
「湿気の多い日は、髪をセットしてもすぐにうねる」
「梅雨や夏は、毎年くせ毛のせいで髪型がきまらない」
こんなお悩みありませんか?
湿気のせいで思うような髪型を楽しめないと、気分が落ち込んでしまう方も多いでしょう。
そこで今回は原宿の美容師が、くせ毛が湿気に弱い理由と「くせ毛の湿気対策」を解説!
湿気に負けないホームケアやスタイリングもご紹介します。
目次
くせ毛が湿気に弱い理由
くせ毛が湿気に弱い理由は、髪の性質と構造にあります。
くせ毛は、直毛と比較して「髪内部」の水分量が少なく、とても乾燥しやすい髪質です。
また、髪の歪みによって内部にたくさんの空洞が存在しています。
直毛やダメージを受けていない健康毛は「撥水性(はっすいせい)」の髪質と呼ばれ、水をはじく性質を持っています。
しかし、くせ毛は「吸水性」の髪質。
というのも、ダメージなどにより撥水性のあるキューティクルが剥がれ落ち、髪内部にあるスカスカの空洞が、空気中の湿気や水分を過剰に吸収してしまいます。
髪が水分を吸って「膨張」することで、うねったり広がる現象が生じやすいのです。
また、髪は本来「キューティクル」が表面を覆っており、外部刺激や水分から守っています。
ところが、このキューティクルが剥がれてしまうと、外部刺激、湿気から髪を守るものがなくなる状態となります。
その結果、空気が乾燥しているときには内部のたんぱく質やうるおいが流出しやすく、湿気が多い日には水分吸収が過剰に行われてしまうのです。
湿気が多い日でもくせ毛がうねらない方法
湿気が多い日でも「くせ毛」をうねりにくくする方法は、大きくわけて以下の3つ。
- 毛先は重めにカットする
- 髪内部の補修ケアをする
- 油分で髪をコーティング
ひとつずつ解説していきましょう。
毛先は重めにカットする
↑カット後、くせ毛用の2STEPアウトバストリートメントをつけました
梅雨や夏など、湿気の多い季節には毛先を少し重めにカットしたあと、スタイリングすることをおすすめします。
特に毛量が多い女性の場合には、美容院で「内側を梳いておきましょうか」と言われることがあると思いますが、基本的には断りましょう。
毛量調節は大切ですが、湿気の多い季節に梳きすぎてしまうと、短い毛が長い毛を押し上げるように膨らんでしまいます。
また、アホ毛と呼ばれる短い髪も多発するようになるため、注意が必要です。
僕の場合には、季節によってくせ毛さんのカット方法を変えています。
例えば「冬は軽めに梳くけど、湿気の多い梅雨時には重めに仕上げる」といったように、季節や状態に合わせてカットするのです。
↑カット後、くせ毛用の2STEPアウトバストリートメントをつけました
湿気の多い日でも、できるだけまとまりのある髪型をキープしたい場合には、毛先を梳きすぎないようにしましょう。
逆に、うねりを抑えるのではなく、くせ毛を活かしたいと思っている方には「軽さのある髪型」をおすすめしています。
最後にはスタイリング剤でセットすることもお忘れなく!
髪内部の補修ケアをする
くせ毛が湿気に弱いのは、髪内部にできた空洞に原因があるとお話しました。
この空洞には、本来髪のたんぱく質である「ケラチン」などが詰まっているべきなんです。
湿気に負けない髪を目指すには、髪内部の補修ケアを取り入れることが必要不可欠!
くせ毛さんのシャンプーやトリートメント、ヘアオイルなどのヘアケア製品は、補修成分「ケラチン」が配合されているものを選びましょう。
キューティクルの補修・保護効果も得られるため、内部からたんぱく質が流出するのを予防し、さらに空気中の水分から髪を守る効果も期待できます。
油分で髪をコーティング
湿気でうねるくせ毛は、髪を「油膜」でコーティングすることが大事。
水と油はお互いに弾き合う性質を持っています。
くせ毛は水分を吸収して膨張しやすいというお話をしましたね。
そのため、できるだけ水分を寄せ付けないことが、髪のうねりを効果的に予防する方法!
