ワックスが頭皮に与える影響について毛髪診断士の意見は?

ワックスと頭皮の関係について毛髪診断士が語ります
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ヘアセットで使っているワックス、ふとした時、これって頭皮に良くない影響があるのでは?そんなことを考えたりしますよね。

このページでは整髪料として日々使っているワックスと頭皮の関係について毛髪診断士が解説しています。

インターネットやSNS検索すると頭皮に良くない、使い方や選び方に要注意といった内容が多いですが、毛髪診断士やスタイリストはどんなポイントに注意しているのか。

正しいワックスの付け方、落とし方、使いやすいワックスはどのようなものなのか?頭皮を気にする方はぜひ参考にしてみてくださいね。


スタイリング剤としてよく使うワックス、頭皮につくとどんな影響が出る?

綺麗な髪とワックスが付着した髪
綺麗な髪とワックスが付着した髪

ワックスは特段、頭皮に良くない成分は含まれておりません。この成分が入っているから直越的に頭皮が禿げる、ということはないのです。

しかしながら、ワックスに含まれる髪を固形化する成分や、粘性の高い成分が髪の毛および頭皮に残ったままになると、頭皮環境を悪化させることがあります

このような理由から、ワックスを使用したらその日のうちにシャンプーでしっかり洗い流すことが大切です。また、これは人それぞれですので全ての人には当てはまりませんが、ワックスのアルコールで頭皮が荒れる方もいます。

ワックスは頭皮に付かないように使うのが基本

ワックスは頭皮につけないように
ワックスは頭皮につけないように

そもそもワックスを使うときの基本として頭皮に付かないようヘアセットをすること、それから使用量が多すぎると頭皮に付着してしまう可能性が高くなるのでくれぐれも注意しなければなりません。

ワックスの正しい使い方の基本は以下の3ステップです。

  1. まずはドライヤーでブロー、ある程度髪型を作る
  2. ワックスを適量手にとり、髪の根元からまんべんなく髪に広げる
  3. 手ぐしを入れて髪型を整えながら毛束を作る

このフローの中で注意すべきは2番目、ワックスを髪に馴染ませるときが一番、頭皮にワックスがつきやすいポイント。

根元から毛先に向けてつけることで薄くまんべんなくワックスを広げられますが、くれぐれも頭皮にはタッチしないように気を付けてくださいね。

ワックスは頭皮の毛穴を詰まらせてしまう?これは本当か?

きれいな頭皮とワックスが付着した頭皮
きれいな頭皮とワックスが付着した頭皮

ワックスが頭皮についてしまうとどういう問題が起こりえるのでしょうか?

スタイリング剤や整髪料すべてに共通することですが、髪に付けたあとはシャンプーでしっかりと洗い流せないと、汚れが毛穴に入って詰まる可能性があります。

本来であれば毛穴から皮膚のターンオーバーによって徐々に古くなった皮脂や老廃物が排出されますが、頭皮のつまりによりそれが阻害され、皮膚炎を引き起こす可能性が高くなり、頭皮環境の悪化を招きます

さらには皮脂を養分として増殖する微生物(マラセチア属真菌)が原因で脂漏性皮膚炎を引き起こすこともわかっていますふけ、かゆみの原因になりますから、ワックスを使ったその日のうちにシャンプーで洗い流すようにしましょう。

ハードタイプやマットタイプのワックスは洗い流すのが楽ではないため、洗浄力の高いシャンプーを使ったり、複数回洗うことがありますが、もし髪が傷んでいたり、パーマやヘアカラーなど髪のおしゃれを楽しんでいる場合は注意しましょう。

対策として、スタリングを頭皮と髪に負担なく落とす方法は予洗いをしっかりすること

ぬるま湯のシャワーで数分髪を洗うことで汚れの8割を落とすことができます。

その後のシャンプーの泡立ちもよくなります。さらにこだわる場合は、マイルドな洗浄力を持つアミノ酸系・ベタイン系の界面活性剤を含むシャンプーで優しく、しっかりと髪の汚れを落としながら、頭皮にうるおいは残してあげてくださいね。


他のスタイリング剤との比較、ワックスを使うメリット・デメリット

ワックスで動きをつけた髪
ワックスで動きをつけた髪

ワックスだから頭皮に付くと困る、というわけではなく他のスタイリング剤を使う場合も頭皮に付けないようにヘアセットするのは同じ。

その他の整髪料とワックスにはどんな違いがあるのかも一緒にスタイリストに質問してみました。

スプレーやジェル、ムースとワックスの違いって?

