
お風呂やシャワーで毎日髪を洗うためのシャンプーですが、使っていて泡立ちが悪い、泡立たないことってありませんか?
しっかり髪を洗えていないと皮脂が残ってにおいが出たり、頭皮が乾燥してフケの原因になったりと問題が発生します。
このページでは美容師がシャンプーを使っても泡立たない場合の主な理由4つと、しっかり泡立つ髪の洗い方を解説しています。
なぜ毎日のシャンプーで泡立ちがどうにも悪いのか、その原因を理解して正しいシャンプーで大切な髪や頭皮をしっかりケアしましょう。
ヘアケアの行き届いたツヤ・まとまりのある髪は何よりあなたを魅力的に見せてくれますよ。
しっかり泡立って綺麗に洗い流すだけでなく、髪にうるおいと補修までしてくれるおすすめのヘアケアアイテムもご紹介します。
ぜひこのページ最後までお付き合いいただき、あなたが満足できるシャンプー探しにお役立てください。
目次
なぜシャンプーを使っているのに泡立たない?その主な4つの理由
お風呂やシャワーで毎日、シャンプーを使って髪を洗うとスッキリ・サッパリして気持ち良いもの。
しかしそのシャンプーの泡立ちが悪いと髪がしっかり洗えているのかどうか怪しくなりますよね。
シャンプーが泡立たない、その理由は主に以下の4つが考えられます。
- シャンプー前の予洗いが不十分
- シャンプーの使用量が足りない
- 皮脂やスタイリング剤の汚れ
- 髪の毛の傷みや乾燥
それぞれの項目について美容師が解説していきます、読んでいて思い当たる節があればぜひ、改善してみてくださいね。
シャンプーが泡立たない理由その1、予洗いが不十分である
あなたは髪を洗う前、しっかりと予洗いをしていらっしゃいますか?
予洗いとは、シャンプー前にお湯で髪をすすぐ行為のこと。
シャンプーをするときにしっかりと予洗いが出来てないと泡立ちが悪くなります。
シャンプー前に予洗いで髪をすすぐと髪や頭皮に付着していた汚れを洗い流すことができます。
この予洗いで髪・頭皮にしっかり水分を含ませておくことで、シャンプーを使ったときに馴染みやすく泡立ちが良くなるため、優しく丁寧にしっかりと行うことがとても重要。
軽く髪を濡らしてすぐにシャンプーを使っているけど、どうにも泡立たない、その場合はこの予洗い不足が原因である可能性がありますね。
シャンプーが泡立たない理由その2、使用量が不足している
突然ですが質問です、あなたはシャンプーをするとき、どのくらいの量を使っていますか?
市販品のシャンプーではなく、ちょっとお値段の良い美容室生まれのものだと大切に使おうとするのは当然のこと。
しかし、そのお気持ちが強すぎてあなたの髪の量に対してシャンプーが不足している可能性があります。
実際にヘアカットでご来店されるお客様からしばしば「お値段の良いシャンプーを使っているのに全然泡立たないので困っている」とご相談をいただくのですが、1回あたりどのくらいご使用になっているか確認すると、カット前の毛量に対してかなり少ない量のシャンプーで髪を洗っていることが多いんですね。
カット・スタイリングを進めながら実際に使っていただいた方が良いシャンプーの量をご案内すると後日、「モコモコに泡立ちます、ありがとうございました!」とご連絡いただきます。
ちょっと良いシャンプーを手に入れたものの、どうにも泡立ちが悪いな、と感じられる場合には気持ち多めに手にとって髪を洗ってみてくださいね。
シャンプーが泡立たない理由その3、皮脂や残留スタイリング剤が原因
ヘアセットにスタイリング剤をたっぷり使っている、または皮脂が多いとシャンプーを使っても泡立たないという現象が起こります。
シャンプーに含まれる髪を洗うための洗浄剤、界面活性剤は水と油を混ぜ合わせる作用がある成分。
髪に残った皮脂や油分の多いスタイリング剤(=油)を水と馴染ませやすくすることで浮かせてお湯で洗い流すわけですね。
しかし、ジェルやスプレー、ヘアワックスなどのスタイリング剤が多すぎると界面活性剤の油分・水分を混ぜる力が不足して泡立たなくなります。
