湿気と髪の関係とは?ボサボサ広がる原因と対策について

湿気と髪、ボサボサ広がる原因と対策について美容師が解説します
Pocket

晴れている日は問題ないのに、湿気ある日になると髪がうまくまとまらない。どうして梅雨や夏、雨の降る日は思うようにヘアセットできないのでしょうか。

このページでは髪と湿気の関係、うねる・広がるそのメカニズムについて解説しています。

原因を正しく把握することで見えてくる具体的な対処方法、おすすめの2つのアイテムとは?

プリュムシャンプー

なぜ髪の毛は湿気が多い梅雨や夏になるとうねり広がるのか

うねる髪の拡大図
うねる髪の拡大図

雨が多く湿気の強い梅雨や夏になると髪がまとまりにくくボサボサになってしまう。なぜ湿気が多いと普段の髪とは違う困った状態になってしまうのでしょうか。

湿気と髪の関係を図解付きで説明

まずは髪の基本構造から見ていきましょう。髪の毛は中心部から、メデュラ・コルテックス・キューティクルという3つの層で構成されています。

髪の毛の構造イメージ
髪の毛の構造イメージ

メデュラはタンパク質で網目または多孔質状のもの、髪の中にメデュラがない人もおり、中心部の穴に空気があることで直射日光から頭を守っていると言われていますが、じつはその役割の詳しいところまではまだ解明できていません。

そしてメデュラとキューティクルの間にあるのがコルテックス

髪の8割強を構成するコルテックスは繊維状の束になっていて、ここに含まれるケラチンと呼ばれるたんぱく質や水分、脂質のバランスが髪の毛の「硬い」「太い」などを決めています。

構造から見る太い髪と細い髪の違い
構造から見る太い髪と細い髪の違い

髪の一番外側にあるキューティクル、ヘアケア用品の広告でもよく耳にするこの部分はタンパク質が角質化したウロコ状のもの。内部のメデュラやコルテックスを外部刺激から守り、水分やタンパク質などの成分を外に流れ出ないように維持する機能も。

このキューティクルが健やかな状態だと髪の手触りもサラサラ、見た目もツヤがある、いわゆる美しい髪となります。そして最後に、コルテックスとキューティクルの接着剤であり、髪に水分やその他成分を運ぶ役割を果たすのがCMC。

あまり聞きなれないCMCですが、髪を健康な状態に維持するためにも、傷んだ髪を補修するためにも非常に重要なものです。普段、湿気が低い状態の髪から梅雨・夏の雨などによって湿度が高くなってしまうと髪にはどのような現象が起こるのでしょうか。

髪の構造の多くを占めるコルテックスには以下の2種類があります

  1. 吸水性の高いオルソコルテックス
  2. 吸水性の低いパラコルテックス
くせ毛と直毛のコルテックスの違い
くせ毛と直毛のコルテックスの違い

この2つのバランスが取れているのはまっすぐストレートな直毛、アンバランスなのがくせ毛、あるいはダメージを受けて傷んだ髪です。

直毛で髪の状態が健やかであれば湿気による髪への影響は大きくありません。ところが髪の外側にあって毛髪内部を守るキューティクルやCMCはダメージを受けることで剥がれたり落ちたりします。

その結果、コルテックスに含まれる水分やその他の成分は流出、髪内部はスカスカのバランスの悪い状態に。

傷んでいない髪とダメージヘアの構造の違い
傷んでいない髪とダメージヘアの構造の違い

くせ毛やダメージ毛は2つのコルテックスのバランス・配置が偏ってしまうため、湿度が多い日になると膨らみ方もバラバラになり、その結果が髪のうねり・広がりの原因になってしまいます。

傷みやすく乾燥してパサパサになりやすいくせ毛、あるいはパーマ・ヘアカラーを楽しんでいる場合には髪へのダメージが大きくなりがち。おうちでのヘアケアを大切にしましょうね。

加齢による髪質の変化に合わせた湿気対策を

これまで髪にクセはなかったのに30代後半~40代になってゴワゴワで手触りが悪い、うねりも出てきたという場合、その原因は加齢である可能性があります。

肌と同じように歳を重ねることで髪質が変わっていくことをご存知でしょうか?

