
くせ毛の方にはショートやショートボブなど、短めのヘアスタイルをおすすめすることが多いです。 ですが、ロングが駄目というわけではないんですよ。
くせ毛×ロングでも、似合わせる方法はあります。 今回はくせ毛ロングを扱いやすくするためのヘアケア方法や、おすすめのデザインをご紹介します。
「くせ毛でもロングヘアをキープしたい!」「ロングヘアを少しでもきれいに見せたい!」という方は、最後まで読んで参考にしてくださいね。
目次
くせ毛ロングのメリット&デメリット
どんなものにも、メリットもあればデメリットもあるものです。
まずは、くせ毛ロングのメリットとデメリット両方をお伝えしますね。
くせ毛ロングのメリット
- 髪の毛を結んでくせ毛を誤魔化すことができる
- 服装などに合わせて色々なアレンジを楽しむことができる
- 女性らしい雰囲気を出しやすい
- カットによってはパーマロングヘア風に見せることができる
くせ毛ロングのデメリット
- ヘアケアに時間がかかる
- パサパサすると老けたような印象を与えてしまう
- ショートなどと比べてメリハリをつけるのが難しい
メリット&デメリットはこのような感じです。 両方を考慮した上で、ヘアスタイルを決めるようにしましょう。
くせ毛の方必見!ロングヘアBefore&After紹介
次にくせ毛の方におすすめのロングヘアと、オーダーのポイントを解説していきます。
↑こちらのお客様はくせ毛で毛量も多めのため、かなり広がってしまっていました。
毛量が多いくせ毛さんは「ごわごわする」「ボリュームが出すぎる」「髪が多いせいで頭が大きく見えてしまう」等のお悩みを抱えがちですよね。
ですがカットで毛量を適度に調節し、ヘアケアを正しく行えば、afterのようなしなやかな状態になります。
ブローもサロントリートメントもしていませんが、ここまでまとまる髪にできるんですよ。
くせ毛・ロングヘアのカットオーダーのポイント
- 毛量をしっかり調節する(ただし毛先の梳きすぎはスカスカになるのでNG)
- 毛先がバラバラにならないようにまとまるようにカット
- 重たく見えてしまう場合は少し髪色を明るくするのもアリ
毛量が少なめのくせ毛さんにおすすめのロングヘア
毛量が少なめだったり1本1本の髪が細くてやわらかかったりすると、くせ毛でもボリュームが出にくかったりしますよね。
とはいえ広がりすぎるのも、おしゃれに見えないため、適度なまとまり感は必須になります。
そこで毛量が少なめ&細めの方は、レイヤーを入れてしっかり動きを出しましょう!
動きのあるヘアスタイルは、長さ問わずおすすめです。 動きを出してあげることによって、立体感が出て毛量が少なめなのが気になりにくくなるんですよ。
毛量が少な目のくせ毛・ロングヘアのオーダーのポイント
- レイヤーを入れて全体的に動きを出す
- 梳きすぎないようにする
- トップがふわっとするようにカットする(ペタンとしやすい場合は分け目を変えるのも有効)
縮毛矯正をやめたいくせ毛さんにおすすめのロングヘア
くせ毛の方の中には「長年縮毛矯正をかけていたけど、そろそろやめて、くせ毛を活かした髪型にシフトしたい」という方もいると思います。
実際、若い頃は縮毛矯正をかけていたけど年齢を重ねて卒業する方も多いんですよ。
縮毛矯正をやめてくせ毛を活かしていくためには、縮毛矯正が残っている毛先部分と、地毛の根元部分が上手く馴染むようにカットする必要があります。
ちなみに上の写真は、縮毛矯正がかかっている部分と地毛の部分が馴染むようにカットした後、毛先を軽く巻いて仕上げています。
このようにストレートになっている部分をコテで巻いてあげると、動きが出ておしゃれに見えますし、くせ毛部分とも馴染みやすくなるのでおすすめです!