シャンプーの際に出る「泡」ですが、これは界面活性剤が作る膜のこと。
皮脂であれ、油分の多いスタイリング剤であれ、「油」が多すぎるとこの膜が弱く壊れやすくなり、結果、シャンプーが泡立たない、と感じるわけです。
ちょっとややこしい書き方になってしまいましたが、もっとぎゅっと省略すると「髪の油汚れにシャンプーが負けるから泡立たない」ということですね。
皮脂の原因は乱れた食生活やストレスが原因、規則正しいストレスのない生活を送ることができれば抑えることが可能。
スタイリング剤についてはそもそもヘアセットのやり方が正しいかどうか、あなたの希望する髪型作りに使っているスタイリング剤が合っているのかどうか、見直すのも大切です。
シャンプーが泡立たない理由その4、ダメージで髪が傷んで乾燥している
以前は同じシャンプーで同じ量を使ってもしっかり泡立っていたのに、最近、泡立ちが悪くなったというあなたへ。
あまり知られていませんが、実は髪がダメージを受けて傷んでしまいパサパサに乾燥するとシャンプーが泡立たないようになります。
ダメージを受けた髪、というのは髪表面を覆って髪の内部を守っているキューティクルが開いて剥がれ落ちてしまい、髪内部の水分やたんぱく質が流出してスカスカになっているんですね。
スカスカになってしまった髪には空洞が出来てしまい、水分不足でパサパサの乾燥毛に。
そんなダメージを受けて傷んだ髪は水分を積極的に吸収しようとします。
シャンプーで髪を洗うとき泡が発生するためには先にご紹介させていただいた界面活性剤と空気、それから水分が必要。
髪に空洞が出来て乾燥しているダメージ毛では、シャンプーに含まれる界面活性剤と水が混ざる前に髪が水分を吸収してしまうため、泡立たない状態に。
この説明をお読みいただいて「ドキっとした」あなたには、髪を保湿しながら毛髪補修もできるシャンプー&トリートメントがおすすめです。
シャンプーしてすぐは泡立つのに洗っていると泡が消える謎
シャンプーを使って髪を洗い始めてすぐは泡立つのに、洗っていると泡が消えていく、この場合には2つの原因が考えられます。
- 髪の水分吸収によるもの
- 髪や頭皮の汚れ(油分)が多い
1つ目は傷んだ髪に起こるのと同じ状態ですね。
シャンプー前にしっかり予洗いをして髪を濡らしておいても、洗っている最中にどんどん泡がなくなってしまいます。
この場合は少しずつお湯を足しながらシャンプーすることで泡立ちが良くなります。
問題は2つ目、髪や頭皮の汚れが原因で泡が消える場合、水分を足しても泡が復活しないのが特徴です。
スタイリング剤の過度の使用や皮脂汚れで界面活性剤(洗浄成分)の働きが低下。
この場合、基本的には二度洗いがおすすめ。
1度シャンプーを洗い流したあと、2回目のシャンプーでしっかり泡立てて洗い直してくださいね。
美容師直伝、シャンプーの上手な泡立て方、3つのステップのご紹介
シャンプーを使っても泡立たない、そんなあなたに美容師が泡立ちの良いシャンプーの方法を紹介させていただきます。
上手に泡立てるには、以下の3つのステップを丁寧に行うことが大事。
- ブラッシングをして髪の汚れを取る
- お湯でしっかりすすぐ(予洗い)
- 髪の毛を揉み込むように泡立てて洗う
覚えてしまえばとっても簡単なので、ぜひ今日から取り入れてみてくださいね。
シャンプー前にブラッシングで髪の汚れを取る
シャンプー前には、優しくブラッシングをして髪の汚れを取っておきましょう。
普通に生活していても、チリやホコリなどの汚れが付着しています。
これらの汚れを落とすには、獣毛ブラシがおすすめ。
一般的なナイロン製のヘアブラシよりも、静電気が起きにくく髪の汚れをスムーズに除去することができます。
シャンプー前のブラッシングを習慣にすると、泡立ちを良くするだけでなく髪の絡まり予防にも効果的ですよ。
髪の根元からお湯でしっかり濡らす(予洗い)
シャンプーを髪につける前には、予洗いを丁寧に行いましょう。
このとき、根本からしっかりお湯で濡らすことが、シャンプーの泡立ちを良くするポイント!