女性ホルモンと髪の毛の関係
女性ホルモンと髪の毛の関係

加齢によって頭皮がたるむ、ホルモンバランスの変化などもありますが、先に紹介したコルテックス内部の水分・脂質量が減ることで髪内部のバランスが崩れてしまいます。

今までシャンプーを使っていたんだけど最近、お風呂上がりに髪を乾かすとパサパサになる」ことは良くあります。

最近、妙に髪がパサつくと思われたらシャンプーを変えてみるもの手段のひとつ。

加齢で髪のうねりがひどくなってきた場合の対処法は別ページで詳しく紹介しています、ぜひご参照ください♪


具体的な対策、くるくるうねる髪がまとまるようになる

くせ毛をまとめる方法

湿気が多いとくせ毛や傷んだ髪は水分を吸収して膨張、ボサボサになってしまうことが分かりました。ではその対策はどうしたら良いのか、2つのヘアケアアイテムを紹介します。

湿気ではねる・広がる髪に!洗い流さないトリートメントにヘアオイル

プリュムヘアオイルをつけてスタイリングした髪
プリュムヘアオイルをつけてスタイリングした髪

くせ毛やダメージで傷んでしまった髪はキューティクルが開く、または剥がれてしまうことで内部から水分その他の成分が流出しています。その対策としておすすめなのがヘアオイル、お風呂やシャワーのあとの洗い流さないトリートメントとしても人気のあるヘアケア用品です◎

ヘアオイルは油分で髪をコーティング、ドライヤーやアイロン・コテの熱から髪を守りながら含まれる成分で髪内部のダメージを補修。湿気が髪内部に侵入しようとしても、ヘアオイルの油分がブロックして髪の膨張を防ぎます。

お風呂、シャワーの後の洗い流さないトリートメントにヘアオイルを使うようになると湿気でゴワゴワになっていた髪の指通りも良くなり、ツヤ・まとまりも出てきますよ。

ふわふわ前髪をキープしながら保湿もできるスタイリング剤、ヘアバーム

ヘアバーム

もうひとつ、湿気の多い梅雨・夏におすすめなヘアケアアイテムがヘアバームです。

ヘアバームはヘアオイルとヘアワックスの中間、見た目はヘアワックスなのですが手に取って馴染ませるとヘアオイルのような手触りになります。ヘアワックスのようなしっかりとしたスタイリングには向いていませんが、束間・ツヤが出てさらっとしたナチュラルなヘアセットにぴったり、髪型が崩れてしまっても手櫛でまとめれば元のヘアスタイルに戻すことができます。

なぜ湿気対策にヘアバームがおすすめなのかというと、ヘアバームは天然の脂質であるアルガンオイルやホホバオイルが原料のものが多く、スタイリングが出来るだけでなく保湿効果も期待できるため。

ふわっとした前髪、ツヤ・束間のあるヘアスタイルをキープしつつ、同時に保湿・ヘアケアもできることもあり、ヘアバームは今非常に人気の高いスタイリング剤。


湿気でうねる髪にヘアケア用品を

美容室で作られたヘアケア製品のイメージ

髪の湿気対策におすすめのヘアケアアイテム、ヘアオイルとヘアバームですがいずれも市販品やサロン生まれのものなど数多くのものが販売されています。

保湿・毛髪補修成分で湿気や熱から髪を守る、プリュムヘアオイル

編集部チョイス

プリュムヘアオイル 120mL

5,800円(税込)

プリュムヘアオイルには3つの毛髪補修成分、イソステアロイル加水分解ケラチン、イソステアロイル加水分解コラーゲン、イソステアロイル加水分解シルクが配合されています。

ケラチンでコルテックス内部の流れ出てしまったタンパク質を補修、コラーゲンは髪の表面にしなやかな保護膜を形成し指通りを良くします。さらにシルクで皮膜を作り外部からの刺激から髪を保護するだけでなくハリ・コシを与えます。

今までお風呂・シャワー後の洗い流さないトリートメントを使ったことがない方もとても簡単に使えます◎

お出かけ前のヘアセットには無香性でベタつかないプリュムワックスを

編集部チョイス

保湿感のしっかりしてるワックス。敏感肌なあなただけでなく、小さなお子様のスタイリングにもぴったり。湿気の強い時期のくせ毛対策にもおすすめです♪

2STEPアウトバストリートメント

9,300円(税込)

公式サイト

9,300円 (税込)

楽天市場

9,800円 (税込)


湿気と髪のメカニズムを知って梅雨や夏に向けた万全の対策を

なぜ湿気が多いと髪はうまくまとまらなくなってしまうのか、そのメカニズムを髪の構造を紹介しながら解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

健康なまっすぐストレートな直毛さんは湿気が多くても髪に影響が少ない一方で、生まれつきのくせ毛や傷んでダメージを受けた髪は髪内部の2種類のコルテックスのバランスが崩れていることから、湿気が多いと吸水性の高いコルテックスが膨張してしまいうねったり広がったりします。

くせ毛・ダメージを受けた髪の湿気対策に美容師がおすすめするのはヘアオイルとヘアバーム。ヘアオイルの油分で髪を保護、配合成分で傷んでしまった髪内部を保湿・毛髪補修。ヘアバームは毎日のお出かけ前にヘアセットをするだけで同時に保湿・ヘアケアまで出来るので人気が高いです。

毎年、梅雨や夏の湿気が多い時期に髪のうねり・広がりやパサパサ・ボサボサにお悩みならぜひ一度、お試しください。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

2STEPアウトバストリートメント

9,300円(税込)

公式サイト

9,300円 (税込)

楽天市場

9,800円 (税込)

Pocket