くせ毛で縮毛矯正をやめたいロングヘアのオーダーのポイント
- 縮毛矯正が残っている部分とくせ毛の部分が馴染むようなデザインにする
- 縮毛矯正によって傷んでしまった部分はしっかりカットする
- 毛先を巻いた方が馴染むケースが多いので「コテで巻きやすいデザイン」にする
きれいなロングヘアをキープするためにはケアが大事!
メリット&デメリットのところにも書いたように、ロングヘアはヘアケアに時間がかかります。
ですがヘアケアを怠ってパサパサ髪になってしまうと、一気に老けたような印象を与えてしまうため、ヘアケアには力を入れていただきたいです!
基本的に短い髪よりも長い髪の方が、髪の状態が目立ちやすいです。
なのでしっかりとお手入れする必要があるんですね。 重要なのは、時々のサロンケアではなく毎日のホームケアです。 正しくホームケアを行って、髪を良い状態でキープしましょう!
乾燥しやすいくせ毛ロングにはアウトバストリートメントが必須
くせ毛は乾燥しやすいですし、ロングヘアだとどうしても毛先がパサつきがち。
そこでまずは、お風呂上りにアウトバストリートメントを使うようにしてみてください。
ドライヤーで乾かす前にヘアオイルなどをつけるだけなので、簡単ですよね。時間もそこまでかかりません。
ヘアオイルをアウトバストリートメントとして使うだけでも、上の写真のように髪の質感がかなり変わりますよ! なめらかになるので引っ掛かりにくくなり、切れ毛なども予防できます。
ちなみに上の写真で使っているのは、プリュムヘアオイルです。
プリュムヘアオイルは、アウトバストリートメントとしてもスタイリングオイルとしても使えるアイテムとなっています。
このように、くせ毛のごわごわ感が気になりにくくなったという嬉しい口コミもいただいています。
髪の質感を改善するヘアオイルなので、パサパサ感やごわつきが気になるくせ毛さんにぴったりですよ。
5,800円(税込)〜
くせ毛は広がりやすいのでスタイリングで「まとまり感」を出す
くせ毛はその性質上、広がりやすい&パサパサしやすいです。
ロングで髪が広がってしまうとボリューミーになりすぎるので、カットで毛量を調節するのはもちろん大事ですが、セットのときにまとまり感を出してあげることも重要になります。
↑このようにまとまり感としっとり感がプラスされるだけで、一気に髪がきれいに見えますよね!
くせ毛の方のセットには、スタイリング力が高いワックスをおすすめしています。
ただロングヘアの場合は、全体にワックスをつけるよりも「全体にはさらっとした質感のヘアオイルをつけて、ツヤ感やまとまり感が足りない部分にワックスを少量足す」という方法にした方が良いかもしれませんね。
ワックスのみで仕上げる場合、「セットしている感」が出てしまうからです。 ショートヘアなど束感を出したりした方が良い髪型の場合はワックスだけで良いんですが、自然な感じに仕上げた方が良いセミロング~ロングヘアの場合は、オイルとワックスの併用をおすすめします。
全体にオイルをつけた後、表面にだけワックスを付けましょう。
朝シャン派の方なら、ヘアオイルをつけてから髪を乾かして、その後パサつきが気になる部分にのみワックスを馴染ませてあげると良いですね。
このように、プリュムヘアオイルとプリュムワックスを併用した2ステップアウトバス(洗い流さない)トリートメントを使ってくださっているお客様も多いです。
9,300円(税込)〜
9,300円 (税込)
9,800円 (税込)
くせ毛のロングヘアに関するまとめ
今回はくせ毛ロングの方におすすめのヘアケア方法や、おすすめの髪型のポイントを解説しました。
少しでもくせ毛の方の参考になれば幸いです。 最後までお読みいただき、ありがとうございました!
3,500円(税込)〜