油分を多く含んだスタイリング剤などを使用して、髪の表面を覆ってあげるのです。
画像ではチリつく髪(捻転毛)を例にしていますが、どんなくせ毛でも効果は同じ。
スタイリング剤を選ぶ際には、水分が含まれていない製品を選んでください。
ムースやミスト、ジェルなどのスタイリング剤には水が多く配合されているため、くせ毛さんにはオススメできません。
湿気に負けない髪をつくるホームケア
湿気に負けない髪をつくるには、髪の補修ケアを徹底的に行うことが大事!
特に、毎日のシャンプー、トリートメント、ヘアオイルは毛髪補修成分が配合されているものを選びましょう。
徹底的な「毛髪補修ケア」でうねりにくい髪へ
湿気の多い日や雨の日に髪がうねってしまう「くせ毛さん」には、僕が美容師として開発したプリュムシャンプー&トリートメントがおすすめ。
注目の補修成分「ヘマチン」を高配合したシャンプーは、洗うたびに髪の芯からうるおいが満ちた状態へと導きます。
スカスカになった髪を補修するため、過剰な水分吸収+膨張が起こりにくい髪を実感していただけるはず。
↑美容室にいらしたお客様のお写真
また、洗浄成分の配合バランスにもこだわっているため、髪に必要なうるおいを残したままシャンプーできるのも大きな魅力。
実際に使ったお客様からは、喜びのお声がたくさん届いています。
質感が向上して髪が扱いやすくなったことで、お喜びの声をいただいております。
そして、シャンプー後のタオルドライした髪には、補修成分がたっぷり含まれている「プリュムヘアオイル」でケアすると、さらに効果的!
水分バランスの崩れた「くせ毛」を内部から整え、湿気に負けない髪の状態をつくります。
また、プリュムヘアオイルには補修成分「ケラチン」「シルク」を配合。
くせ毛の髪内部にできたスカスカの空洞を補修し、湿気の影響を受けにくい髪の状態へ導くヘアオイルです。
仕上げにはプリュムワックスで保湿スタイリング
補修ケアを行ったら、仕上げにはプリュムワックスで保湿コーティングをしましょう。
プリュムワックスは、厳選した保湿成分だけでお作りしたトリートメントワックス。
水分を一切使わず、油分のみの成分配合なので「くせ毛」を湿気から保護するスタイリング剤として最適です。
うねりや広がり、チリつきの原因となる湿気や水分をブロックして、まとまる髪をキープしてくれます。
ほんの少量のプリュムワックスを馴染ませるだけで、スタイリングにここまで差が出るんです!
プリュムワックスは、パサつきやすい髪にツヤをのせる効果もあるため、くせ毛女性をはじめ、ダメージ毛やエイジング毛で悩んでいる方にも大好評です。
髪にもお肌にも優しい成分でお作りしたワックスなので、寝る前の保湿ケアにも最適。
お肌がデリケートな方でも肌荒れの心配は一切なく、安心して毎日お使いいただけます。
湿気によるアホ毛対策にもおすすめ!
ぜひ、補修ケアと併せてお使いくださいね。
9,300円(税込)〜
9,300円 (税込)
9,800円 (税込)
まとめ
今回は、くせ毛が湿気に弱い理由と「湿気が多い日でもくせ毛がうねらない方法」を解説してきました。
湿気に負けない髪をつくるためには、徹底した補修ホームケア、そして保湿ワックスによるスタイリングが欠かせません。
これまで正しいケアをしてこなかった方にとっては、正直「面倒くさい」とか「難しそう」と感じるかもしれません。
実際に、ご紹介したケアを続けているお客様も、最初は「私にできるかしら?」と不安そうな方もいらっしゃいました。
しかし一度スタートしてしまえば、スキンケアと同じように、ケアすることが当たり前の日常になります。
ぜひ、この機会に正しいくせ毛ケアを始めてみてはいかがでしょうか。
9,300円(税込)〜
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