髪のことを考えるならお湯の温度は36~38度がベストです。
ただし、油分の多いワックスなどのスタリング剤を使用している場合には、40度くらいの温度にすると油分が落ちやすくなります。
後頭部や襟足、サイドやこめかみ部分は、予洗いが不十分なせいで泡立ちが悪くなりがちな箇所。
シャワーの水圧を利用しながら、時間をかけて水分を含ませていきましょう。
予洗いは、全体で3分間程度行うのが理想。
シャンプー前の予洗いだけでも、頭皮や髪の8割の汚れを落とすことができるといわれています。
髪の毛でシャンプーを泡立てるように揉み込んで洗う
予洗いが終わったら、シャンプーを手のひらにとり、頭頂部付近の髪の毛で泡立てるイメージで優しく揉み込みましょう。
指の間や手の甲についた泡は、再び髪に乗せ直してさらに泡立てます。
このとき、少しずつお湯を足しながら泡立てると、クリームのようなきめ細かいモコモコ泡を作ることができますよ。
シャンプーの使用量は、基本的にメーカーの指示に従ってください。
市販のシャンプーボトルなら、使用量の目安は以下の通り。
- ショートヘアは1プッシュ
- ミディアムヘアは2プッシュ
- ロングヘアは3プッシュ
ワックスなどの「油分が多いスタイリング剤」を使った日や、皮脂や汚れが多い日には、上記の方法でもシャンプーの泡立ちが悪いときがあります。
このときは、一度軽くすすいでから「二度洗い」を行いましょう。
傷んだ髪を保湿・毛髪補修できるシャンプー&トリートメント
4,900円(税込)〜
4,900円 (税込)
11,000円 (税込)
くせ毛のお客様のカット・スタイリングを担当し続けてきた美容師が作ったプリュムシャンプーは、髪を優しく包み込むホイップクリームのような泡立ちが特長。
厳選した「アミノ酸系洗浄成分」の配合バランスにこだわったからこそ、実現できた贅沢な泡立ちです。
泡のクッションで髪や頭皮を優しく洗浄することができるため、シャンプーによる摩擦ダメージの緩和に。
また合成着色料・合成香料などは無添加。
頭皮や髪がデリケートな方からも「やさしくシャンプーすることができる」と喜んでいただいています。
さらに、プリュムシャンプーには毛髪補修成分として注目されている「ヘマチン」を高配合。
毎日のシャンプーを継続するだけで、ダメージや乾燥によるパサつき、広がり、ゴワつきなどを解消し、なめらかな指通りの良い髪へと導きます。
一緒にお使いいただくプリュムトリートメントにはさらに毛髪補修のため7つの成分、8つのアミノ酸を配合。
シャンプーが泡立たなくなってしまう傷んだ乾燥毛を保湿・毛髪補修。
実際にご利用いただいているお客様からの口コミをいくつか紹介させていただきますね。
ご家族で髪質改善、みーや様からの口コミ
主人、私、娘、息子とクセ毛に悩み、試しに購入してみました。
使い始めて1週間が経ちますが、それぞれに効果が出てきています。
主人の髪はパサつきが落ち着き、コシが出てきました。
私はアイロンを使用しなくても、朝起きると髪がまとまっています。
娘は指通りが良くなり、息子はうねりが落ち着いて一日中まとまっている状態です。
また、洗髪やドライのときに抜け毛や切れ毛が多かったのですが、今までの半分くらいに減りました。
このまま髪質が改善されることを期待しています!
★★★★★ 2021年3月7日
パサパサの髪にお悩みだったあや様からの口コミ
とても調子いいです。
今までなかなか満足できるシャンプーに出会えずパサパサの髪でしたが、こちらを使い始めてからしっとりさらさらになって来ました。
決してお安くないので、また合わなかったら…と少し不安でしたが、思いきってチャレンジして良かったです。
★★★★★ 2020年8月20日
商品詳細ページにはその他のお客様からの口コミ・体験談も記載しております、ぜひご覧くださいませ。
シャンプーが泡立たない原因、まとめ
お風呂・シャワーでシャンプーするときに泡立たない、その原因として考えられるのは4つ。
- 予洗い不足
- シャンプーの量不足
- 皮脂・スタイリング剤
- 髪のダメージ
1~2は正しい方法を導入するだけ、3については生活改善やスタイリング剤の見直しが必要です。
そして何よりあまり知られていない4番目の原因、髪が傷んでいるのが原因なら正しいヘアケアの導入を検討しましょう。
泡立ちが悪いのはシャンプーが悪いから、ではなく一度、美容師が解説している泡立ちのよくなる方法を試してみてくださいね。
傷んでしまった髪におすすめなのは正しいヘアケア、保湿・毛髪補修ができるシャンプー&トリートメント。
髪のおしゃれであるパーマやヘアカラーをお楽しみになっていると髪は傷つきやすいもの。
傷んでしまった髪にお悩みならぜひ、美容師が作ったプリュムシャンプー&トリートメントお試しください。
泡立ちの良いシャンプー、しっかり髪にうるおいを与え毛髪補修が可能なトリートメントで健やかで美しい髪へ。
このページがシャンプーの使い方にお悩みのあなたのお役に立てば幸いです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
4,900円(税込)〜
4,900円 (税込)
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