上、出来る限りご満足いただけるよう精一杯の努力をしているはず。

はたして何が問題なのか、髪型が気に入らない!という事態を未然に防ぐための解決方法をこのページで紹介します。

美容室でせっかくヘアカットしたのに髪型が気にいらない、なぜ?

そうそう頻度の高くない美容室でのヘアカット、久しぶりにおしゃれな髪型にしてもらうためお客様もワクワクしながらご来店されます。

担当美容師に希望する内容・オーダーを伝えていざ、施術開始。

無事、終わったあとに鏡を見てみると、どうにも違和感があって新しい髪型が気に入らない。

なぜこんなことが起こるのか、ヘアカット後にご満足いただくために足りなかったものは何なのでしょうか?

髪型が気に入らないのは顔の形や骨格に似合わないヘアスタイルの可能性アリ

ヘアカット後に髪型が気に入らないと感じる理由の1つとして、新しいヘアスタイルがあなたの顔の形や骨格に合っていない可能性が考えられます。

インスタなどのSNSや雑誌で芸能人・タレントのヘアスタイルを見ていいなと思い、写真を見せつつオーダー。

カウンセリングをしない美容室であれば、美容師さんはそのままオーダーに沿ったヘアカットを実行します。

芸能人やモデルさんには当然、スタイリストがついていて、彼らの特徴を把握してぴったりの髪型を作っていますが、それらのヘアスタイルをそのまま真似てしまうとあなたの顔の形や骨格とは異なるため、当然、似合わない髪型になってしまいますよね。

例えば丸顔・面長といった顔のタイプがありますが、前者は幼く見られがちで丸い顔に、後者は老けて見られ縦に長い顔にコンプレックスをお持ちの方が多いです。

これらの気にしている部分をカバーできる骨格矯正カットというものがあり、芸能人・モデルさんは非常に上手にこのカットを組み込んでいます。

インターネットで見かけたモデルさんの髪型が気に入って真似したい!と美容室でオーダーしたものの、そのモデルさんの顔は面長、あなたは丸顔だと気になる部分をカバーするどころか、悪目立ちさせてしまう結果に。

気に入らない髪型、になってしまわないためにまず知っておいていただきたいのはあなたご自身の顔タイプ・骨格です。

丸顔・面長、エラ張り・ハチ張りといった特徴を把握した上で美容師さんに相談しながらヘアカットやパーマ、ヘアカラーをすれば失敗する確率をぐっと減らすことができますよ。

希望する髪の長さと切っていい限界も伝えるのが失敗しないコツ

美容室でのオーダーについてもう1点、髪をカットする際は希望する長さだけを伝えがちですが、同時に「これ以上は切ってもらいたくない」という限界も伝えるようにしましょう。

美容師もおすすめする人気のショートヘアですが、ミディアムやセミロング、ロングヘアからバッサリと髪をカットする際は特に要注意。

ショートヘアにしてみたいと希望を伝えると美容師さんは大まかに「これくらいのショートにしましょうか」と提案してくれますが、流されるままウンウン、とうなずいて髪をカットしてしまうと、思っていた以上の短さになっていて新しい髪型が気に入らない!ということが起こります。

美容師さんは良かれと思ってその人なりの精一杯おしゃれな髪型に仕上げているのですが、当のあなたが気に入らないのでは意味がありません。

試してみたいショートヘアを画像等で伝えると同時に、切っても良い長さの限界を予めあなた自身で決めて美容師さんに伝えることでヘアカット後の短い髪型が気に入らない、ということが起こらないようにしましょう。

ヘアカット後に髪型が気に入らない場合はお直しを

もし美容室でのヘアカット後の髪型が気に入らない場合は我慢するのではなく、何がどう気に入らないかを具体的に美容師さんに話をしてお直しをしてもらいましょう。

すべての美容室がお直しに対応してくれるわけではありませんし、カット後の髪型がオーダーに沿ったものであれば美容師さんとしてもお直しすることはできません。

それでも気に入らないものは気に入らないわけですから、なんとか解決する必要がありますよね。

施術後の髪型のどこがどのように気に入らないのか具体的に伝えましょう

とはいえ、ただ気に入らないと言い張るのではただのクレームになってしまうため、どのあたりがどのように気に入らないのかちゃんと説明をするようにしてくださいね。

例えば丸顔でショートヘアを希望したものヘアカット後の髪型がフェイスラインを強調するようなものであれば、もう少し頬のラインをカバーできるようにしてもらいたいとか、面長さんでストンと落ちるようなまっすぐなサイドになった、それだと顔の長さが強調されてしまうのでもっとサイドにボリュームを出したい、などなど。

お直しのカットになるか、または美容師さんがその場合はこういうスタイリングをしてみてください、という提案をしてくれるかは状況次第になりますが、気に入らないまま我慢をするのは良くありません。

美容室・美容師さんもご来店いただいたお客様に満足いただけないのは不本意、お互いにとってより良い結果になるよう伝えるべきことはしっかりと伝えてくださいね。

美容室での施術後に髪型が気に入らないことがないようご準備を

美容室は新しいおしゃれな髪型をお楽しみいただく場所で、お帰りいただくときにはお客様に満足してもらいたいとどの美容師も一生懸命、最善の提案をして施術に臨んでいます。

それでもヘアカット後の髪型が気に入らないと感じてしまうことは起こるもの。

担当美容師さんのセンスが全く異なったり、技術不足などで失敗することも起こらないわけではありませんが、基本的にはあなたのご希望に忠実にベストの施術を心がけています。

ヘアカット・施術を楽しみに来店されるあなたと、ベストのサービスを提供しようとする美容師さんの間で施術後に「髪型が気に入らない」ということが起きないよう、以下の2つを予め準備しておくようにしましょう。

  1. ご自身の顔の形・骨格を客観的に知っておく
  2. これ以上は切ってもらいたくないという髪の長さを決めておく

前髪はこんな感じでサイドはこう、トップは…と口頭で説明してもうまく伝わらないことが多いため、予め芸能人・モデルさんのSNSや雑誌の画像を用意しておくのは良いことなのですが、上記2点を踏まえた上で施術をしなければ、画像の髪型には近いものの、あなたには似合わない、気に入らない髪型になってしまう可能性が少なくありません。

お任せでオーダーされる場合にも、少なくとも上記2点を伝えておくと施術後に失敗したと感じる可能性はかなり減らすことができます。

それでもヘアカットや施術後に気に入らない髪型になっていたら、美容師さんにどこがどのように気に入らないのか、どのように気になってしまうのかを伝えましょう。

お直しのカットや、カバーするためのスタイリング方法を教えてもらえます。

このページが美容室での施術後に髪型が気に入らない、という経験をお持ちで次に美容室に行くときどんなオーダーをすれば良いのか迷っているあなたのお役に立てば幸いです。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!