ワックスの特徴

  • 質感の種類が豊富
  • 油分が多くナチュラルに髪に形をつけやすい
  • 手軽に使える

ジェルの特徴

  • ウェット感、濡れ髪感が強い
  • しっかり髪が固まる
  • ウェーブを出しやすい

ムースの特徴

  • 泡なので全体に行き渡らせやすい
  • やさしく髪が固まる
  • ウェーブを出しやすい

スプレーの特徴

  • ヘアスタイリング後にしっかり固める

スタイリング剤にはスプレージェルムースワックスと本当に色々なものがあります。

ワックスはハードタイプであれば同じ髪を固めるものですが、ヘアバームタイプのワックスは髪を固めてヘアセットするものではありません。

固めるタイプのスタイリング剤のメリットはしっかり髪型を作れることですが、ヘアバームタイプのワックスはふんわりとナチュラルなヘアスタイル作りに向いています。

女性のヘアセットに使うならヘアバームタイプのワックスがおすすめ

ヘアバームでのスタイリング
ヘアバームでのスタイリング

ヘアバームタイプのワックスは、ヘアオイルとワックスの中間でさらりとした手触りになっています。

ヘアセット後の髪はカチカチに固まらずにさらり・ふんわりとしたナチュラルで女性らしい髪型に仕上がります。

万が一、髪型が崩れてしまっても手ぐしを入れてあげれば再現可能。ヘアバームの多くは髪が引っ掛かりにくいため、髪や頭皮に優しい使用感が多いのもおすすめの理由のひとつです。


頭皮に優しい使い心地、髪の保湿まで出来るヘアバームタイプのワックス

ワックスで作るヘアスタイル
ワックスで作るヘアスタイル

動きのある髪型作りにおすすめのヘアバームタイプのワックスにも市販のものから美容室・サロンで作られたものまで色々な種類があってどれを選べば良いか迷ってしまいますよね。

頭皮のことを優先的に考えたとき、どんなヘアバームタイプのワックスを選べば良いのでしょうか。

トリートメントのような使い心地のワックスも

実際にヘアバームタイプのワックスを選ぶときは、まずは固まりにくいナチュラルな質感から選んでみましょう。

さらに使用感にこだわる場合はアルコールフリーのものも販売されています。

髪の傷み・乾燥しやすい髪質向けにトリートメントワックスとしてつくられたプリュムデュールの成分はいたってシンプル。

プリュム・デュール
(スタイルキープワックス) 60g

3,900円(税込)

界面活性剤、アルコール、合成着色料、合成香料は不使用。

ホホバ種子油やアルガニアスピノサ核油には保湿効果もあり、ヘアセットで髪の保湿・ヘアケアまで可能。敏感肌・小さなお子様にも使いやすいのが特徴です。


ワックスと頭皮の関係、まとめ

ワックスが頭皮に与える影響を最小限におさえるために、何よりまずはワックスの正しい使い方をマスターするのが大切です。

頭皮に付かないように髪に馴染ませるため、ドライヤーである程度、髪型を作ることからスタート。多すぎない適量を手にとって髪の根元から馴染ませ、毛束を作りつつ手ぐしで整えていきましょう。

このページがワックスを使うと頭皮に影響があるのかも?と心配されているあなたのお役に立てば幸いです。

ページ最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

プリュム・デュール
(スタイルキープワックス) 60g

3,900円(税込)

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